汪兆銘政権(おうちょうめいせいけん)は、1940年3月30日から1945年8月16日にかけて存在した、中華民国の国民政府。日中戦争における日本軍占領地に成立した親日政権。 行政院長(首相)は汪兆銘(汪精衛)、汪が死去した1944年11月以降は陳公博が務めた。スローガンは、「和平・反共・建国」。首都は南京、最大都市は上海。政府は中華民国国民政府(ちゅうかみんこくこくみんせいふ)と称されていた。中華民国南京国民政府(ちゅうかみんこくなんきんこくみんせいふ)の名で呼ばれることも多い。