たくろう
たくろう | |
---|---|
メンバー |
赤木裕 きむらバンド |
結成年 | 2016年 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2016年3月 - |
出身 |
NSC大阪校36期(きむら) NSC大阪校37期(赤木) |
出会い | NSCの先輩後輩 |
旧コンビ名 |
きむら バンドワゴン オルタレートピッキング 赤木 あぶりぽンズ ムミムシュウ |
現在の活動状況 | よしもと漫才劇場 |
芸種 | 漫才、コント |
ネタ作成者 | 赤木主導の両者 |
現在の代表番組 | オンスト |
同期 |
きむら カベポスター オダウエダ 宗安(チェリー大作戦)など 赤木 生ファラオ 京極風斗(9番街レトロ) ねんど(チェリー大作戦)など |
受賞歴 | |
2018年 第39回今宮子供えびすマンザイ新人コンクール 新人漫才福笑大賞 2019年 第8回ytv漫才新人賞 準優勝 2024年 第54回NHK上方漫才コンテスト 準優勝 |
たくろうは、吉本興業大阪本社に所属しているお笑いコンビ。2016年3月9日結成[1]。
メンバー
[編集]- 赤木 裕(あかぎ ゆう)
- 1991年10月24日生まれ、33歳。
- ボケ担当【たまにツッコミ(漫才)】。立ち位置は向かって左。
- 身長171cm、体重48㎏。血液型O型。太い眉毛とシャツの裾をズボンの中に入れたファッションが特徴。NSC大阪校37期出身。
- 滋賀県大津市出身。野洲小学校から平野小学校へ転校し大津市立打出中学校、光泉高等学校を経て京都産業大学卒業。
- 小学生時代から空手と野球をしており、中学生時代も野球部に所属。高校でも野球を続けたが、3年生の頃にマネージャーへ転向。大学時代は草野球チームに所属した。巨人ファン。
- 実況パワフルプロ野球が上手い。趣味にするほど野球とONE PIECEが大好き。特技はペン回しと歌。
- きむらバンド(本名:木村 太一〈きむら たいち〉)
- 1990年1月28日生まれ、34歳。
- ツッコミ (漫才)担当【たまにボケ(漫才)】、立ち位置は向かって右。
- 身長170cm、体重60kg。血液型A型。茶髪のパーマが特徴。NSC大阪校36期出身。
- 愛媛県松山市出身、愛媛県立松山中央高等学校卒業。
- 木村拓哉の大ファンで、毎週ラジオを聴くことが趣味。
略歴
[編集]NSC大阪校の先輩と後輩で結成。NSC入学前から赤木は地元の同級生と漫才コンビを組んでライブハウスでライブの合間に漫才をしていた[2]。
NSCでは卒業後、アシスタントとして1期下の後輩への授業補助のアルバイトができる制度が設けられていて、きむらは37期生の授業でのアシスタントをしていた。きむらは2014年6月から2015年9月までは杉元修平(現・カンタービレ)とコンビ『バンドワゴン』として活動[3][4]、当初の赤木はNSCの同期と『あぶりぽンズ』、『ムミムシュウ』というコンビを結成・活動するがいずれも解散[5]。その際にきむらが「めちゃくちゃおもしろいけど余っている」と赤木の噂を聞きつけて声をかけたのを契機にコンビを結成[6]。コンビ名はきむらが好きな木村拓哉と赤木の好きなイチローからそれぞれ取り、組み合わせたもの。
M-1グランプリには2016年度から出場しており、2016年は3回戦敗退、2017年は結成2年目で準々決勝まで進出し、2018年には初の準決勝進出[7]。全国的には無名ながら、敗者復活戦では視聴者投票で5位にランクインした。2019年、2020年は準々決勝進出。
よしもと漫才劇場を中心に活動しており、結成5か月で2016年8月7日開催のKakeru翔GPで優勝したほか[8]、2018年7月の今宮子供えびすマンザイ新人コンクールで新人漫才福笑大賞を受賞している[9]。
芸風
[編集]主に漫才で、赤木の挙動不審な言動にきむらが優しくツッコむスタイル。ネタは赤木がベースを書き、2人で合わせながら作成する。赤木のボケは普段の生活中などに生じたものや考えたことをそのまま使っている[2]。2022年M-1グランプリではボケとツッコミを入れ替えたスタイルでの漫才も披露している。
出囃子は大野克夫バンド『名探偵コナン・メインテーマ』。
賞レースなどでの戦績
[編集]M-1グランプリ
[編集]年度 | 結果 | エントリーNo. | 備考 |
---|---|---|---|
2016年(第12回) | 3回戦進出[7] | 1284 | |
2017年(第13回) | 準々決勝進出[7] | 3482 | |
2018年(第14回) | 準決勝進出[7] | 2195 | 予選12位、敗者復活戦5位 |
2019年(第15回) | 準々決勝進出[7] | 3453 | |
2020年(第16回) | 159 | 特例シード | |
2021年(第17回) | 3回戦進出[7] | 3024 | |
2022年(第18回) | 準々決勝進出[7] | 1455 | |
2023年(第19回) | 3回戦進出[7] | 5582 | |
2024年(第20回) | 1598 |
その他
[編集]- 2018年 第39回 ABCお笑いグランプリ 決勝進出[10][11]
- 2018年 第39回 今宮子供えびすマンザイ新人コンクール 新人漫才福笑大賞[9]
- 2019年 第49回 NHK上方漫才コンテスト 本選進出[12][13]
- 2019年 第8回 ytv漫才新人賞決定戦 準優勝[14][15](ROUND1 1位通過[16][17])
- 2019年 第40回 ABCお笑いグランプリ 最終予選進出[18]
- 2019年 第6回 NHK新人お笑い大賞 決勝進出
- 2019年 そろそろ にちようチャップリン プレゼンツ お笑い統一王座GP2019 グランドチャンピオン大会
- 2021年 第10回 ytv漫才新人賞決定戦 第4位(ROUND2 1位通過)
- 2022年 第11回 ytv漫才新人賞決定戦 第6位(ROUND2 2位通過)
- 2023年 R-1グランプリ2023 準決勝進出(赤木のみ)、復活ステージ2位
- 2024年 第13回 ytv漫才新人賞決定戦 第5位(敗者復活)
- 2024年 第54回NHK上方漫才コンテスト 準優勝
主な出演歴
[編集]テレビ
[編集]- アキナ・和牛・アインシュタインのバツウケテイナー(サンテレビ)
- 今ちゃんの「実は…」(朝日放送、2018年9月19日-)月1回程度出演
- まちけん参上!~あなたの街のおもしろ検定~(NHK、2018年11月18日 - 、リポーターとして不定期出演)
- 名門!モウカリマッカー学園~西梅田校新聞部~(テレビ大阪、2019年3月8日-)[19]
特別番組
[編集]- 王者が認める漫才師(MBS、2018年8月27日)
- お笑いジャイアントキリング~しばり漫才王決定戦~(MBS、2018年9月7日)
- 今年一番ウケたネタ大賞(関西テレビ、2018年12月23日)
- M-1グランプリ2018 敗者復活戦(朝日放送、2018年12月2日)
- オールザッツ漫才(MBS、2018年12月29日、2019年12月29日)
ゲスト出演
[編集]- 千原ジュニアの座王(関西テレビ、2018年10月20日(赤木のみ)、2019年1月27日)
- 本能Z(CBCテレビ、2019年1月9日)
- あさパラ!(読売テレビ、2019年1月12日)
- BOMBER-E(メ~テレ、2019年2月19日)
- ネタパレ(フジテレビ、2019年3月1日)
- そろそろ にちようチャップリン(テレビ東京、2019年3月30日)
ラジオ
[編集]- オンスト(YES・fm、2019年4月-)木曜日[20][21]
- オンスト(YES・fm、2018年4月6日・5月9日・7月9日・8月15日、ゲスト出演、2018年7月9日放送回は祇園の代役としてパーソナリティを担当。)
- 祇園のNEXT芸人コレクション(ラジオ大阪、2018年6月19日)
- 週刊ヤングフライデー(MBSラジオ、2018年7月27日)
- マルセイユの朝まで生まんげき(MBSラジオ、2018年7月9日)
- 銀シャリの炊きたてふっくらじお(KBS京都、2018年8月19日)
- ますます!ハイヒール(MBSラジオ、2018年9月1日)
- たくろうのNEXT芸人コレクション[22][23](ラジオ大阪、2019年8月 - 9月)
ネット番組
[編集]単独ライブ
[編集]- 2018年
- 2月18日 - 『今日のたくろう』(よしもと漫才劇場)
- 7月18日 - 『今日のたくろう』(よしもと漫才劇場)
- 12月23日 - 『Forever Laugh』(よしもと漫才劇場)
- 2019年
- 2月16日 - からし蓮根・たくろう合同単独ライブ『road to 火の国&forever たくろう』
- 6月29日 - 『きよさん』(よしもと漫才劇場)
- 7月26日 - 『よしのぶ』(ヨシモト∞ホール)
- 2020年
- 2月15日 - 『Dremars High』(よしもと漫才劇場)
- 2021年
- 8月13日 -『らいおんの全て』(よしもと漫才劇場)
- 2022年
- 1月15日 -『明るいロングヘアー』(よしもと漫才劇場)
- 5月15日 - 『ヨロヨロヨロッピー』(神保町よしもと漫才劇場)
- 8月10日 - 『コーラコーラ』(よしもと漫才劇場)
- 2023年
- 2月19日 - 『ペンター』(よしもと漫才劇場)
- 8月4日 - からし蓮根・たくろう合同単独『「one more火の国」&「マルウス」』(よしもと漫才劇場)
- 2024年
- 1月26日 - 『プーノ』(よしもと漫才劇場)
- 5月6日 - からし蓮根・たくろう合同単独『「one more火の国」&「マルウス」』(よしもと漫才劇場)
出典
[編集]- ^ “たくろう プロフィール|吉本興業株式会社”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ a b “異色芸人コンビ・たくろう「高校時代に芽生えた反骨心で一発逆転を狙う」” (2018年12月25日). 2020年1月3日閲覧。
- ^ “たくろう きむらバンド”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “たくろう きむらバンドTwitter”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “NSCの面白いとこ【たくろう赤木の面白いとこ #2】” (2019年12月28日). 2020年1月3日閲覧。
- ^ “笑いのない人生なんて:結成3年、注目のコンビ たくろう 不可思議なボケに優しく” (2019年1月21日). 2020年1月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “たくろう コンビ情報詳細|M-1グランプリ 公式サイト”. 2023年11月10日閲覧。
- ^ “よしもとニュースセンター : よしもと漫才劇場 6年目以下のネタバトルイベント「Kakeru翔GP」 優勝は「たくろう」”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ a b “今宮戎神社こどもえびすマンザイ新人コンクール 受賞者一覧” 2019年9月23日閲覧。
- ^ “第39回ABCお笑いグランプリ|朝日放送テレビ”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “「第39回ABCお笑いグランプリ」濱田祐太郎、ゆりやんら決勝進出者12組が決定! (1/2)”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “からし蓮根、たくろう、ジュリエッタら「NHK上方漫才コンテスト」本選初進出 - お笑いナタリー”. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “強みは「爆裂世界観」たくろう、NHKの大チャンスをものにできるか - お笑いナタリー”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “からし蓮根が「第8回ytv漫才新人賞決定戦」優勝 - お笑いナタリー”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “ytv漫才新人賞優勝のからし蓮根、漫才中に覚醒していた「時間がゆっくりに」 - お笑いナタリー”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “たくろう、ytv漫才新人賞選考会を1位通過「奇跡起これとずっと思ってた」 - お笑いナタリー”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “漫才Lovers・ytv漫才新人賞 公式Twitter”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “からし蓮根、たくろう、宮下草薙ら43組が最終予選進出「第40回ABCお笑いGP」 - お笑いナタリー”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “「ヤバい奴が来た!」たくろう、モウカリマッカー学園に登場 - お笑いナタリー”. お笑いナタリー (2019年3月8日). 2019年3月10日閲覧。
- ^ “たくろう きむらバンドTwitter”. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “木曜日のオンスト”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “NEXT芸人コレクション 公式Twitter”. 2019年9月23日閲覧。
- ^ “NEXT芸人コレクション”. 2019年9月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式プロフィール
- お笑い芸人のたくろうチャンネル -YouTube
- やきそばパンチャンネル - YouTube
- たくろう きむらバンド (@takurouband) - X(旧Twitter)
- たくろう 赤木(@zFdekVMLkZ1PEmp)- Twitter
- たくろう きむらバンド(takurou_kim)- Instagram
- きむらバンド - note