Sodipodi
Debian GNU/Linux上で動作しているSodipodi | |
開発元 | ローリス・カピンスキー(Lauris Kaplinski) |
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最終版 |
0.34
/ 2004年2月11日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C |
対応OS | Linux, Microsoft Windows |
種別 | ドローソフト |
ライセンス | GNU General Public License |
公式サイト |
sourceforge |
Sodipodiとはオープンソースのドローソフトで2004年に開発終了し、Inkscapeに引き継がれた。
開発
[編集]ラフ・レヴィンが開発したドローソフトであるGill[1]、からのフォークとして開発された。メイン開発者はローリス・カピンスキー(Lauris Kaplinski)でその他複数の開発者が携わっていた。2003年に本ソフトウェアのフォークであるInkscapeに引き継がれる形で更新されなくなった[2]。Sodipodiという言葉はエストニア語の子供言葉である"mish mash"や"hodgepodge"を意味する[3]。
本ソフトウェアは使いやすいベクターグラフィック編集とアーティスト向けのドローソフトとして開発することを主な目標としていた。SVGを本ソフトウェアのネイティブファイルフォーマット(メタデータを保持するためのいくつかのエクステンションを含む)としていたものの、SVG標準の完全な実装を意図するものではなかった。また、SVGデータのインポートとエクスポートが可能で、PNGのラスターグラフィックスとしてエクスポートすることも可能だった。インターフェイスはGIMPと同様Controlled Single Document Interface (CSDI)が採用されていた。
LinuxとMicrosoft Windowsに対応しており、2004年2月11日に公開された0.34が最終バージョンだった。また、GNU General Public Licenseのライセンスで公開されたフリーソフトウェアだった。
派生
[編集]Sodipodiは世界中の記号や旗のSVG形式クリップアートを収集する作業を始めたが、 この作業はOpen Clip Art Libraryを盛り上げるきっかけとなった[4]。
2003年、Sodipodiの開発者集団がインターフェイスの再設計やSVG標準のより近い適合を含む異なる目標を掲げSodipodiのフォークとしてInkscapeの開発を始めた[5]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “SVG in Gnome”. Levien.com. 2012年7月23日閲覧。
- ^ “Sodipodi project management”. SourceForge. 2015年12月9日閲覧。
- ^ “Linux.com Interviews Lauris Kaplinski - 3/3”. Linux.omnipotent.net. 2012年7月23日閲覧。
- ^ “OpenClipArt”. OpenClipArt. 2012年7月23日閲覧。
- ^ “SodiPodi - Inkscape Wiki”. Wiki.inkscape.org (2010年1月6日). 2012年7月23日閲覧。