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グロリア・イン・エクチェルシス・デオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Gloria in excelsis Deoグロリア・イン・エクチェルシス・デオ)とは、『天のいと高きところには神に栄光あれ』を意味する教会ラテン語成句。

ギリシャ語テキストと英語対訳

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ラテン語テキスト

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Glória in excélsis Deo
et in terra pax homínibus bonæ voluntátis.
Laudámus te,
benedícimus te,
adorámus te,
glorificámus te,
grátias ágimus tibi propter magnam glóriam tuam,
Dómine Deus, Rex cæléstis,
Deus Pater omnípotens.
Dómine Fili unigénite, Jesu Christe,
Dómine Deus, Agnus Dei, Fílius Patris,
qui tollis peccáta mundi, miserére nobis;
qui tollis peccáta mundi, súscipe deprecatiónem nostram.
Qui sedes ad déxteram Patris, miserére nobis.
Quóniam tu solus Sanctus, tu solus Dóminus, tu solus Altíssimus,
Jesu Christe, cum Sancto Spíritu: in glória Dei Patris. Amen.[4]

日本語訳

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カトリック(1978年)

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天の いと高き ところには神に栄光、
地には善意の人に平和あれ。
われら主を ほめ、主を たたえ、
主を拝み、主を あがめ、
主の大いなる栄光のゆえに感謝し奉る。
神なる主、天の王、全能の父なる神よ。
主なる御ひとり子、イエズス・キリストよ。
神なる主、神の子羊、父の み子よ。
世の罪を除きたもう主よ、
われらを あわれみたまえ。
世の罪を除きたもう主よ、
われらの願いを聞き入れたまえ。
父の右に座したもう主よ、
われらを あわれみたまえ。
主のみ聖なり、
主のみ王なり、
主のみ いと高し、イエズス・キリストよ。
聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに。アーメン。[5]

日本聖公会口語訳(1991年)

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いと高きところには神に栄光、地にはみ心にかなう人びとに平和がありますように。
全能の父、天の王、主なる神よ、主を拝み、主に感謝し、主の栄光をほめたたえます。
父の独り子、主イエス・キリスト、世の罪を除く神の子羊、主なる神よ、わたしたちに憐れみをお与えください。
父の右に座しておられる主よ、わたしたちの祈りを受け入れてください。
イエス・キリストよ、主のみ聖、主のみ王、主のみ聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに、最も高くおられます アーメン[6]

脚注

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  1. ^ ΟΡΘΡΟΣ”. Analogion.gr (2007年11月14日). 2012年3月11日閲覧。
  2. ^ Ορθροσ Εν Ταισ Κυριακαισ”. Analogion.gr. 2012年3月11日閲覧。
  3. ^ The Service of the Sunday Orthros”. Goarch.org. 2012年3月11日閲覧。
  4. ^ (Missale Romanum 2002, p. 510)
  5. ^ 典礼中央委員会(編)、1978、『ミサ典礼書』、カトリック中央協議会。
  6. ^ 日本聖公会、1991、『日本聖公会祈祷書』、日本聖公会。

参考文献

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