夢白あや
ゆめしろ あや 夢白 あや | |
---|---|
生年月日 | 8月27日 |
出身地 | 日本 東京都杉並区 |
身長 | 162cm |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2017年 - |
活動内容 |
2017年:宝塚歌劇団入団、宙組配属 2020年:雪組へ異動 2022年:雪組トップ娘役就任 |
所属劇団 | 宝塚歌劇団 |
公式サイト | 夢白あや 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『心中・恋の大和路』 『BONNIE & CLYDE』 『仮面のロマネスク』 『ベルサイユのばら』 |
夢白 あや(ゆめしろ あや、8月27日[1] - )は、宝塚歌劇団雪組に所属する娘役。雪組トップ娘役[2][3]。
東京都杉並区[4]、明星学園高等学校出身[4]。身長162cm[1]。愛称は「あや」[1]。
来歴
[編集]2015年、宝塚音楽学校入学。
2017年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に103期生として入団[5][6]。入団時の成績は4番[5]。雪組公演「幕末太陽傳/Dramatic “S”!」で初舞台[1]。その後、宙組に配属[5][7]。同年、組配属後1作目となる「神々の土地」新人公演で、ヒロイン級のイリナ役(本役:伶美うらら)に抜擢[3][7]。
2018年の阪急阪神初詣ポスターモデルに起用される[8][3]。同年の「異人たちのルネサンス」で新人公演初ヒロイン[3]。
2019年の「オーシャンズ11」で2度目の新人公演ヒロイン[9]。続く「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」で、バウホール公演初ヒロイン[10]。
2022年の「Sweet Little Rock 'n' Roll」で2度目のバウホール公演ヒロイン[12][13]。同年の「心中・恋の大和路」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、東上公演初ヒロイン[14][3]。同年12月26日付で雪組トップ娘役に就任[2][7]。彩風咲奈の2人目の相手役として、翌年の「BONNIE & CLYDE」(御園座公演)で新トップコンビお披露目[6][7]。
2024年の彩風の退団に伴い、朝美絢を2人目の相手役に迎え、同年の「愛の不時着」(東京建物 Brillia HALL・梅田芸術劇場公演)より、新トップコンビお披露目を果たすことが発表された[15]。
人物
[編集]6歳からクラシックバレエを習い、ミュージカル映画を見るのが好きだった[16]。
たまたまチケットが当たったブロードウェイの来日公演「雨に唄えば」を見て感激し、声楽も習い始める[16]。
そんな折、母と街中で、雪組公演「ルパン三世」のポスターを見て、「すごく格好いい」と魅了される[16]。母から受験を勧められ、宝塚の舞台を一度も観劇せぬまま音楽学校を受験し、1回で合格した[16]。
入学後、宝塚歌劇団員の名鑑である「宝塚おとめ」を持ち歩き、同期お勧めの公演DVDを片っ端から見た[16]。授業では初めて触れる芸事も多かったが、必死で食らいついていった[16]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2017年4 - 5月、雪組『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』『Dramatic “S”!』(宝塚大劇場のみ)
宙組時代
[編集]- 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - 新人公演:大公妃イリナ(イレーネ)(本役:伶美うらら)『クラシカル ビジュー』[3][7][16]
- 2018年1月、『WEST SIDE STORY』(東京国際フォーラム) - エニボディーズ
- 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - タトゥーキア、新人公演:リュイ(本役:水音志保)『シトラスの風-Sunrise-』
- 2018年7 - 8月、『WEST SIDE STORY』(梅田芸術劇場) - エニボディーズ
- 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』『異人たちのルネサンス』 - カテリーナ(少女)/ルクレツィア、新人公演:カテリーナ(本役:星風まどか) 新人公演初ヒロイン[注釈 1][17][17]
- 2019年2月、『黒い瞳』 - パルミラ『VIVA! FESTA! in HAKATA』(博多座)
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - 5年前のテス、新人公演:テス・オーシャン(本役:星風まどか) 新人公演ヒロイン[9]
- 2019年9月、『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』(バウホール) - キスミン バウ初ヒロイン[10]
- 2019年11 - 2020年2月、『El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』 - しず、新人公演:王妃マルガレーテ(本役:美風舞良)『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
- 2020年8 - 9月、『FLYING SAPA-フライング サパ-』(梅田芸術劇場・日生劇場) - イエレナ
雪組時代
[編集]- 2021年1 - 4月、『fff-フォルティッシッシモ-』 - ジュリエッタ・グイチャルディ『シルクロード〜盗賊と宝石〜』
- 2021年6月、『ヴェネチアの紋章』 - オリンピア『ル・ポァゾン 愛の媚薬-Again-』(全国ツアー)
- 2021年8 - 11月、『CITY HUNTER』 - アルマ・ダヤン、新人公演:冬野葉子(本役:野々花ひまり)『Fire Fever!』
- 2022年1月、『Sweet Little Rock 'n' Roll』(バウホール) - シンディー バウヒロイン[12][13]
- 2022年3 - 6月、『夢介千両みやげ』 - お糸、新人公演:浜次(本役:妃華ゆきの)『Sensational!』[4]
- 2022年7 - 8月、『心中・恋の大和路』(ドラマシティ・日本青年館) - 梅川 東上初ヒロイン[4][14]
- 2022年10 - 12月、『蒼穹の昴』 - ミセス・チャン、新人公演:西太后 慈禧(本役:一樹千尋)
雪組トップ娘役時代
[編集]- 2023年2 - 3月、『BONNIE & CLYDE』(御園座) - ボニー・パーカー トップお披露目公演[2][3]
- 2023年4 - 7月、『Lilac(ライラック)の夢路』 - エリーゼ、新人公演:ガレッティー夫人(本役:白峰ゆり)『ジュエル・ド・パリ!!』 大劇場トップお披露目公演[18]
- 2023年8 - 9月、『愛するには短すぎる』 - バーバラ・オブライエン『ジュエル・ド・パリ!!』(全国ツアー)[19]
- 2023年12 - 2024年2月、『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』 - ルイーザ・ドイル『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』[20]
- 2024年4 - 5月、『仮面のロマネスク』 - フランソワーズ・メルトゥイユ侯爵夫人『Gato Bonito!!』(全国ツアー)[21]
- 2024年7 - 10月、『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』 - マリー・アントワネット 初エトワール[22]
- 2024年11 - 12月、『愛の不時着』(東京建物 Brillia HALL・梅田芸術劇場) - ユン・セリ[15]
- 2025年3 - 6月、『ROBIN THE HERO』『オーヴァチュア!』[23]
出演イベント
[編集]- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』[注釈 2]
- 2019年12月、タカラヅカスペシャル2019『Beautiful Harmony』
広告
[編集]受賞歴
[編集]- 2020年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞[24]
- 2023年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 娘役賞[25]
- 2024年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2023年度努力賞[26]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、87頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c 夢白あや、宝塚歌劇雪組次期トップ娘役に決定「BONNIE & CLYDE」でお披露目 スポーツ報知。
- ^ a b c d e f g h i 宝塚歌劇団 次期雪組トップ娘役に6年目の夢白あや、12月25日付で退団する朝月希和の後任 日刊スポーツ。
- ^ a b c d <華宝塚>夢々しく繊細さ大切に 雪組・夢白あや 東京新聞。
- ^ a b c 『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2。
- ^ a b 彩風咲奈、夢白あや宝塚歌劇雪組新トップコンビお披露目公演、名古屋・御園座で開幕 サンスポ。
- ^ a b c d e 雪組新コンビお披露目は伝説のギャング トップ彩風が2人目相手役に夢白迎えボニー&クライド 日刊スポーツ。
- ^ a b “50年のあゆみ - 年の初めを飾るTOKK年始号 表紙特集”. 阪急阪神マーケティングソリューションズ. 2022年3月25日閲覧。
- ^ a b 宝塚宙組新人公演「オーシャンズ11」主演の鷹翔「がむしゃらに走りました」 デイリースポーツ。
- ^ a b 宝塚宙組スター瑠風輝 バウホール初主演開幕 デイリースポーツ。
- ^ 宝塚歌劇 雪組次期トップコンビに彩風咲奈&朝月希和 Sponichi Annex。
- ^ a b 宝塚雪組・縣千のバウホール初主演作が開幕「体に気を付けて乗り越えたい」 スポーツ報知。
- ^ a b 雪組縣千「笑顔で帰っていただけるように」宝塚バウホール初主演作初日 日刊スポーツ。
- ^ a b 宝塚 雪組スター和希そら主演 日本物の名作「心中・恋の大和路」開幕 デイリースポーツ。
- ^ a b 【宝塚】雪組次期トップに朝美絢 就任初作品で話題作「愛の不時着」挑戦 日刊スポーツ。
- ^ a b c d e f g 【華麗なる宝塚】宙組娘役、夢白あや 新人公演でヒロイン抜擢 産経WEST。
- ^ a b “宝塚宙組トップ娘役・星風まどか けがで1場面のみ代役登場”. デイリースポーツ. (2018年10月5日) 2019年10月10日閲覧。
- ^ 【宝塚】雪組彩風咲奈、夢白あやとの新コンビ本拠お披露目開幕 夢追う作品に109期初舞台生も 日刊スポーツ。
- ^ 宝塚 雪組全国ツアー開幕 トップ彩風咲奈「魅力を感じてもらえるよう駆け抜ける」 デイリースポーツ。
- ^ 【宝塚】本拠地・宝塚大劇場2カ月ぶり再開 雪組公演3週間遅れで開幕 日刊スポーツ。
- ^ 全国ツアー初主演の宝塚歌劇雪組・朝美絢、大阪で「初日、オメデトー・ボニート!」 スポーツ報知。
- ^ 雪組・彩風咲奈、原点「ベルばら」で最後の花道「愛が届くよう、心をこめて駆け抜けてまいりたい」 スポーツ報知。
- ^ 朝美絢・夢白あや雪組新トップコンビの大劇場お披露目公演は伝説のヒーロー描く「ROBIN THE HERO」 ステージナタリー。
- ^ 『2020年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2021年、55頁。ISBN 978-4-86649-159-2。
- ^ 『2023年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、83頁。ISBN 978-4-86649-259-9。
- ^ 『宝塚GRAPH 2024年9月号/宝塚通信』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、94頁。