九条立子
鎌倉時代の后妃、女院、九条良経女、順徳天皇中宮、仲恭天皇母
九条 立子（くじょう たつこ/りっし、建久3年（1192年） - 宝治元年12月21日（1248年1月18日））は鎌倉時代の后妃、女院。摂政九条良経の長女（母は権大納言一条能保の女）で、順徳天皇の中宮となる。仲恭天皇の母。院号は東一条院（ひがしいちじょういん）。法名は清浄観。
| 九条 立子 | |
|---|---|
第84代天皇后 | |
| 皇后 |
承元5年1月22日（1211年2月7日） （中宮） |
東一条院 | |
| 院号宣下 | 承久4年3月25日（1222年5月8日） |
| 誕生 | 建久3年（1192年） |
| 崩御 |
宝治元年12月21日（1248年1月18日） |
| 諱 | 立子（りっし/たつこ） |
| 氏族 | 藤原氏（九条家） |
| 父親 | 九条良経 |
| 母親 | 一条能保女 |
| 配偶者 | 順徳天皇 |
| 入内 | 承元3年3月23日（1209年4月28日） |
| 子女 |
諦子内親王 仲恭天皇 |
| 女御宣下 | 承元4年12月29日（1211年1月15日） |
生涯
編集承元3年（1209年）に順徳天皇のもとへ入内したが、『愚管抄』によれば、当初は土御門天皇に入内させるべく準備が進められていたところを、後鳥羽院たっての要請により弟で東宮の守成親王、後の順徳天皇への入内が決められたという[注 1]。承元4年12月29日（西暦1211年1月15日）に女御宣下され、翌承元5年1月22日（1211年2月7日）には中宮に冊立。建保5年（1217年）3月22日諦子内親王（明義門院）を出産。建保6年（1218年）10月10日には懐成親王、後の九条廃帝（仲恭天皇）を出産する。
承久3年（1221年）の承久の乱で、夫・順徳上皇が佐渡島に配流となると、その翌年の3月25日に院号宣下あって、東一条院となる。嘉禄2年（1226年）8月7日出家。宝治元年（1247年）崩御。享年57。
補注
編集注釈
編集出典
編集関連項目
編集- 大炊御門麗子（土御門天皇中宮、陰明門院）
参考文献
編集- 『日本女性人名辞典』日本図書センター、1998年。
- 栗山圭子「准母立后制にみる中世前期の王家」『中世王家の成立と院政』吉川弘文館、2012年（原著2001年）。ISBN 978-4-642-02910-0。 - 初出：『日本史研究』465号
この項目は、日本の皇室、皇族に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（Category:日本の皇族）。 |
この項目は、日本の歴史に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:日本/P:歴史/P:歴史学/PJ日本史）。 |