市立札幌旭丘高等学校
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市立札幌旭丘高等学校 | |
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市立札幌旭丘高等学校(2013年9月撮影) | |
北緯43度2分15.6秒 東経141度19分11.5秒 / 北緯43.037667度 東経141.319861度座標: 北緯43度2分15.6秒 東経141度19分11.5秒 / 北緯43.037667度 東経141.319861度 | |
過去の名称 | 北海道札幌旭丘高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 札幌市 |
学区 | 北海道札幌市 |
校訓 | この坂 越えん |
設立年月日 | 1958年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 | 数理データサイエンス科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D101210100031 |
高校コード | 01123B |
所在地 | 〒064-8535 |
北海道札幌市中央区旭ヶ丘6丁目5番18号 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
市立札幌旭丘高等学校(しりつ さっぽろあさひがおかこうとうがっこう、Shiritsu Sapporo Asahigaoka High School)は、北海道札幌市中央区旭ヶ丘6丁目に所在する市立高等学校。
概要
[編集]1958年(昭和33年)に「高校不足の解消」を訴える市民運動から生まれた、札幌市で3番目[1]に開校した全日制の市立高校。地元では通称「ガオカ」と呼ばれており、学校祭は1989年(平成元年)度に「旭丘祭(ガオカサイ)」と命名された。
かつては、深夜に学校から定山渓温泉までを歩く「定山渓夜間遠足」や、札幌開成高校との運動会形式の対抗戦「旭丘・開成定期戦」など、伝統校ならではのユニークな行事があったが、いずれも現在は開催されていない。2004年(平成16年)度より制服が一新された。2008年(平成20年)度には創立50周年を迎え、1年生による「藻岩山登山遠足」(前年に開催)をはじめとした生徒中心の記念事業や、著名な卒業生による記念講演、演奏会など「50周年メモリアルイヤー」としてさまざまな取組みが実施された。
施設
[編集]- ラウンジ
- 年次ごとに専用ラウンジがあり、昼食などに利用される他、自習等にも利用されている。また、新聞や本が置かれているラウンジも存在する。
- 生徒ホール
- 1階中央階段横にあり、売店や複数台の自動販売機や印刷機が設置されている。ラウンジとは違い、どの年次も気兼ねなく利用できる施設となっている。なお、1階中央階段はやや螺旋状となっている。
- 売店
- 1階生徒ホールにあり、お弁当やパン、プリン・シュークリーム・バームクーヘン等のデザートの他、文房具や旭丘限定のグッズが他が販売されている。また、季節により、冷やしラーメンやジャージャー麺等も販売される。
- 職員室
- 廊下と一体になっており、用事がない場合の通行も可能である。各職員の机には生徒用の椅子が設けられている。
- ピロティ
- 屋内練習場です。
沿革
[編集]- 1958年
- 1959年12月20日 - 初代校舎が完成する。
- 1960年1月12日 - 初代校舎へ移転する。
- 1961年 - 校歌が制定される。
- 1962年 - アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市のジェファーソン高等学校(Jefferson High School)と姉妹校になる。
- 1969年 - 開校10周年記念会館、格技場が完成する。
- 1975年 - 家庭科教室、音楽室が完成する。
- 1987年 - 校舎が増築される。
- 1991年 - 2代目体育館が完成する。
- 1998年 - 道しるべ「この坂 越えん」が制定される。
- 2000年 - 校舎改築のため、仮設校舎へ移転する。
- 2001年
- 2003年 - アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ市の聖イノセント・エピスコパル校(Holy Innocents' Episcopal School)と姉妹校になる。
- 2004年 - 単位制が導入される。
- 2008年
- 2010年 - 大韓民国大田広域市の大田外国語高等学校と姉妹校になる。
- 2018年4月1日 - 校名を市立札幌旭丘高等学校に変更する。
- 2023年8月15日-文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール指定校の内定を受ける。
部活動・同好会・外局
[編集]2023年度現在、14の体育系部活動、12の文化系部活動・同好会、5の外局がある。
体育系部活動
[編集]男子テニス部、弓道部、卓球部、チアリーディング部は過去全国大会にも出場経験がある。
文化系部活動
[編集]道しるべ(校訓)
[編集]この坂 越えん
- 一般にいう校訓の代わりに「道しるべ」の語を用いている。
著名な出身者
[編集]政治・行政
[編集]経済
[編集]- 佐藤良雄(キャリアバンク創業者・社長、エコミック創業者・元社長、元コンサドーレサポーターズ持株会理事長)
- 堰八義博(北海道銀行会長、北海道経済連合会副会長)
- 曽我貴也(日本郵船社長、1年途中まで在籍)
- 田中弦(Unipos創業者・CEO)
- 星野康二(スタジオジブリ社長、前ウォルト・ディズニー・ジャパン社長)
- 森川真行(プロデューサー、ファインエンターテイメント社長)
法曹
[編集]学問
[編集]- 加藤宣之(ウイルス学者、岡山大学名誉教授)
- 合田圭介(科学者、東京大学大学院教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員教授、武漢大学客員教授)
- 丹野忠晋(経済学者、拓殖大学教授)
- 寺島実郎(経済学者、早稲田大学大学院教授)
- 鴫原正世(光塩学園女子短期大学学長)
- 中島健(工学者、京都大学名誉教授、元日本原子力学会会長)
- 西村和雄(経済学者、京都大学名誉教授)
- 増淵敏之 (地理学者、法政大学大学院教授)
- 篠田謙一 (分子人類学者、医学博士、国立科学博物館長)
- 山口博教(経済学者、北星学園大学教授)
教育
[編集]文化
[編集]芸能
[編集]- 叶正子(歌手、サーカスのメンバー)
- サワグチカズヒコ(作曲家・歌手)
- 橘家富蔵(落語家)
- 六代目春風亭柳朝(落語家)
- 谷崎尚之(俳優)
- 福井シンリ(作曲家・サウンドプロデューサー)
- 山本祐香(タレント)
マスコミ
[編集]その他
[編集]脚注
[編集]- ^ 札幌市立第一高等学校(現・札幌東高等学校、1955年に道立移管した。前身校は旧制札幌市立高等女学校)、札幌市立第二高等学校(1949年に廃校となった。前身校は旧制札幌市立中学校)に次いで3番目である。
- ^ 「International Communication Club」の略。