[go: up one dir, main page]

北岡駅

かつて北海道虻田郡に存在した胆振線の廃駅

北岡駅(きたおかえき)は、北海道後志支庁虻田郡京極町字北岡にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)胆振線廃駅)である[1]事務管理コードは▲131916[3]

北岡駅
京極側から望む駅跡(2005年8月20日撮影)
きたおか
Kitaoka
京極 (3.0 km)
(2.3 km) 寒別
所在地 北海道虻田郡京極町字北岡
北緯42度52分45.2秒 東経140度51分0.2秒 / 北緯42.879222度 東経140.850056度 / 42.879222; 140.850056座標: 北緯42度52分45.2秒 東経140度51分0.2秒 / 北緯42.879222度 東経140.850056度 / 42.879222; 140.850056
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 胆振線
キロ程 72.6 km(伊達紋別起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1960年昭和35年)10月1日[1]
廃止年月日 1986年昭和61年)11月1日[2]
備考 胆振線廃線に伴い廃駅[1]
テンプレートを表示
1976年の北岡駅と周囲約500m範囲。左上が倶知安方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

歴史

編集

駅名の由来

編集

所在地名より[7]。「京極の北にある高台」であることによる命名[7]

駅構造

編集

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の北東側(倶知安方面に向かって右手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[5]

無人駅となっており、駅舎は無かったが出入口附近に待合所を有した[8]。ホーム東側の出入口は階段となっていた[8]

利用状況

編集
  • 1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は8人[5]

駅周辺

編集

駅跡

編集

2001年(平成13年)時点ではビート畑の中に待合所のみが残存しており[10]、2010年(平成22年)時点[11]、2011年(平成23年)時点でも同様であった[8]。線路跡は畑に編入されていた[8]。待合所は物置として利用されており、附近の道路には踏切の跡が残っている。

隣の駅

編集
日本国有鉄道
胆振線
京極駅 - 北岡駅 - 寒別駅

脚注

編集
  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、859-860頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b “日本国有鉄道公示第109号”. 官報. (1986年10月14日) 
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、226頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  4. ^ “日本国有鉄道公示第462号”. 官報. (1960年9月30日) 
  5. ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)94ページより。
  6. ^ 「通報 ●胆振線北岡外1駅の設置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1960年9月30日、3面。
  7. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、81頁。ASIN B000J9RBUY 
  8. ^ a b c d 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)205,208ページより。
  9. ^ a b 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)6ページより。
  10. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVIII』(JTBパブリッシング2001年8月発行)68-69ページより。
  11. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)152-154ページより。

関連項目

編集