砂金(さきん・沙金、英語: placer gold)とは、砂状に細粒化した自然金。金鉱脈が川の浸食作用などで崩れ、川に流された後、川岸に溜まったり河口に流れ着いたものである。 大がかりな選鉱施設が不要で採取方法が簡単であることから、古くから個人単位での採取が行われてきた。金の採掘はもともと川で行われていた砂金採取が徐々に上流へと進んで、やがて山で金鉱脈の採掘が行われるようになったともいわれている。現代では砂金取りを体験できる施設が各地で営業しているほか、一部の河川では今でも実際に砂金を採取することが可能である。しかし、アマゾン川流域などではアマルガム法による採取が行われており、河川の深刻な水銀汚染を引き起こしている。