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{{DEFAULTSORT:しゆしゆたいと}}
{{see|守株待兔}}
=={{ja}}==
[[category:{{ja}}]]
==={{idiom}}===
[[category:{{ja}}_{{idiom}}]]
[[category:故事成語]]
{{jachar|守|株|待|兎}}（しゅしゅたいと）

# [[たなぼた]]を[[期待]]すること。[[偶然]]の[[成功]][[体験]]に執着して、新たな行動ができず、結果として何も得られないこと。[[株を守りて兎を待つ]]。

====由来====
*『[[w:韓非子|韓非子]]・五蠹』
*（白文）
*:宋人有耕田者。田中有株。兎走触株、折頸而死。因釋其耒而守株、冀復得兎。兎不可復得、而身為宋国笑。今欲以先王之政、治當世之民、皆守株之類也。
*(現代語訳)
*:宋の国の農民が畑を耕していた時のことである、畑にあった切り株に、駆けてきた兎が触れ、転んで首の骨を折って死んだ。これを見て、農民は耒（すき）を置いて（畑を耕すのを止めて）、株を見守って、また、兎が飛び込んでくることを待った。兎を2度と得ることはなく、国中の笑いものとなった。今、古の王の為政法をもって、現在の民を治めようとするのは、全くこの「株を守る」類のことである。
*（解説）
*:「宋」は{{wikipedia-s|殷}}の[[遺民]]が封ぜられた国であり、夏の遺民が封ぜられた{{wikipedia-s|杞}}同様（「[[杞憂]]」参照）、周代後期以降、時代遅れの風習を有する国との[[w:ステレオタイプ|ステレオタイプ]]のイメージがあり、このような例の引き合いに出された。また、「欲以先王之政治當世之民」は、[[w:周公旦|周公旦]]の政治を理想とする[[儒教]]に対する批判と解されている。
[[Category:由来 韓非子]]

===={{rel}}====
*[[守株]]

===={{syn}}====
*[[旧套墨守]]
*[[因循姑息]]

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