道信(どうしん)は、中国禅宗の四祖。諡は大醫禅師。蘄州黄梅県を中心として布教に励み、弟子の五祖弘忍と共に「東山法門」と呼ばれる一大勢力を築き、後の禅宗の母胎を形成する。 俗姓は司馬、『景徳傳燈録』など後世の資料では河内郡温県(河南省焦作市温県)の本貫(河内司馬氏)とされる。『続高僧伝』では出身地は不詳。