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FOUJITA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FOUJITA
第28回東京国際映画祭に登壇したキャスト・スタッフ
監督 小栗康平
脚本 小栗康平
製作 井上和子
小栗康平
クロディー・オサール
出演者 オダギリジョー
中谷美紀
加瀬亮
りりィ
岸部一徳
音楽 佐藤聰明
撮影 町田博
制作会社 ユーロワイド・フィルム・プロダクション
製作会社 「FOUJITA」製作委員会
配給 KADOKAWA
公開 日本の旗2015年11月14日
上映時間 126分
製作国 日本の旗 日本フランスの旗 フランス
言語 日本語フランス語
興行収入 8500万円[1]
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FOUJITA』(フジタ)は2015年日本フランス合作映画。洋画家藤田嗣治を描いた。日本では2015年11月14日公開。キャッチ・コピーは「パリが愛した日本人、あなたはフジタを知っていますか?」。

あらすじ

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1920年代パリエコール・ド・パリの旗手として藤田嗣治は画壇での地位を確立させていた。画家仲間や踊り子たちとの乱痴気騒ぎにうつつを抜かす彼は、絵がいかに巧くても名声を得ねば大成しないとの持論を口にし、フーフー(お調子者)との渾名をも甘んじて受けた。そして彼の宣伝に協力したフェルナンドを捨て、新たな恋人ユキと遊興に耽った。その中で藤田の作品はいやが上にも評判を高める。彼はモデルのキキに「スキャンダルや馬鹿げた騒ぎを重ねるほど、自分の絵は綺麗になる」とうそぶいてみせるのだった。

1940年代の日本。藤田は帰国し、軍部より戦意高揚画の製作を依頼された。彼はこの作業に携わることで、「絵が人の心を揺さぶることを知った」と語り、意欲を見せた。だが空襲の惨禍は日毎に東京に迫り、妻の君代とともに彼は田舎へと疎開する。近隣の農家の人々と豊かな自然の懐に抱かれ、藤田は新たな日本を再発見してゆくことになる。その一方で、日本は敗戦への道を辿ってゆくのだった。

戦後、フランスにわたり再び日本へは戻らぬ決心をした藤田は、ランスの教会の設計からフレスコ画までを手掛けた。その壁画には、藤田と君代の向き合う姿が描かれていた。

キャスト

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スタッフ

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受賞

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こぼれ話

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  • 記者会見で、オダギリジョーが撮影後の今も藤田にはあまり興味が無いと発言し、小栗監督と中谷から突っ込まれた[4]
  • アメリ』のプロデューサーを務めたクロディー・オサールがフランス側のプロデュースを担当した。

出典

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  1. ^ キネマ旬報」2016年3月下旬号 75頁
  2. ^ “山田涼介、『日本映画批評家大賞』新人賞受賞 浅野忠信の激励に感謝”. ORICON STYLE (オリコン). (2016年5月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2072329/full/ 2016年5月27日閲覧。 
  3. ^ “「オーバー・フェンス」「団地」が最優秀作品に、第8回TAMA映画賞結果発表”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2016年10月6日). https://natalie.mu/eiga/news/204340 2016年10月7日閲覧。 
  4. ^ 記者会見

外部リンク

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