ラメロ・ボール
NBAオールスターゲームでのボール (2022年) | |
シャーロット・ホーネッツ No.1 | |
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ポジション | PG |
所属リーグ | NBA |
基本情報 | |
愛称 | Melo |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 2001年8月22日(23歳) |
出身地 | カリフォルニア州アナハイム |
身長 | 201cm (6 ft 7 in) |
体重 | 81kg (179 lb) |
ウィングスパン | 207cm (6 ft 10 in)[1] |
シューズ | プーマ[2] |
キャリア情報 | |
高校 |
チノヒルズ高等学校 スパイア・アカデミー |
NBAドラフト | 2020年 / 1巡目 / 全体3位[1] |
シャーロット・ホーネッツから指名 | |
プロ選手期間 | 2018年–現在 |
経歴 | |
2018 | BCプリエナイ |
2018 | ロサンゼルス・ボーラーズ |
2019–2020 | イラワラ・ホークス |
2020– | シャーロット・ホーネッツ |
受賞歴 | |
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Stats Basketball-Reference.com | |
ラメロ・ラフランス・ボール(LaMelo LaFrance Ball, 2001年8月22日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイム出身のプロバスケットボール選手。NBAのシャーロット・ホーネッツに所属している。ポジションはポイントガード。
シカゴ・ブルズ所属のロンゾ・ボールと、Gリーグでプレーしているリアンジェロ・ボールは実兄である。
経歴
[編集]イラワラ・ホークス
[編集]2019年6月17日、オーストラリアを拠点とするナショナル・バスケットボール・リーグNBLのイラワラ・ホークスと2年間の契約を結んだ[3]。ボールはNBLでプロ経験を積んでからNBAに挑戦する道を選んだ[4][5]。9月下旬、NBLのプレシーズントーナメントのパース・ワイルドキャッツ戦にて、19得点、13リバウンド、7アシストを記録した[6]。
10月6日、レギュラーシーズン開幕のブリスベン・バレッツ戦にて、12得点、10リバウンド、5アシストを記録したが試合は敗北した[7]。11月25日、ケアンズ・タイパンズ戦にてシーズン最高の32得点、11リバウンド、13アシストを記録した。また、NBL史上最年少でのトリプルダブル達成ともなった[8]。そして次の試合のニュージーランド・ブレイカーズ戦では、25得点、12リバウンド、10アシストを記録しトリプルダブルを達成したが試合は敗北した。
12月8日、左足を打撲したため約4週間の欠場することとなった。2020年1月16日、残りのシーズンを離脱することを決め、2020年のNBAドラフトにアーリーエントリーを発表した。ボールはNBLのシーズン中12試合に出場し、平均17得点、7.4リバウンド、6.8アシスト、シュート成功率37.7%を記録した[9]。そしてシーズン終了後、NBL新人王に選ばれた[10]。
シャーロット・ホーネッツ
[編集]2020年のNBAドラフトで、シャーロット・ホーネッツに全体3位で指名された(アンソニー・エドワーズ、ジェームズ・ワイズマンに次ぐ)[11]。
2020-21シーズンの2021年1月10日のアトランタ・ホークス戦でNBAでは自身初のトリプルダブルとなる22得点、12リバウンド、11アシストを記録した[12]。また、これはマーケル・フルツが持っていたトリプルダブルの史上最年少記録(19歳と317日)を塗り替え19歳と140日で達成した。この記録は後に、ジョシュ・ギディー(19歳84日)に破られた[13][14]。2021年2月5日のユタ・ジャズ戦で自身初の1試合30得点以上となる34得点を記録した[15]。1年目は51試合(先発31試合)に平均28.8分の出場で15.7得点、5.9リバウンド、6.1アシスト、1.6スティールなどを記録し、アンソニー・エドワーズらを抑えてNBA新人王を受賞した。
ホーネッツの2021-22シーズンの開幕戦では、自身最多の7本のスリーポイントを含む31得点、9リバウンド、7アシストを記録し、インディアナ・ペイサーズに123-122で勝利を収めた[16]。2022年のNBAオールスターゲームで初選出となった。2年目は先発に定着し、75試合に平均32.3分の出場で20.1得点、6.7リバウンド、7.6アシスト、1.6スティールなどを記録した。
2022-23シーズンの2023年2月27日のデトロイト・ピストンズ戦で右足首の亀裂骨折の重傷を負って、シーズン中の復帰は絶望的となった[17]。3年目は36試合に平均35.2分の出場で23.3得点、6.4リバウンド、8.4アシスト、1.3スティールなどを記録した。
個人成績
[編集]略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
NBA
[編集]レギュラーシーズン
[編集]シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020–21 | CHA | 51 | 31 | 28.8 | .436 | .352 | .758 | 5.9 | 6.1 | 1.6 | .4 | 15.7 |
2021–22 | 75 | 75 | 32.3 | .429 | .389 | .872 | 6.7 | 7.6 | 1.6 | .4 | 20.1 | |
2022–23 | 36 | 36 | 35.2 | .411 | .376 | .836 | 6.4 | 8.4 | 1.3 | .3 | 23.3 | |
2023–24 | 22 | 22 | 32.3 | .433 | .355 | .865 | 5.1 | 8.0 | 1.8 | .2 | 23.9 | |
通算 | 184 | 164 | 31.9 | .427 | .374 | .834 | 6.2 | 7.4 | 1.6 | .3 | 20.0 | |
オールスター | 1 | 0 | 22.0 | .636 | .500 | --- | 3.0 | 3.0 | 3.0 | .0 | 18.0 |
脚注
[編集]- ^ “Report: LaMelo Ball wingspan, height both measured at 6'6" during predraft workouts” (英語). lonzowire.usatoday.com. USAトゥデイ (2020年11月18日). 2021年11月23日閲覧。
- ^ Lamelo Ball Collection | PUMA
- ^ “LaMelo Ball commits to play in Australian NBL” (英語). ESPN (June 17, 2019). June 18, 2019閲覧。
- ^ “Illawarra Hawks Sign Lamelo Ball” (英語). イラワラ・ホークス (June 17, 2019). June 17, 2019閲覧。
- ^ “NBL to Fast Track Next Stars of the NBA” (英語). NBL (オーストラリア) (March 2, 2018). May 29, 2019閲覧。
- ^ “NBA Scouts Heap Praise On LaMelo Ball After NBL Blitz” (英語). NBL (オーストラリア) (September 27, 2019). October 13, 2019閲覧。
- ^ “LaMelo on show, Bullets down Hawks in NBL” (英語). セブンニュース (October 6, 2019). October 6, 2019閲覧。
- ^ “Ball Makes History as Hawks Prevail in OT” (英語). NBL (オーストラリア) (November 25, 2019). November 25, 2019閲覧。
- ^ “LaMelo Ball Leaves NBL's Illawarra Hawks to Prepare for 2020 NBA Draft” (英語). ブリーチャーレポート (January 28, 2020). January 28, 2020閲覧。
- ^ “Bryce Cotton wins MVP, LaMelo Ball takes Rookie of the Year - 2019-20 NBL Awards Recap” (英語). FOXスポーツ (オーストラリア) (February 16, 2020). February 16, 2020閲覧。
- ^ “【NBAドラフト2020】指名結果一覧”. スポーティングニュース (2020年11月19日). 2020年11月19日閲覧。
- ^ “Charlotte Hornets' LaMelo Ball, 19, youngest ever to record triple-double”. ESPN (January 9, 2021). January 10, 2021閲覧。
- ^ Samillano, Gerard (January 2, 2022). “Thunder rookie Josh Giddey steals LaMelo Ball’s thunder via epic new record”. クラッチポインツ. January 2, 2022閲覧。
- ^ “サンダー新人のジョシュ・ギディーが新記録、史上最年少でのトリプルダブル達成”. スポーティングニュース (2022年1月3日). 2022年1月24日閲覧。
- ^ “Charlotte Hornets rookie LaMelo Ball has career-high 34 points in loss to Utah Jazz”. ESPN (2021年2月6日). 2023年3月12日閲覧。
- ^ Ward-Henninger, Colin (October 20, 2021). “LaMelo Ball draws 'MVP' chants during third-quarter takeover in Hornets' improbable opening night comeback win”. CBSスポーツ. October 20, 2021閲覧。
- ^ “Report: Hornets' LaMelo Ball (ankle) out for season”. NBA.com (2023年2月28日). 2023年3月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference
- NBL profile
- ラメロ・ボール (@MELO1DP) - X(旧Twitter)- フォロワー数70万人以上
- ラメロ・ボール (@melo) - Instagram- フォロワー数600万人以上