牧野圭祐
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牧野 圭祐(まきの けいすけ、1980年 - )は、日本の脚本家・小説家・ゲームシナリオライター 。愛知県岡崎市出身。愛知県立岡崎北高等学校卒業。同志社大学文学部文化学科美学及び芸術学専攻卒業。
経歴
[編集]脚本以外に、音楽家(bio tolva)として音源を発表している。2008年にアイスランドでデモCDを販売し、2012年6月6日1stアルバム「Chiaroscuro」をノベルサウンズよりリリース。
アメリカのミュージシャンMarc Bianchi(w:Her Space Holiday)から「bio tolvaは"Chiaroscuro"で、とても稀で美しい地点に到達した。 クラシックと現代性を併せ持つ、本当に素晴らしい作品だ」と評されるなど、国内海外で高評価を得ている。[1]
また、『富士山こどもの国 夏休みフォトコンテスト』で入賞をしている。[2]
賞歴
[編集]- 2006年、第32回 城戸賞最終候補。
- 2007年、第9回 日本映画エンジェル大賞入賞。[3]
- 2009年、第1回 TBS連ドラ・シナリオ大賞入選。
- 2013年、第31回 ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭 準グランプリ(映画『アブダクティ』)。[4]
- 2013年、第14回 ブエノスアイレスRojo Sangre映画祭 (w:Buenos Aires Rojo Sangre) 脚本賞(映画『アブダクティ』)。[5]
- 2017年、『月とライカと吸血姫』「このライトノベルがすごい! 2018」〈文庫部門〉第4位。[6]
- 2022年、『月とライカと吸血姫』第53回星雲賞『日本長編部門』受賞[7]。
主な作品
[編集]脚本
[編集]連続テレビドラマ
[編集]- 新参者(2010年、TBS)
- 歌セラ 第12話「ふぞろいの妊婦たち」(2010年、TBS系列)
- シマシマ(2011年、TBS)
- イロドリヒムラ 第5話「鎖国ガール」(2012年、TBS)
- HiGH&LOW season2(2016年、日テレ)
- 黒書院の六兵衛(2018年、WOWOW)
単発テレビドラマ
[編集]- 恋うたドラマSP 第1夜 絢香「三日月」×成海璃子(2009年、TBS)
- 東野圭吾ミステリー 新春ドラマ特別企画 赤い指〜「新参者」加賀恭一郎再び!(2011年、TBS)
テレビアニメ
[編集]- 月とライカと吸血姫(2021年)原作・シリーズ構成・脚本
映画
[編集]- さよならドビュッシー(2013年1月26日)
- アブダクティ(2013年10月12日)
- おー!まい!ごっど! 神様からの贈り物(2014年1月11日)
- ROAD TO HiGH&LOW(2016年5月7日)脚本協力
- HiGH&LOW THE RED RAIN(2016年10月8日)
ゲーム
[編集]- KILLER IS DEAD(2013年) シナリオ協力
- 解放少女 SIN(2013年) シナリオ
- ペルソナ5(2016年)シナリオチーム
- ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス(2018年)シナリオチーム
- ペルソナ5 ザ・ロイヤル(2019年)シナリオチーム
- ソードアート・オンライン メモデフ&IF×ペルソナ5 ザ・ロイヤル コラボ(2020年)
- DEATHVERSE:LET IT DIE (2022年)設定協力
- ブラックスター -Theater Starless-(シーズン5第2章~)
- メタファー:リファンタジオ(2024年)シナリオチーム
声劇
[編集]- H△G ワンマンライブ「銀河鉄道の夜を越えて」× 声劇『月とライカと吸血姫/星町編』(2019年)脚本・演出
小説
[編集]- アブダクティ 適者生存(TOブックス、2013年)
- フリック&ブレイク 全3巻(ガガガ文庫、小学館、2015年 - 2016年)
- 月とライカと吸血姫 全7巻(ガガガ文庫、小学館、2016年 - 2021年)
- 銀河鉄道の夜を越えて〜月とライカと吸血姫 星町編〜(ガガガ文庫、小学館、2020年)
- 毒恋 ~毒もすぎれば恋となる~(角川文庫、2024年)
アンソロジー
[編集]- ソードアート・オンライン IF 公式小説アンソロジー(電撃文庫、KADOKAWA、2023年、原作・監修:川原礫)「この呪いをどう解いたらいいの ―シリカと幽霊少女(ゴーストガール)―」
漫画原作
[編集]- 荒野に煙るは死の香り 全2巻(コミックゼロサム、一迅社、2018年 - 2019年)
音楽関係
[編集]作詞
[編集]作詞、作曲、編曲
[編集]- Chiaroscuro(bio tolva、2012年)ノベルサウンズ
楽曲提供
[編集]- スペインの食の祭典「ANDALUCIA SABOR 2009」参加レストラン「TERAKOYA」PV
- 漫画元気発動計画 Domix『ZOMBIEMEN』エカテリナ編
- Life works vol.9『泣き女』監督・脚本:利重剛
- littro rettle『エーデルワイス』(#4,#12 / remix #10)
脚注
[編集]- ^ “bio tolva"Chiaroscuro"”. 2022年8月21日閲覧。
- ^ “twitterの投稿”. 2023年2月1日閲覧。
- ^ “独自な地位と役割果たしてきたエンジェル大賞”. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “ブリュッセルファンタスティック国際映画祭・準グランプリ受賞!山口雄大監督 最新作・主演 温水洋一『アブダクティ』劇場公開決定!!”. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “日本映画データベース”. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “今年一番のラノベは!? このライトノベルがすごい!2018”. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “「月とライカと吸血姫」原作小説が星雲賞受賞、キャラデザ・加藤裕美がイラストでお祝い”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月27日) 2022年8月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- オフィシャルサイト
- bio tolva"Chiaroscuro"
- 牧野圭祐 (@mkn_kei) - X(旧Twitter)