ELinks
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作者 | ペーター・バウディス、ジョナス・フォンセカ |
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最新版 |
0.17.0[1]
/ 25 12月 2023 |
最新評価版 |
0.16.0rc1[2]
/ 3 12月 2022 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C言語 |
対応OS | UNIX、Linux |
対応言語 | 英語、 ポーランド語、 デンマーク語、フランス語、 セルビア語、ハンガリー語、チェコ語、ドイツ語 |
種別 | テキストブラウザ |
ライセンス | GPL-2.0-only |
公式サイト | http://www.elinks.cz/ |
ELinks(イーリンクス)は、UNIX系システムのコンソールで動作するフリーのテキストブラウザである。
2001年に、ウェブブラウザLinksの実験的(Experimental)なフォークとしてペーター・バウディスが開発を開始したことから、"ELinks"との名前がある。その後、"E"は強化(Enhanced)および拡張(Extended)を意味するようになった[3]。 2004年9月1日、バウディスは、プロジェクトの保守に費やす時間が足りず、ソフトウェアのリリースを検証したり準備したりすることに時間を割くよりもプログラミングに集中したいとして、保守の業務をデンマークの開発者ジョナス・フォンセカに委ねた[4]。
2017年3月17日、OpenBSDは、セキュリティ面の問題があること、開発者らの対応の遅いことを挙げ、OpenBSDのportツリーからELinksを削除した[5]。
2017年11月17日、ELinksから「felinks」(forked elinks、フォークしたELinksの意)がフォークとして立ち上げられた[6] (2021年12月24日現在の最新バージョンは0.15.0[7])。
特徴
[編集]- HTTP認証とプロキシ認証
- パーシステント(永続)HTTP cookie
- Perl、Ruby、LuaおよびGNU Guileのスクリプトをサポート[8]
- タブのサポート (テキストモードのみ)[8]。
- HTMLテーブルとフレームのサポート[8]
- キューを利用したバックグラウンドでのダウンロード
- CSSの部分的サポート[8]
- Mozillaの SpiderMonkey(JavaScriptエンジン)を利用したECMAScriptの部分サポート[8]
- 外部テキストエディタを使用したテキストボックスの編集のサポート
- マウスのサポート(ホイール・スクロールを含む)
- 文字のカラー表示
- 対応通信プロトコル:
脚注
[編集]- ^ “Release 0.17.0” (25 12月 2023). 19 1月 2024閲覧。
- ^ “Release v0.16.0rc1” (3 12月 2022). 3 12月 2022閲覧。
- ^ “ELinks history page”. 05 November 2022閲覧。
- ^ a b Fonseca, Jonas (24 December 2004). “elinks-users ANNOUNCE ELinks-0.10.0 (Thelma)”. Linux from Scratch. 22 May 2010閲覧。
- ^ Edd Barrett (17 March 2017). “Remove www/elinks from the ports tree.”. 28 April 2017閲覧。
- ^ “felinks”. 2022年11月閲覧。
- ^ “v0.15.0”. 2022年11月閲覧。
- ^ a b c d e Bolso, Erik Inge (8 March 2005). “2005 Text Mode Browser Roundup”. Linux Journal. 5 November 2022閲覧。
外部リンク
[編集]- ELinks
- Baudis, Petr (28 October 2001). "[ANNOUNCE] Experimental Links Tree". elinks (Mailing list).
- Thomas Adam's ELinks page
関連項目
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