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黒崎定三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒崎定三

黒崎 定三(くろさき ていぞう、1885年明治18年)2月16日 - 1948年昭和23年)7月19日[1])は、日本の法制官僚政治家貴族院議員、法制局長官

経歴

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京都府出身。郡山中学第三高等学校を経て、1911年東京帝国大学法科大学を卒業。同年12月、文官高等試験に合格。逓信省に入り通信局書記に就任。その後、法制局参事官、内閣恩給局審査官、法制局書記官などを歴任。その他、日独戦役講和準備委員、法制審議会幹事、交通審議会幹事などを務めた。1933年3月、齋藤内閣の法制局長官となり1934年7月まで在任。退任後すぐ同月3日に貴族院勅選議員に任命され[2]研究会に属し1946年(昭和21年)5月17日[3][4]まで在任した[1]

1939年(昭和14年)1月、平沼内閣で再び法制局長官となり同年8月まで在任。その他、企画院参与、議会制度審議会幹事長、土木会議議員、大蔵省委員、国民更生金庫理事長などを歴任。戦後に公職追放となった。

栄典

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脚注

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  1. ^ a b 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』119-120頁。
  2. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、44頁。
  3. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、55頁。
  4. ^ 『官報』第5804号、昭和21年5月23日。
  5. ^ 『官報』第2858号・付録「辞令」1922年2月14日。

参考文献

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  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』1990年。
  • 上田正昭他『日本人名大辞典』講談社、2001年。
公職
先代
堀切善次郎
船田中
日本の旗 法制局長官
第31代:1933 - 1934
第38代:1939 - 1939
次代
金森徳次郎
唐沢俊樹