松尾富功禄
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松尾 富功禄(まつお ほくろく、1863年11月16日(文久3年10月6日[1][2][3]) - 1930年(昭和5年)3月10日[1][3][4])は、日本の政治家。高知市長。
経歴
[編集]土佐国香美郡山田野地村(のち山田町→土佐山田町、現在の香美市)に生まれる。寺子屋で学び、下等小学校を卒業。漢学塾で学ぶ[2]。香美郡役所に入り、筆生となる[2]。山田駅逓局四等郵便局取扱役、三等郵便局長、香美郡会議員、同議長となる[2]。1893年(明治26年)山田野地村に就任し、1921年(大正10年)まで務めた。この間、山田野地村は1896年(明治29年)山田町となり、同町長となった[2]。ほか、高知県会議員となり、のちに議長となった[1][2]。
1921年高知市長に就任[1]。在任中に高知市が都市計画法の適用を受け、都市計画地方委員会が結成された[1]。1925年(大正14年)には旭村を編入、鴨田村の一部も編入した[1]。魚市場の開設や上水道の開通などがあった[1]。
1925年に市長を退任。1930年に死去した[1][3][4]。