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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
棒術で使われる棒。

(ぼう)は、細長い円柱など柱形道具部品の総称。で持つなどして自由に動かせるものを呼ぶことが多い。棒と呼ばれるものには竿スティックバーワンドロッドポールなどが含まれる。地面に立てて固定された長大なものは棒ではなくと呼ばれる。

この項目では主に道具の棒について扱う。

歴史

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人類は600万年から700万年前にアフリカで誕生したといわれているが、地殻変動により土地は乾燥して森林は縮小した[1]。サバンナの拡大に伴い、人類は木を降りて二足歩行をするようになったが、これにより手が自由に使えるようになるとともに脳が発達した[1]。そして石や木の棒を道具として使い始めたといわれている[1]

用途

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打撃

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でつかんで何かを叩くのに使われる。

武器

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単純な棒から、複雑な構造や機構(鋲、伸縮、電撃など)を備えたものまである。

スポーツ・武術

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支持

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何かを載せたりぶら下げたりする棒。この用途の場合、動かせないものを棒と呼ぶ例もある。

加工

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  • 麺棒 - 生地などを薄く延ばすために転がす棒。

指示

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棒の位置や動きで指示を伝える。

慣用句・派生語

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  • 棒読み - 棒がまっすぐで変化がないことから、単調で感情の抑揚がない演技。声についての「大根役者」。単に棒とも言う。
  • 棒に振る - 棒手振(天秤棒を振って品物を売り歩く商人)がいくら努力してもなかなかを持てないことから、努力が無駄になること。
  • 棒引き - 帳簿の金額に棒線を引いて取り消しすことから、借金の帳消しを意味する。
  • 犬も歩けば棒にあたる - 物事を行えば災い(あるいは幸い)が起こりうるということわざ
  • 棒棒鶏 - 鶏肉料理の一つ。肉を棒で叩いてやわらかくしたことから。
  • 相棒 - 2人組の棒の前後を担ぐことから、2人組の相手の意味。
  • 用心棒 - 護身のための武器の棒から、ボディーガードのこと。

脚注

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  1. ^ a b c 海野邦昭『トコトンやさしい切削加工の本』日刊工業新聞社、2010年、10頁。 

関連項目

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  1. ^ 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及, 精選版. “線グラフ(せんグラフ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2023年4月27日閲覧。 “世界大百科事典内の線グラフの言及 【統計グラフ】より [線グラフ]一つの量の動きに対する他の量の変化の状態を表す関数グラフで,とくに時間の経過に応じて変化する量を考える場合(時系列という)が多く,折れ線(図5)または曲線で表す。棒グラフでは絶対量の大小を長さの長短で表すのに対し,線グラフでは変化の状況を高さの増減で表す”
  2. ^ 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及, 精選版. “線グラフ(せんグラフ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2023年4月27日閲覧。 “せん‐グラフ【線グラフ】〘名〙 (グラフはgraph) 数量の変化の様子や分布状態を表わすグラフの一つ。数量の大きさに比例する線分(棒)を並べたもの。棒グラフ。”