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東新町駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東新町駅
駅舎(2009年9月)
ひがししんまち
Higashi-Shimmachi
新城 (1.0 km)
(1.2 km) 茶臼山
地図
所在地 愛知県新城市平井若杉12
北緯34度54分21.37秒 東経137度30分9.77秒 / 北緯34.9059361度 東経137.5027139度 / 34.9059361; 137.5027139座標: 北緯34度54分21.37秒 東経137度30分9.77秒 / 北緯34.9059361度 東経137.5027139度 / 34.9059361; 137.5027139
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 飯田線
キロ程 22.6 km(豊橋起点)
電報略号 シシ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
512人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1914年大正3年)1月1日
備考 簡易委託駅
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東新町駅(ひがししんまちえき)は、愛知県新城市平井若杉にある、東海旅客鉄道(JR東海)のである。

豊橋駅辰野駅を結ぶ飯田線中間駅途中駅)の一つである。新城市新城地区北部に位置し、駅周辺は同市中心市街地東端にあたる。開業は1914年大正3年)。豊川鉄道運営から国有化を経て、国鉄分割民営化に伴いJR東海に継承され現在に至っている。

歴史

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当駅を開設した豊川鉄道は、現在のJR飯田線南部に当たる豊橋 - 大海間を運営していた私鉄である。当駅を挟む新城 - 大海間が1900年明治33年)に開通した際当該区間に途中駅は開設されていなかったが、それから14年を経た1914年(大正3年)1月に当駅が開設された。

1943年昭和18年)8月、豊川鉄道線は買収・国有化され国鉄飯田線が成立する。これに伴い当駅も国鉄の駅となった。1971年(昭和46年)には開設時からの貨物取扱が廃止されて旅客駅となり、そのまま1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に継承されている。

年表

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅である。この駅から本長篠駅までホーム有効長は5両編成分であったが、現在は当駅の駅前踏切周辺区画整理に伴い、駅横豊橋側ホームが削られ、有効長が減り、4両編成が最長となった。また、かつては向かい側にもホームがあった[4]が、線路は剥がされ、ホーム跡のみが残る[5]

駅舎2008年(平成20年)に改築されたものが使用されている[4]

営業形態については2007年(平成19年)時点で、駅長配置駅(管理駅)である豊川駅の管理下に置かれた業務委託駅東海交通事業に業務を委託)で[6]JR全線きっぷうりばを設置していた[6]。しかし、JR東海は利用者減に伴い2012年(平成24年)3月末をもって業務委託を打ち切り無人駅とする方針を示した[7][8]。これを受けて新城市は2012年(平成24年)度の予算に「乗車券類販売事業」の費用を計上[9]、JR東海から新城市が簡易委託を受けて、同年4月1日から窓口業務を引継ぐこととした。当初、3年経過時に継続か撤退かを判断するとしていた[10][11]が、2023年令和5年)10月現在も継続している[12]

自動券売機は無いが、出札窓口が設けられている。

停車列車

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当駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方共1時間当たり概ね1本(ラッシュ時は最大2本)の列車が停車する。停車する種別は普通列車と、上り1本のみ設定されている快速列車の2種類であり、特急伊那路」は通過する。

駅周辺

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東新町駅周辺から西隣の新城駅周辺に至る地域は、「新城市中心市街地活性化基本計画」[13]にて新城市の中心市街地として位置付けられている。駅のある平井は、新城市の北部地区(旧・南設楽郡東郷村域)に当たる。

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
快速(上りのみ運転)・普通
新城駅 - 東新町駅 - 茶臼山駅

脚注

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  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、99頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「本年度は飯田線 静鉄 12月から営業近代化」『交通新聞』交通協力会、1971年8月7日、1面。
  3. ^ 【社長会見】TOICA利用エリアの拡大について』(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年12月21日。オリジナルの2023年12月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231221130449/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043119.pdf2023年12月21日閲覧 
  4. ^ a b 川島令三『中部ライン全線・全駅・全配線』 第4巻 塩尻駅-名古屋東部、講談社、2010年、34(配線図),76頁。ISBN 978-4-06-270064-1 方角は配線図と実際の地図との対照から補記。
  5. ^ 笠原香・塚本雅啓『タイムスリップ飯田線』大正出版、2007年、95頁。ISBN 978-4-8117-0657-3 
  6. ^ a b 『東海旅客鉄道20年史』、732・733頁
  7. ^ 『しんしろ市議会だより』No.27 平成24年2月15日 (PDF) 、p6(新城市ウェブサイト)
  8. ^ 「飯田線の3駅、4月から無人化へ 利用者大幅減に伴う措置」東愛知新聞、2011年11月23日配信
  9. ^ 新城市 平成24年度予算案の概要 (PDF) 」、p9,26(新城市ウェブサイト)
  10. ^ 『しんしろ市議会だより』N0.28 平成24年5月15日 (PDF) 、p11(新城市ウェブサイト)
  11. ^ 『平成24年3月定例会 予算・決算委員会(当初予算)記録』 (PDF) 、p3(新城市ウェブサイト)
  12. ^ 新城市議会議事録 - 2018年9月18日
  13. ^ 新城市中心市街地活性化基本計画」(新城市ウェブサイト)

関連項目

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