出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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視
- 形声。「見」+音符「示 /*KI/」。「みる」を意味する漢語{視 /*giʔ/}を表す字。
- 甲骨文字では「*見」で、「目」+「人」の目を強調した人の形。「見」とは別字(「見」は「目」+「卩」で、跪いて目を強調した人の形)。
金文で声符「氏/*teʔ/」や「氐/*tˤij/」の形声字「𬡼」になり、楚文字(簡帛文字)で声符「示」の形声字になった。
- かつて「会意形声文字」と解釈する説があったが、根拠のない憶測に基づく誤った分析である。
- 注意してよく見る。
- 見なす。
- 音読み
- 訓読み
- 常用漢字表内
- 常用漢字表内の訓読みはありません。
- 常用漢字表外
- み-る
- 見なす。
- 同一視、敵視、友視、度外視
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
否定 |
視しない |
未然形 + ない
|
否定(古風) |
視せず |
未然形 + ず
|
自発・受身 可能・尊敬 |
視される |
未然形 + れる
|
丁寧 |
視します |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
視した |
連用形 + た
|
言い切り |
視する |
終止形のみ
|
名詞化 |
視すること |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
視すれば |
仮定形 + ば
|
命令 |
視しろ 視せよ |
命令形のみ
|
視 *
視 *
視 *
- (複数形で)見る。
- Unicode
- 16進: 8996
視
- 10進: 35222
視
- JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- 四角号碼 : 36210
- 倉頡入力法 : 戈火月山山 (IFBUU)