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麻生香太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

麻生 香太郎(あそう こうたろう、1952年10月7日 - 2018年3月6日)は、日本作詞家音楽評論家エンターテインメント評論家。大阪府大阪市曾根崎生まれ、兵庫県出身。

略歴

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甲陽学院中学校・高等学校東京大学文学部卒業。作詞家を経て、1980年代半ばよりエンタテインメント・ジャーナリストに転身する。『日経エンタテインメント!』スーパーバイザーを務めていた。

TVステーション』で連載を務め、麻生もSEYMOURのペンネームでTM NETWORK中森明菜に作詞提供をした。

2018年3月6日、篩骨洞癌のため死去した。65歳[1]

評論活動

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エンタメ原理主義

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2014年から日経MJ紙上で隔週金曜日、評論コラムを執筆していた。

TVの壺

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麻生は2007年から2008年にかけて、『日本経済新聞』(夕刊)・テレビ欄(土曜日)において「エンターテインメント評論家」の肩書きで連載コラム「TVの壺」を執筆していた。

週刊朝日 麻生香太郎の芸能みなと町 1992〜1995

主な作詞作品

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麻生が作詞した作品は以下の通り。

  • あいざき進也
    • 「セクシー・レディー」「何かいいことないかな子猫ちゃん」(1977年)
  • 川﨑麻世
    • 「さすらいの英雄」「鏡の国の美少年」(1980年)
  • キャッツ★アイ
    • 「アバンチュール」「鏡よ鏡」「夢みるナイチンゲール」(1977年)
    • 「導火線」「大地震」「ジャンヌ・ダルク」「アンコール・アンコール」(1978年)
  • 小林幸子
    • 「春待ちれんげ草」「燃えつきるまで」(1978年)
    • 六時、七時、八時あなたは…」(1979年)
    • 「ふたりはひとり」(1980年)
    • 「うしろかげ」「夢よさめないで」「迷い鳥」(1981年)
  • TM NETWORK
    • 「カリビアーナ・ハイ」「クリストファー」「パノラマジック」(1984年)
    • 「永遠のパスポート」(1985年)
  • 榊原郁恵
    • 「微笑日記」「ふたしかフィーリング」(1979年)
  • 新沼謙治
    • 「黒潮列車」(1978年)
    • 「俺の空」(1980年)
    • 「北道路」(1986年)
    • 「渋谷ものがたり」(1990年)
  • 林寛子
    • 「アリスのように」(1977年)
  • 吉田真梨
    • 「水色の星」「まっ赤な耳たぶ」「元気ですか今はそれだけ」(1976年)
    • 「ひまわりの彩」「しだれやなぎ」(1978年)
  • その他
    • 「Earth of Love 〜未来の子供たちへのメッセージ〜」(1991年11月3日に福島市公会堂で行われた「第一回古関裕而記念音楽祭」参加曲、作曲:宮川泰 歌唱:西城秀樹)

著作

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  • 『ガキ主役産業の手帖 芸能界の「発想」から「経済ヒント」まで』(情報センター出版局、1986年)
  • 『世紀末男女コレクション』(マンガ:赤星たみこ二見書房、1993年)
  • 『ヒットのツボ ミリオンセラーはいかにして生まれたか』(日経BP出版センター、1994年)
  • 『ブレイク進化論』(情報センター出版局、1997年)
  • 『ジャパニーズ・エンタテインメント・リポート』(ダイヤモンド社、2006年)
  • 『誰がJ-POPを救えるかマスコミが語れない業界盛衰記』(朝日新聞出版、2013年)

コーディネート

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  • 松本人志「遺書」「松本」(朝日新聞社) 「シネマ坊主」(日経BP社) 「プレイ坊主」(集英社)

脚注

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関連項目

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外部リンク

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