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セタ (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社セタ
SETA CORPORATION
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 4670
1997年5月 - 2008年1月1日
本社所在地 日本の旗 日本
135-0063
東京都江東区有明三丁目1番地25(廃止当時)
設立 1985年(昭和60年)10月1日
業種 機械
事業内容 遊技機関連事業、通信関連事業
代表者 徳田一(代表取締役社長)
資本金 24億9505万円
売上高 連結:13億7186万1千円
単独:12億2190万6千円
(2008年3月期)
総資産 連結:32億8649万8千円
単独:32億4300万2千円
(2008年3月31日現在)
従業員数 連結:41人 単独:39人(2008年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 アルゼ(株) 95.48%
港宣也 0.95%
高英商事(有) 0.83%
(2008年3月31日現在)
主要子会社 日本将棋ネットワーク(株) 42.0%
関係する人物 富士本淳(創業者)
平林久和(元代表取締役社長)
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株式会社セタSeta Corporation)は、2009年まで存在した日本の企業である。旧社名は世田企画(せたきかく)。パチンコ周辺機器情報機器ゲームソフトなどの開発・販売を行っていた。

沿革

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  • 1985年(昭和60年) - 世田企画の社長を務めていた富士本淳により株式会社セタ設立。設立当初しばらく(1989年まで)はタイトーアーケードゲーム開発メーカーの役割の一翼を担っていた。
  • 1997年(平成9年) - 株式を店頭公開。
  • 1999年(平成11年)2月5日 - アルゼ(現:ユニバーサルエンターテインメント)の子会社になる[1]
  • 2004年(平成16年) - 株式会社企画デザイン工房戦船と合併。ニンテンドーゲームキューブ用ソフト『レジェンドオブゴルファー』をもってゲーム事業から撤退。
  • 2008年(平成20年)
    • 不適切な会計処理により上場廃止(事実上の経営破綻)。
    • 12月24日 - 取締役会にて解散および清算を決議したことが親会社のアルゼより発表される[2][3]
  • 2009年(平成21年)
    • 2月9日 - 臨時株主総会にてアルゼ傘下のアルゼマーケティングジャパンへ全事業の譲渡を決議し、解散[3]。業務は同社の周辺機器事業本部に引き継がれた。
    • 5月25日 - 東京地裁より特別清算開始決定を受け、会社清算となった[4]

事業

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  • パチンコ機用周辺機器開発
  • パチンコ機用IC開発
  • 通信機器開発(ユニファイド・コミュニケーション事業部で行っている)
  • ゲームソフト開発(映像コンテンツ事業部で行っている)

ゲーム

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脚注

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注釈

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  1. ^ 悪魔城ドラキュラ』に酷似した世界観のアクションゲーム。あまり強くない主人公を相棒の鷹とのアクションでサポートするのが基本的な流れだが、難解な謎解きやアクションの難しさから評論筋はその難易度を「殺人的」としている[5]

出典

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  1. ^ 第三者割当増資で セタ、アルゼの子会社に 元ユニバーサルのアルゼがTVゲーム再参入」『ゲームマシン』(PDF)、第581号(アミューズメント通信社)1999年2月15日、1面。
  2. ^ “セタが解散へ―『スーパーリアル麻雀』や『森田将棋』で知られる”. インサイド (イード). (2008年12月31日). https://www.inside-games.jp/article/2008/12/31/32935.html 2021年2月6日閲覧。 
  3. ^ a b 子会社の解散及び清算に関するお知らせ - アルゼからのニュースリリース
  4. ^ パチンコ・パチスロ機向けカードシステム販売 元・ジャスダック上場 株式会社セタ 特別清算開始決定受ける”. 大型倒産速報. 帝国データバンク (2009年6月3日). 2009年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月6日閲覧。
  5. ^ マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、44ページ

外部リンク

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