[go: up one dir, main page]

コンテンツにスキップ

トダ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トダ語
tōtā
話される国 インドの旗 インド
地域 ニルギリ丘陵
話者数 1600人 (2001年)[1]
言語系統
ドラビダ語族
言語コード
ISO 639-3 tcx
消滅危険度評価
Critically endangered (Moseley 2010)
テンプレートを表示

トダ語は、インドタミルナードゥ州ニーラギリ県に住むトダ族の言語。ドラヴィダ語族に含まれる。話者は現在1000人程度。

トダ語には他のドラヴィダ語と比較して特有の音韻変化が多い。母音は短母音・長母音を合わせて16種類があり、ドラヴィダ語族では飛び抜けて多い。子音では摩擦音ふるえ音が非常に多く、これもドラヴィダ語族で一番多い。特に無声そり舌側面接近音(実際には摩擦音)は世界的にも珍しい。

外部リンク

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Toda at Ethnologue (18th ed., 2015)

参考文献

[編集]
  • Emeneau, Murray B. 1984. Toda Grammar and Texts. American Philosophical Society, Memoirs Series, 155. Philadelphia: American Philosophical Society.
  • Siniša Spajić, Peter Ladefoged, P. Bhaskararao, 1994. "The rhotics of Toda". In UCLA Working Papers in Phonetics 87: Fieldwork Studies of Targeted Languages II.