[go: up one dir, main page]

コンテンツにスキップ

野上恒

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

のがみ ひさし

野上 恒
生誕 1971年
日本の旗 日本京都府八幡市
出身校 大阪芸術大学
職業 ゲームクリエイター
活動期間 1994年 -
代表作 どうぶつの森シリーズ
スプラトゥーンシリーズ
テンプレートを表示

野上 恒(のがみ ひさし、1971年[1] -)は、任天堂ゲームクリエイター。同社のゲームソフトどうぶつの森』シリーズと『スプラトゥーン』シリーズのプロデューサーを務めている。

経歴・人物

京都府八幡市出身[2]。子供の頃から漫画の模写などが好きで[3]、後にドット絵制作にも興味を持つ。高校時代には、サン電子発売のディスクシステム用ソフト『ナゾラーランド』シリーズで募集していたドット絵のコンテスト「ミス・ナゾラーコンテスト」に応募し、大賞を獲得する[4]

京都府立八幡高等学校(現・京都府立京都八幡高等学校)卒業後、大阪芸術大学へ進学[2]。その後、ゲームの絵を描く仕事に就きたいと考え、在学当時に任天堂電通が共同開催していた「任天堂・電通ゲームセミナー」を受講し[3][5]、チームで制作したゲーム「トライエンジェル」で「任天堂賞」(期の受講者中での最優秀賞)を受賞[要出典]。大学卒業後、1994年に任天堂へ入社[6]。当時の情報開発部に所属しスーパーファミコンソフトスーパーマリオ ヨッシーアイランド』などの作品にデザイナーとして参加[7]、その後2001年発売のNINTENDO64用ソフト『どうぶつの森』でディレクターを務め、以降、同シリーズの制作にかかわっている。

自身がプロデューサーを務めるスプラトゥーンシリーズの公式Twitter上や関連イベントでは、サングラスをかけ白衣を着用した姿の「イカ研究員」として登場している(野上とよく似た別人という設定)[8][注釈 1]。また、2016年11月2日にインターネット上で放送された『とびだせ どうぶつの森 Direct』では、ニンテンドー3DS用ソフト『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』に登場するキャラクター「パニエル」に扮してゲーム内容を紹介した[9]

作品

脚注

注釈

  1. ^ 2017年1月13日開催の「Nintendo Switchプレゼンテーション2017」など一部イベントでは「野上恒」として紹介されることもある。

出典

  1. ^ 「どうぶつの森e+をつくった人たちにいろんな話を聞いちゃいました。」『Nintendo DREAM』Vol.93、毎日コミュニケーションズ、2003年6月21日、11頁。 
  2. ^ a b 本人のFacebookより。
  3. ^ a b Nintendo Online Magazine 2000年4月号 特集『ゲームクリエイターになりたいアナタへ!!』 1.ゲームクリエイターのお仕事 / グラフィックデザイナー 情報開発部 野上 恒さんインタビュー”. 任天堂. 2022年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月15日閲覧。
  4. ^ 1988年3月11日発売のゲームソフト『ナゾラーランド 第3号』の中で、大賞作品とともに「きょうとふ やわたし ノガミ ヒサシさん」と紹介されている。
  5. ^ 社長が訊く ゲームセミナー2008 ~『どうぶつの森』ができるまで~”. 任天堂 (2009年1月19日). 2017年1月19日閲覧。
  6. ^ 2008年12月5日に開催された「ゲームセミナー2008」の中で「入社してから14年たちました」と語っている。
  7. ^ 「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」発売記念インタビュー 第5回「スーパーマリオワールド + ヨッシーアイランド篇」”. 任天堂 (2017年9月28日). 2017年9月28日閲覧。
  8. ^ 『Splatoon(スプラトゥーン)』インタビュー―プロデューサー野上氏に訊く、スプラトゥーン甲子園への想いと今後のこと”. ファミ通.com (2016年2月12日). 2017年1月19日閲覧。
  9. ^ とびだせ どうぶつの森 Direct 2016.11.2 プレゼンテーション映像”. YouTube Nintendo 公式チャンネル (2016年11月2日). 2017年1月19日閲覧。
  10. ^ 社長が訊く Wiiプロジェクト Vol.3 Wiiチャンネル編 第4回”. 任天堂 (2006年9月14日). 2017年1月19日閲覧。
  11. ^ 社長が訊く『Splatoon(スプラトゥーン)』”. 任天堂 (2015年5月21日). 2017年1月19日閲覧。

外部リンク