荒木博志
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(26887) 東京ジャイアンツ[1] | 1994年10月14日 |
(46632) RISE[1] | 1994年10月14日 |
(100267) JAXA[2] | 1994年10月14日 |
荒木 博志(あらき ひろし)は日本の天文学者。総合研究大学院大学の助教授。国立天文台の水沢VLBI観測所で月探査プロジェクトの主任研究員や助教として勤務し、はやぶさミッションの科学チームのサブリーダーであった。また、3つの小惑星を発見している。月周回衛星「かぐや」レーザ高度計(LALT)主任研究者として観測所の同僚と共同で、月の詳細な地形図を作製した[1]。
来歴
[編集]1995年に東京大学にて理学博士を修める。翌年から国立天文台水沢観測センターの助手となり、2004年には国立天文台水沢観測所(RISE推進室) の主任研究員となる。2008年からは国立天文台RISE月探査プロジェクト助教となり、2012年からは同月惑星探査検討室の助教を務めた。
論文
[編集]- 博士論文『月震発生様式の解明とそのLUNAR-A計画における月震観測への適用』1995年3月29日、東京大学。
- 荒木博志、田澤誠一・野田寛大・ほか「「かぐや」搭載レーザー高度計(LALT)によって明らかにされた月の形状と地形」『測地学会誌』第55巻第2号、測地学会、281-290頁、ISSN 0038-0830。
- 神谷泉、荒木博志・祖父江真一「『「かぐや」が見た月の地形』の作成」『地図 = Map』第47巻第1号、日本国際地図学会、2009年3月31日、33-34頁、ISSN 00094897、NAID 10024831507。
脚注
[編集]- ^ New light on Moon’s far side, Institute of Physics, (Feb 12, 2009)
外部リンク
[編集]- 教員紹介
- 荒木 博志の論文 国立天文台 RISE
- "Detailed map shows dry Moon" - Canada
- "Crustal thickness of the Moon: Implications for farside basin structures" - GRL
- "Moonlight project - Observations of Lunar rotation and Ephemeris by optical methods on the Moon"
- Spacewarn Bulletin - NASA
- "Moon's Puzzling, Thick-Skinned Far Side" - Sky and Telescope
- "New high-res maps suggest little water in moon" - Universe Today
- "CCD Centroiding Experiment for the Japan Astrometry Satellite Mission (JASMINE) and In Situ Lunar Orientation Measurement (ILOM)"
- "Development ofa LD pumped Nd:YAG Oscillator for Space-borne LaserAItimeter"
- Mizusawa VLBI Observatory