東上駅
東上駅 | |
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駅舎(2018年4月) | |
とうじょう Tōjō | |
◄江島 (1.6 km) (2.7 km) 野田城► | |
所在地 | 愛知県豊川市東上町東京寺46 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 17.0 km(豊橋起点) |
電報略号 | トセ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
[* 1]119人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)4月25日 |
備考 | 駅員無配置駅 |
東上駅(とうじょうえき)は、愛知県豊川市東上町東京寺(とうきょうじ)にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である。
概要
[編集]東上駅は、豊橋駅(愛知県)と辰野駅(長野県)を結ぶJR飯田線の中間駅(途中駅)の1つである。豊川市の北東部にあたる一宮地区(旧・宝飯郡一宮町域)に位置し、駅の辰野寄りすぐ先に豊川市と新城市の境界が通る。
1898年(明治31年)に豊川鉄道によって開設した。その後国有化を経て、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化に伴い、JR東海経営に移っている。
歴史
[編集]当駅を開設した豊川鉄道は、現在のJR飯田線南部に当たる豊橋 - 大海間を運営していた私鉄である。同鉄道線が三河一宮から新城まで延伸した1898年4月に、合わせて開業した。
1943年(昭和18年)8月、豊川鉄道線は買収・国有化され、国有鉄道飯田線が成立する。これによって当駅も国鉄の駅となった。1971年(昭和46年)には開業時からの貨物営業が廃止されて旅客駅となり、そのまま1987年4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に継承されている。
年表
[編集]- 1898年(明治31年)4月25日:豊川鉄道の駅として開設[1]。
- 1943年(昭和18年)8月1日:国有化、国鉄飯田線の駅となる[1]。
- 1963年(昭和38年)3月1日:貨物のうち、車扱貨物取扱廃止[1]。
- 1971年(昭和46年)12月1日:小口扱貨物の取り扱いを廃止し、貨物取扱全廃。荷物扱いも廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月24日:飯田線南部への列車集中制御装置 (CTC) 導入に伴い、無人駅化[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海が継承[1]。
- 2025年(令和7年)春:ICカード「TOICA」の利用が可能となる(予定)[3]。
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旧駅舎(2006年1月)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。単線上にある交換駅であり、列車交換(行違い)が可能。2017年現在のダイヤでは主に夕方以降で列車交換が行われる。
駅舎は1番線(上り線)ホーム側にあり、2つあるホームは構内踏切で繋がっている。駅員が配置されない無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅(駅長配置駅)である豊川駅管理下に置かれている[4]。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 飯田線 | 上り | 豊橋方面[5] |
2 | 下り | 中部天竜・飯田方面[5] |
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ホーム
利用状況
[編集]2020年度の乗車人員は1日当たり119人であった[* 1]。
近年では、1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 人数 |
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2002年(平成14年) | [* 2]189 |
2003年(平成15年) | [* 2]192 |
2004年(平成16年) | [* 2]176 |
2005年(平成17年) | [* 2]172 |
2006年(平成18年) | [* 2]159 |
2007年(平成19年) | [* 2]160 |
2008年(平成20年) | [* 3]160 |
2009年(平成21年) | [* 3]158 |
2010年(平成22年) | [* 3]149 |
2011年(平成23年) | [* 4]147 |
2012年(平成24年) | [* 4]147 |
2013年(平成25年) | [* 5]147 |
2014年(平成26年) | [* 5]149 |
2015年(平成27年) | [* 5]163 |
2016年(平成28年) | [* 6]161 |
2017年(平成29年) | [* 6]167 |
2018年(平成30年) | [* 1]174 |
2019年(令和元年) | [* 1]159 |
2020年(令和 | 2年)[* 1]119 |
停車列車
[編集]当駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方共1時間当たり概ね1・2本(ラッシュ時は最大3本)の列車が停車する。停車種別は普通列車と、上りのみに設定されている快速列車の2種類。また、特急「伊那路」も通過する。
駅周辺
[編集]駅自体は豊川市に位置するが、駅のすぐ東側を流れる境川を超えると新城市川田である。
バス路線
[編集]- 東上駅バス停
- 豊川市コミュニティバス 一宮地区地域路線「本宮線のんほい号」東回り
- 川田バス停(駅から約300m)
- 豊鉄バス新豊線
- 川田公民館前バス停(駅から約500m)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、98-99頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 東海旅客鉄道飯田支店(監修)『飯田線百年ものがたり』新葉社、2005年、92頁頁。
- ^ 『【社長会見】TOICA利用エリアの拡大について』(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年12月21日。オリジナルの2023年12月21日時点におけるアーカイブ 。2023年12月21日閲覧。
- ^ 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、732・733頁頁。
- ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイト各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。
- 豊川市の統計
- ^ a b c d e “豊川市の統計 令和3年版” (pdf). 豊川市. p. 46 (2022年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b c d e f “豊川市の統計 平成20年版” (pdf). 豊川市. p. 50 (2009年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b c “豊川市の統計 平成23年版” (pdf). 豊川市. p. 52 (2011年12月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b “豊川市の統計 平成25年版” (pdf). 豊川市. p. 44 (2014年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b c “豊川市の統計 平成28年版” (pdf). 豊川市. p. 36 (2017年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b “豊川市の統計 平成30年版” (pdf). 豊川市. p. 42 (2019年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。