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WON'T BE LONG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「WON'T BE LONG」
バブルガム・ブラザーズシングル
初出アルバム『BORN TO BE FUNKY「ファンキーで行こう!!」』
B面 天国へのパスポート
リリース
規格 8cmCD
12cmCD(再発盤)
ジャンル ブラックミュージックR&B
時間
レーベル EPIC/SONY RECORDS
作詞・作曲 Bro.KORN
プロデュース THE BUBBLE GUM BROTHERS
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間3位(オリコン
  • 1991年度年間16位(オリコン)
  • 1992年度年間41位(オリコン)
  • バブルガム・ブラザーズ シングル 年表
    ヘイ!TAX
    1989年
    WON'T BE LONG
    1990年
    あの娘のダンスにくびったけ
    (1990年)
    ミュージックビデオ
    『WON'T BE LONG』 - YouTube
    テンプレートを表示

    WON'T BE LONG」(ウォント・ビー・ロング)は、バブルガム・ブラザーズの楽曲で、10枚目のシングル

    6枚目のアルバム『BORN TO BE FUNKY「ファンキーで行こう!!」』の先行シングルとして、1990年8月22日に発売された。

    解説

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    「WON'T BE LONG」は、東京都杉並区高円寺出身のBro.KORN(以下KORN)が東京高円寺阿波おどりモチーフに作った楽曲。ミュージック・ビデオの撮影は高円寺阿波おどりの会場で行われた。

    KORN曰く「今まで虐げられてきたけど、お前のために全て頑張ってきたよ」という内容の歌詞で、「お茶の間ファンクやお茶の間ソウル」という親しみやすいメロディが特徴[1]。曲中のかけ声「オリオリオリオー」は、ミュージカル映画『ブルース・ブラザース』の中でキャブ・キャロウェイが歌う「ミニー・ザ・ムーチャ (Minnie the Moocher」の「オーリオーリオーリオー」が元になっている[2]

    歌っているのはKORNのみで、Bro.TOM(以下TOM)はレコーディングの段階から一切関わっておらず、音楽番組などで歌う際もTOMは当て振りしか行わなかった。

    のちに「レコーディング中、TOMはパチンコに行っていた」とKORNが明かしている[3]

    この曲は1990年8月のbayfmパワープレイに採用され、『ヒットスタジオR&N』(フジテレビ)のエンディングでも流された。

    リリース後しばらく反響はなかったが、1991年3月30日の『オールナイトフジ』最終回スペシャル』(フジテレビ)にKORNがゲスト出演した際、この曲を気に入っていたとんねるずが生放送中に2度曲をかけてくれたところ、フジテレビに曲名を尋ねる質問電話400本が殺到[4]。これをきっかけに、カラオケで歌いやすい曲調もあって大ヒットとなり、1991年12月31日の『第42回NHK紅白歌合戦』には辞退したHOUND DOGに代わり同曲で出場した。1992年1月にはミリオンセラーを突破した(累計販売枚数は170万枚[1])。

    再発盤・新録音

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    2006年11月29日には「EXILE&倖田來未」がカバーした。これに合わせ[5]リマスタリングを施し16年3か月ぶりに12cmCDとミュージック・ビデオ収録DVDとの2枚組で再発売された。CDサイドキャップには鈴木雅之からの寄稿文「今から15年前、こんなイカしたファンキーな曲があった。この名曲を知らなきゃ、お話にならない! 鈴木雅之」と記されている。

    2009年11月25日リリースの『DA BUBBLEGUM BROTHERS SHOW ☆多力本願☆』には「WON'T BE LONG〜roots〜」が収録され、新規にTOMのパートも収録されている。

    収録曲

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    全作曲:Bro.KORN 編曲:THE BUBBLE GUM BROTHERS

    1. WON'T BE LONG
      作詞:Bro.KORN
    2. 天国へのパスポート
      作詞:Bro.Tom

    再発盤収録曲

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    CD

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    1. WON'T BE LONG
    2. WON'T BE LONG (Instrumental)

    DVD

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    1. WON'T BE LONG(Music Clip)

    カバー

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    EXILE&倖田來未

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    「WON'T BE LONG」
    EXILE&倖田來未シングル
    初出アルバム『Black Cherry』『EXILE EVOLUTION
    リリース
    規格 マキシシングル
    録音 2006年
    ジャンル J-POP
    時間
    レーベル rhythm zone
    作詞・作曲 Bro.KORN
    ゴールドディスク
    チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 2006年度年間56位(オリコン)
  • EXILE&倖田來未 シングル 年表
    -WON'T BE LONG
    (2006年)
    -
    EXILE 年表
    YES!
    2006年
    WON'T BE LONG
    (2006年)
    Everything
    (2006年)
    倖田來未 年表
    夢のうた/ふたりで…
    (2006年)
    WON'T BE LONG
    (2006年)
    Cherry Girl/運命
    (2006年)
    Black Cherry 収録曲
    恋のつぼみ
    (7)
    WON'T BE LONG〜Black Cherry Version〜
    (8)
    JUICY
    (9)
    EXILE EVOLUTION 収録曲
    HOLY NIGHT
    (6)
    WON'T BE LONG feat. NEVER LAND
    (7)
    DANCER'S ANTHEM
    (8)
    テンプレートを表示

    EXILE&倖田來未のシングル「WON'T BE LONG」は、2006年11月22日に発売された。発売元は、rhythm zone

    解説

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    同曲のカバーは、2005年4月6日に京都府出身の#18(ジュウハチバン)が「WON'T BE LONG ☆made in pop☆」としてカバーして以降、約1年半ぶり、3組目となる。「CDのみ」「CD+DVD」の2形態での発売。

    2006年9月22日より先行配信していたの着うたダウンロード数が発売前にミリオンを突破[7]

    オリコン最高位2位を記録した[8]

    収録曲

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    CD
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    1. WON'T BE LONG [5:14]
      作詞・作曲: Bro.KORN/編曲:h-wonder
    2. WON'T BE LONG(Karaoke)
    3. WON'T BE LONG(Karaoke for Guys)
    4. WON'T BE LONG(Karaoke for Ladies)
    DVD
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    ※CD+DVDのみ

    1. WON'T BE LONG(Video Clip)
    2. WON'T BE LONG(Making)
      CD+DVD初回盤のみ収録。

    収録アルバム

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    • 2006年12月発売の倖田來未のアルバム『Black Cherry』には、「WON'T BE LONG 〜Black Cherry Version〜」(倖田のソロによる通常のカバー・バージョン)と「WON'T BE LONG 〜Red Cherry Version〜」(原曲と同じトラックのまま、歌詞のみ原曲の男性目線から女性目線に一部改変。こちらは各種初回盤のみ)の2つのバージョンが収録されている。
    • 2007年3月発売のEXILEのアルバム『EXILE EVOLUTION』には、「WON'T BE LONG feat. NEVER LAND」として、倖田のパートをTAKAHIROが担当したバージョンが収録されている。
    • 2011年3月発売のEXILEのアルバム『願いの塔』の初回盤限定特典で同梱されたカバー・アルバム『EXILE COVER』には、ATSUSHI、TAKAHIROに加えNESMITHSHOKICHIの4人のボーカルにDJ MAKIDAIによるスクラッチが加わったバージョンが収録されている。
    • 2014年8月発売のEXILE TRIBEのアルバム『EXILE TRIBE REVOLUTION』には、TAKAHIRO、NESMITH、SHOKICHIに加え、今市隆二登坂広臣の5人のボーカルにVERBAL(m-flo)DOBERMAN INFINITYによるRAPが加わったバージョンが収録されている。
    • 2018年2月22日発売のEXILE THE SECONDのシングル「アカシア」のカップリングに収録。

    WON'T BE LONG -2019-

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    その他のカバー

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    その他

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    歌詞中の「足りない頭」を変更して歌唱される場合があり、日本テレビの24時間テレビ 「愛は地球を救う」では「錆びた頭」(堺正章歌唱)と歌われた。

    脚注

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    1. ^ a b 結成35周年バブルガム・ブラザーズ「自分の未来を曲の中で描き続け、だから音楽がやめられなくなった」 Yahoo!ニュース(2018年9月1日)
    2. ^ 「映画『ブルース・ブラザース』日本公開」『昭和40年男 2022年1月号 Vol.71』、クレタパブリッシング、2022年1月、96頁。
    3. ^ テレビ東京FUJIWARAのありがたいと思えッ!2010年3月13日放送回。
    4. ^ BS朝日『歌っていいだろう』2019年4月3日放送回「ゲスト・バブルガム・ブラザーズ」。
    5. ^ バブルガム・ブラザーズ : WON'T BE LONG”. Sony Music Online Japan. ソニー・ミュージックネットワーク. 2008年12月11日閲覧。
    6. ^ ゴールド等認定作品一覧 2006年11月”. 日本レコード協会. 2019年2月8日閲覧。
    7. ^ EXILE&倖田來未、発売前にミリオン達成”. ライブドアニュース. livedoor (2006年11月21日). 2021年11月7日閲覧。
    8. ^ EXILE&倖田來未 1年ぶりに新記録樹立へ!”. ORICON NEWS. オリコン (2006年11月21日). 2021年11月7日閲覧。
    9. ^ 『WON'T BE LONG』歌詞内の「おまえ」のフレーズが「君だけ」に変えられている。