アタメ
表示
アタメ | |
---|---|
¡Átame! | |
監督 | ペドロ・アルモドバル |
脚本 | ペドロ・アルモドバル |
製作 | エンリケ・ポスネル |
製作総指揮 | アグスティン・アルモドバル |
出演者 |
ビクトリア・アブリル アントニオ・バンデラス |
音楽 | エンニオ・モリコーネ |
撮影 | ホセ・ルイス・アルカイネ |
編集 | ホセ・サルセド |
製作会社 | エル・デセオ・プロ |
配給 | 松竹富士 |
公開 |
1990年1月22日 1991年1月26日 |
上映時間 | 111分 |
製作国 | スペイン |
言語 | スペイン語 |
興行収入 | $4,087,361[1] |
『アタメ』(原題:¡Átame!)は、1990年制作のスペインのロマンティック・コメディ映画。ペドロ・アルモドバル監督、アントニオ・バンデラス出演。
タイトルはスペイン語で「私を縛って」の意味で、日本でのビデオタイトルは『アタメ/私をしばって!』。
あらすじ
[編集]リッキーは3歳で孤児になり、暴力的な性格から精神病院で青春時代を送って来たが、23歳になって退院することになった。リッキーはこれを機にまっとうに生きることを決意する。そして彼は1人の女性に交際するためにアタックしようとする。かつて一夜を共にしたことのある元娼婦で、現在はB級ポルノ女優のマリーナがそれだ。
リッキーは事前に何の連絡もなく彼女の映画の撮影現場に押しかけ、いきなり求愛するが、当然相手にされなかった。するとリッキーは、彼女のアパートに押し入り、ベッドに縛りつけてしまった。
その後リッキーは、外出する時には相変わらず彼女を縛るものの、それ以外は優しく、性的関係も強要しなかった。マリーナはそんなリッキーに次第に奇妙な愛情を覚えていく。そしてある出来事をきっかけに、マリーナはついにその愛を受け入れる決意をする。
キャスト
[編集]- マリーナ・オソリオ:ビクトリア・アブリル
- リッキー:アントニオ・バンデラス
- ローラ:ロレス・レオン
- マキシモ:フランシスコ・ラバル
- アルマ:フリエタ・セラーノ
- ロッシ・デ・パルマ
受賞
[編集]- 1990年度フォトグラマス・デ・プラータ
- 作品賞
- 映画男優賞(アントニオ・バンデラス)[2][3]
その他
[編集]アメリカ合衆国での公開の際、MPAAからNC-17指定を受けた[4]。
脚注
[編集]- ^ Tie Me Up! Tie Me Down! - Box Office Mojo
- ^ Atame - El Deseo
- ^ Fotogramas de Plata 1991 Awards
- ^ Smith, Paul Julian. Desire Unlimited: The Cinema of Pedro Almodóvar, Verso, p.117