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YMO GO HOME!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『YMO GO HOME!』
YMOベスト・アルバム
リリース
録音 1978年 - 1993年
ジャンル テクノポップ
テクノ
時間
レーベル 東芝EMI/イーストワールド
プロデュース 細野晴臣
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 6位(オリコン[1]
  • YMO アルバム 年表
    We Love YMO
    1998年
    YMO GO HOME!
    1999年
    ONE MORE YMO
    2000年
    テンプレートを表示

    YMO GO HOME!』(ワイエムオー・ゴー・ホーム!)は、イエロー・マジック・オーケストラ(以下、YMO)のベスト・アルバム1999年9月22日東芝EMI/イーストワールドからリリースされた。

    制作

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    YMO結成20周年を記念して発売されたベスト・アルバム。本作は、キャリア初となる公式ベスト・アルバムとして、細野晴臣が選曲を担当した[2]。タイトルには「YMOを家に帰す」「YMOはもういいよ」の意味が込められており、細野は本作のライナーノーツでも「今世紀を最後にYMOとはお別れしたいという強い気持ちを持っている」「もうこれで最後にしてほしい」と述べている。

    また、初のデジタルリマスタリング作品でもあり、リマスタリングは小池光夫が手がけた。ボーナス・トラックには、1980年の『写楽祭』で演奏された[注 1]Where Have All The Flowers Gone?」と「La Femme Chinoise」が収録されている。それぞれアコースティック・トリオで演奏され、YMOメンバーのギター演奏を聴くことができる。

    リリース

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    1999年9月22日東芝EMIのイーストワールドレーベルよりリリースされた。

    2007年3月21日ソニー・ミュージックダイレクトのGTmusicより再リリースされた。

    ディスクジャケット

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    ジャケットデザインは、テイ・トウワが担当した。

    リリース履歴

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    No. 日付 国名 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
    1 1999年9月22日 日本 東芝EMI/イーストワールド CD TOCT-24231〜2 6位 初回プレスのみ特製BOX仕様。
    2 2007年3月21日 ソニー・ミュージックダイレクト/GTmusic MHCL-1043〜4 198位

    収録曲

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    Disc 1
    全編曲: YMO。
    #タイトル作詞作曲時間
    1.「JINGLE“Y.M.O.”」 イエロー・マジック・オーケストラ
    2.RYDEEN 高橋ユキヒロ
    3.BEHIND THE MASKクリス・モズデル坂本龍一
    4.INSOMNIAクリス・モズデル細野晴臣
    5.CUE高橋幸宏、細野晴臣、ピーター・バラカン高橋幸宏、細野晴臣
    6.「U・T」 YMO
    7.「NICE AGE」クリス・モズデル高橋ユキヒロ、坂本龍一
    8.体操/TAISO坂本龍一坂本龍一、YMO
    9.「COSMIC SURFIN'」 細野晴臣
    10.以心電信/YOU'VE GOT TO HELP YOURSELF細野晴臣、ピーター・バラカン坂本龍一、高橋幸宏
    11.ポケットが虹でいっぱい/POCKETFUL OF RAINBOWSフレッド・ワイズ英語版ベン・ワイズマン英語版
    日本語訳:湯川れい子
    フレッド・ワイズ、ベン・ワイズマン
    12.東風/TONG POO (SPECIAL DJ COPY) 坂本龍一
    13.中国女/LA FEMME CHINOISE (ACOUSTIC VERSION)」クリス・モズデル高橋ユキヒロ
    14.「FIRECRACKER」 マーティン・デニー
    合計時間:
    Disc 2
    #タイトル作詞作曲時間
    1.「MULTIPLIES」 エルマー・バーンスタイン、イエロー・マジック・オーケストラ
    2.TIGHTEN UP (A&M MIX)」ビリー・ブッチャーアーチー・ベル
    3.SIMOONクリス・モズデル細野晴臣
    4.「CITIZENS OF SCIENCE」クリス・モズデル坂本龍一
    5.「CAMOUFLAGE」高橋幸宏、ピーター・バラカン高橋幸宏
    6.「GRADATED GREY」細野晴臣、ピーター・バラカン細野晴臣
    7.「PURE JAM」高橋幸宏、ピーター・バラカン高橋幸宏
    8.「LOTUS LOVE」細野晴臣細野晴臣
    9.君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-松本隆YMO
    10.「SHADOWS ON THE GROUND」坂本龍一、高橋幸宏、ピーター・バラカン坂本龍一、高橋幸宏
    11.BE A SUPERMAN坂本龍一、高橋幸宏坂本龍一、高橋幸宏
    12.WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE? (ACOUSTIC VERSION)ピート・シーガーピート・シーガー
    13.TECHNOPOLIS 坂本龍一
    14.「THE END OF ASIA」 坂本龍一

    曲解説

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    Disc 1

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    1. JINGLE“Y.M.O.”
      • 次トラックが「NICE AGE」でないため、小林克也による曲紹介はカットしてジングル単体で収録されている。
    2. RYDEEN
    3. BEHIND THE MASK
    4. INSOMNIA
    5. CUE
    6. U・T
    7. NICE AGE
      • シングル及びアルバム『X∞Multiplies』(1980年)収録版と同じフェードアウトバージョンで収録している[注 2]。ミックスはアルバム『増殖』(1980年)収録のカットアウトバージョンとの違いはない。
    8. 体操/TAISO
    9. COSMIC SURFIN'
    10. 以心電信/YOU'VE GOT TO HELP YOURSELF
      • フェイドアウトの遅いアルバムバージョンで収録。
    11. ポケットが虹でいっぱい/POCKETFUL OF RAINBOWS
      • シングルバージョンで収録されている。
    12. 東風/TONG POO (SPECIAL DJ COPY)
    13. 中国女/LA FEMME CHINOISE (ACOUSTIC VERSION)
    14. FIRECRACKER

    Disc 2

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    1. MULTIPLIES
    2. TIGHTEN UP (A&M MIX)
    3. SIMOON
    4. CITIZENS OF SCIENCE
    5. CAMOUFLAGE
    6. GRADATED GREY
    7. PURE JAM
    8. LOTUS LOVE
    9. 君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-
    10. SHADOWS ON THE GROUND
    11. BE A SUPERMAN
    12. WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE? (ACOUSTIC VERSION)
    13. TECHNOPOLIS
    14. THE END OF ASIA

    脚注

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    注釈

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    1. ^ スタジオで録音され、ライヴ演奏と称して披露されたもの。
    2. ^ シングルの方がフェイドアウトが早い。

    出典

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    1. ^ GO HOME! | YELLOW MAGIC ORCHESTRA”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2023年4月9日閲覧。
    2. ^ YMO / YMO GO HOME![2CD][廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2021年7月23日閲覧。