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∴は、数学などでは「ゆえに(故に)」または「したがって(従って)」(therefore) と読み、それまでの内容から誘導できる結論に使用される学術記号である。
歴史
[編集]フロリアン・カジョリによると、数学者のヨハン・ハインリッヒ・ラーン(de)が1656年に自著で使用したのが最初である。
使用法
[編集]数学
[編集]証明などで使用される。
A = B
B = C
∴A = C
地図記号
[編集]国土地理院の地形図では地図記号として使われる。互いに無関係な2つの意味があり、
を表す。
省略
[編集]フリーメイソンや黄金の夜明け系秘教団体では、省略記号に使われる。A∴A∴ (銀の星 = Argenteum Astrum) のようなアクロニムで各文字の後に付けられる。
符号位置
[編集]記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
∴ | U+2234 |
1-1-72 |
∴ ∴ ∴ |
ゆえに THEREFORE |