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(更新: ORICON NEWS
ホラン千秋、キャスターで培った経験が足かせに!? 久々のドラマレギュラー出演でひたむきに芝居と向き合う【オリコン ライターズ】

 「よろしくお願いしまーす!」と元気よく満面の笑みで登場した、キャスターでありタレントのホラン千秋。ヘルメットをかぶり、ゴーグルを着用したライターの珍妙な容姿を見るにつけ「なんだかつっこみどころ満載の格好ですけど、そのゴーグルから私のこと、ちゃんと見えていますか(笑)?」といぶかしげ。テレビの収録に不慣れなライターをあえていじってくれるあたりに優しさが溢れていた。この日も謎のライターがゲストの出演番組やプライベートについて直撃取材する『ライターズ!』(日本テレビ系/毎週日曜 深1:25)収録がスタートした。

自身が演じるキャラには「”わかりみ”しかない」

 小池栄子が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ『コタツがない家』(毎週水曜 後10:00)が18日にスタートする。夢見ていた家族の生活とはほど遠く、 夫・息子・父という 3 人のダメ男たちを養う羽目になってしまった、敏腕ウェディングプランナーである深堀万里江(小池)。価値観が多様になった現代に、家族の幸せの形はそれぞれ違って当たり前。いまの時代ならではの「家族の幸せ」を世に問いかける、笑って泣けるネオ・ホームドラマだ。同作にてホランは、主人公の職場の後輩であるウェディングプランナーの八塚志織(やつか・しおり)を演じる。

 「オファーをいただいた時は本当にびっくりしました。予想外すぎて、『え、何で私?』、『演技のオファーであってます?』みたいな(笑)。いかんせん、俳優業に関しては、昔はちょこっとやっていたのですが、ここ何年も開店休業中でしたので本当に驚きました。その後、いろいろ聞いてみたら間違いなく私へのオファーだったので、私でよければもちろん!ぜひお願いしますという気持ちでお受けしました」

 役柄に対する思いを聞くと「今どきの言葉でいうと”わかりみ”しかないです。あれ、”わかりみ”って今どきの言葉ですよね…あれ、もう古い(笑)!?」と周囲に確認しつつ、思いの丈を熱く語った。

『コタツがない家』より(C)日本テレビ

『コタツがない家』より(C)日本テレビ

 「本当に共感しかないと言いますか。志織は小池さん演じるウェディングプランナーの万里江に憧れて、彼女の会社でキャリアを積もうと日々頑張っているんですね。その業界を志したからには結婚にも憧れがあって。ただひとつ問題なのは、お付き合いしている彼が、結婚に前向きではないということ。結婚したい思いがあり、大切に思っている相手もいるのに、“結婚”という一点において価値観が合わないっていう…。本当にいろんな奇跡が重ならないと、結婚には辿り着かないんだなと思います。なんか、本当に『頑張れ! 私も応援しているから!』と思うくらい、志織に対する共感が深いんです」

『コタツがない家』より(C)日本テレビ

『コタツがない家』より(C)日本テレビ

 普段はキャスターとして活動しているが、俳優業とは、どうテンションを使い分けているのだろうか。

 「よくスイッチの切り替えはどうしているのかと聞かれますが、正直あまり考えていません。いろんなお仕事をさせてもらっている中で、どれも自分が持っている要素のひとつを、ちょっと強めに出したり弱めしたりするチューニングだけで、スイッチは意識しないタイプですね」

 さらに「だって、仮にですよ」と加える。

 「気持ちを切り替えるためのスイッチがあったとして、それを説明する際に『私、役柄を引きずっちゃうので、なるべく切り替えるようにしているんですよ〜』とか私が言っていたら引きませんか!? 久しぶりにドラマ出演のチャンスをいただいたのに、気取っていると思われたくないので、そういう部分も含めてキャスターだからとか俳優だからとかいうことは一切、意識しておりません、はい(笑)」
 ドラマのレギュラー出演は久々というだけあり、セリフはどのように覚えているのか。数年ぶりの作業に、覚え方すら忘れていたという。
 
 「今回は仮の台本をいただいた段階から、中学生の頃にやっていた英語の教科書を丸暗記するみたいな感じで、毎日何度も声に出して読んでいました。それを繰り返し続けると物語の流れが入ってくるので、決定の台本が来たときに少し修正するだけで済むんです。とにかく目を通して読む! それにつきます」

 セリフを覚える際、環境にこだわる俳優もいるが、それについては「ないですないです!」ときっぱり。

 「とにかくいろんな環境で読むということが私にとっては大事なんです。家の中だと誰もいないので、自分が心地よい環境でしか口に出して読んでないわけじゃないですか。そうなると、周りに人が現れた瞬間に状況が変わっちゃうから、対応できなくなってしまうんです。だから楽屋で練習したり、移動中の車で試したりと、いろんなところでセリフを言うことで、どんな状況であっても言葉が出てくるように心がけています。現場で迷惑はかけられないので」

滑舌のいいハキハキとしたセリフ回しが悪目立ち…

 ここでドラマの現場スタッフから、ホランのタレコミが紹介された。それは、ホランの滑舌がよすぎることについてだった。

 「スタッフさん的には困ってしまったというお話ですよね(笑)。滑舌の良さを褒められたわけではなく、よすぎるからもうちょっと普通に話してほしいということで…。撮影中、結婚式についてお客様と打ち合わせを進めるというシーンがあったのですが、そもそも日常の中でも、会社の同僚と話している時とお客様と話している時って、話し方が全然違うじゃないですか。だからお客様が来たので、いつもよりちゃんと話さなきゃいけないと思ってハキハキと喋ったら、あまりにもハキハキしすぎて浮いてしまったっていう(苦笑)。ゆっくり話してほしいと言われたので、その通りにやってみたらハキハキさが若干薄まりました」

 さらにもうひとつ、タレコミ…というか疑惑が。自身の誕生日だった9月28日に、サプライズでお祝いをしてもらったが、本当は事前に知っていたのでは、というもの。これに対しホランは、目を大きく見開きながら「いや本当に知らなかったんですよ! 急に始まったんです!」と、驚いた様子で語った。

 「超サプライズでした。ドラマの現場って、動きや段取りを確認して、それが終わった後に一度、みんなそれぞれメイクを直したりマイクつけたりなどのチェックをするんですけど、私もその準備をしようと思って立ち上がろうとしたら、スタッフさんが『今日はホランさんの誕生日でーす!』って、急にみんなの前で言ってくださって。全然予期していなかったことと、それが朝7時くらいだったので、おかげさまで目がシャキッと覚めました。とてもありがたかったです。みなさんにお祝いしていただいてうれしかったですし、花束までいただいて本当に素敵な1日になりました」
 最後にドラマの見どころについて、フリップに一筆したためてもらうことに。書かれた言葉は「万里江の七転八起」。
 「これは主人公の万里江が、たとえば息子が反抗期であったり夫が働かなかったり、実父が急に転がり込んできたりと、家庭が大変な状況に陥るわけです。また会社に行けばいろんなハプニングが起こり、人間関係でも悩む日々。毎話『もう勘弁してよ!』というゴタゴタが起きて、そのたびにひとつずつ解決していって、毎回起き上がるわけです。その姿をぜひご覧になっていただきたいです。今のところ4話くらいまで台本をいただいていますが、最終的に万里江の家族はいったいどうなるのか、私も知らないなので、本当に気になります。あと私が演じる志織も最後は結婚するのかしないのか、はたまた新たな恋が生まれるのか、そこもまだ知らされていないので楽しみです。笑いと涙に包まれた、心温まるドタバタ喜劇、ぜひご覧になってください」

『ライターズ!』(毎週日曜 深1:25)これまでのインタビュー【オリコン ライターズ】



日本テレビ系連続ドラマ『コタツがない家』ポスタービジュアル(C)日本テレビ

日本テレビ系連続ドラマ『コタツがない家』ポスタービジュアル(C)日本テレビ

日本テレビ系連続ドラマ『コタツがない家』
(毎週水曜 後10:00)
 小池栄子が民放GP帯(ゴールデン・プライム)初主演を務め、夫・息子・父のダメ男3人を養うことになったやり手ウエディングプランナー・深堀万里江(小池)の奮闘を描くネオ・ホームコメディー。日本テレビ系『俺の話は長い』(2019)のスタッフチームが再タッグを組み、向田邦子賞を受賞した金子茂樹氏が脚本を担当する。
https://www.ntv.co.jp/kotatsuganaiie/

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