森克己
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人物情報 | |
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生誕 |
1903年4月26日 日本・長野県 |
死没 | 1981年4月26日(78歳没) |
出身校 | 東京帝国大学文学部 |
学問 | |
研究分野 | 歴史学(東アジア中世史) |
研究機関 | 中央大学 |
学位 | 文学博士(東京帝国大学) |
主な受賞歴 | 西日本文化賞(1949年) |
森 克己(もり かつみ、1903年9月26日 - 1981年4月26日)は、日本の歴史学者。専門は対外関係史。中央大学文学部教授などを歴任した。
経歴
[編集]1903年、長野県下高井郡豊郷村(現:野沢温泉村)生まれ。旧制麻布中学校、第二高等学校[1]を経て、1929年に東京帝国大学文学部国史学科卒業[2]。
1941年から史料編纂官[3]を務めた後、満洲建国大学助教授となり、1943年同教授。1945年敗戦により帰国。
1945年に『日宋貿易の研究』によって東京帝国大学文学博士号を取得。1947年から九州帝国大学法文学部教授を務めた。1952年からは横浜市立大学文理学部教授、1953年東京都立大学人文学部教授、1959年より中央大学文学部教授。1974年に中央大学を退職し、愛知学院大学文学部教授を1979年まで務めた。
受賞・栄典
[編集]- 1949年西日本文化賞受賞。
著書
[編集]- 『大東亞共榮圈の歴史性』滿洲帝國協和會建國大學分會出版部 1942
- 『日宋貿易の研究』国立書院 1948
- 『日宋文化交流の諸問題』刀江書院 1950
- 『遣唐使』至文堂・日本歴史新書 1955
- 『人身売買 海外出稼ぎ女』至文堂・日本歴史新書 1959
- 『日本の歴史 鎌倉武士 鎌倉時代』ポプラ社 1969
- 『日本の歴史 南北朝のあらそい 室町時代』ポプラ社 1969
- 『森克己著作選集』全6巻、国書刊行会 1975-76
- 『新編森克己著作集』全4巻、勉誠出版 2008-11
- 第1巻 日宋貿易の研究 2008
- 第2巻 日宋貿易の研究 続 2009
- 第3巻 日宋貿易の研究 続続 2009
- 第4巻 増補日宋文化交流の諸問題 2011
記念論集
[編集]出典
[編集]- 『長野県人名鑑』信濃毎日新聞社 1974
脚注
[編集]- ^ 第二高等学校 編『第二高等学校一覧 自大正15年至大正16年』第二高等学校、1916年9月、222頁。NDLJP:940315/116。
- ^ 『東京帝国大学要覧 昭和4年度』東京帝国大学、1929年5月、396頁。NDLJP:1448267/208。
- ^ 『東京帝国大学一覧 昭和16年』東京帝国大学、1941年12月、445頁。NDLJP:1451090/234。