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近畿大学数学コンテスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

近畿大学数学コンテスト(きんきだいがくすうがくコンテスト、英語:Kinki University Mathematics Contest[1])は、近畿大学数学教室が主催する数学コンテスト。

概説

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1999年に第一回が開催され、現在では、11月はじめの近畿大学生駒祭の期間を利用して、毎年開催されている。

年齢や職業などの参加資格の制限は無く、誰でも参加でき、全国から数学好きが集って腕を競う。制限時間は5時間で、時間内に解答を提出しさえすれば、どんな本を参照しても、どこへ行っても良く、複数人のチームとして参加することもできる。出題者さえ思いつかなかった“エレガント”な解答が、最も賞賛される。

当初は、主として大学内を対象としたコンテストであり、数学の教員などの「プロ」は参加できないなどの制限があったが、後に『数学セミナー』や『大学への数学』などの雑誌掲載を通して規模を拡大し、現在ではプロ・アマ問わずに誰でも参加できるコンテストになっている。近畿地方近辺にある進学校の中学・高校からの参加も多く、近年では関東地方など遠方からの参加者もいる。

コンテストの問題と解答をまとめた本が、『21世紀無差別級数学バトル 近畿大学数学コンテスト問題集』としてピアソン・エデュケーションから出版されている。

脚注

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  1. ^ 近大英称の"Kinki University"は2015年現在"Kindai University"である。詳細・出典等は近畿大学の項目参照。

外部リンク

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