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UkiUkiView

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

UkiUkiView(ウキウキView)とは、Android上で動作する拡張現実ソフトウェアである。Android版クライアントは、株式会社ブリリアントサービスおよびシャープビジネスコンピュータソフトウェア株式会社(SHARP BUSINESS COMPUTER SOFTWARE INC.)が無償で提供している。2011年1月27日にはブラウザ版がリリースされている。

概要

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2009年11月18日、株式会社ブリリアントサービスの近藤昭雄が、Embedded Technology 2009で「ウキウキView」を披露した。ウキウキ!VIEWクライアントはオープンソースで公開されている。ブリリアントサービスはサーバーを提供しており、対応サービスのアフィリエイト収入により収益を図っている。

  • SBC製UkiUkiViewクライアントはAndroid 1.6以上にインストールできる。2011年5月20日公開の1.71が最新版。
  • ブリリアントサービス製ウキウキViewクライアントはAndroid 1.5以上にインストールできる。2010年6月10日公開の0.6.5が最新版。
  • サーバは、Amazon EC2を利用。同業他社のセカイカメラと同じサービスを利用している。

対応サービス

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プレインストール

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SBC製UkiUkiViewクライアントは、docomoの一部スマートフォンにプレインストールして出荷されている。

  • SH-10B 2010年7月23日発売
  • SH-03C 2010年12月3日発売
  • T-01C 2010年12月17日発売
  • SH-12C 2011年5月20日発売

プレインストール機では、ユーザーがUkiUkiViewを自由にアンインストールすることが許されない。Android Marketでは、UkiUkiViewの更新の通知がなされ、更新が推奨される。しかし、UkiUkiViewの利用者でないユーザーにとっては、更新によりスマートフォンのデータ領域が減少するというデメリットが存在する。

この件の問い合わせに対しシャープビジネスコンピュータソフトウェアは、「削除につきましてはメーカ様端末仕様上の範疇」で、「androidマーケットでの一括更新/自動更新の設定につきましてもプリインストールアプリケーションに対する仕様」なので、「当アプリケーションソフトウェアの改善では対応出来ません」とAndroid マーケットとTwitter上で答えている(@UkiUkiDeveloper1月13日付のツイートを参照)。

UkiUkiViewの削除は、端末のroot化によって実現できるものの、故障のおそれがあり、docomoのサポートが受けられなくなることになる。

外部リンク

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