東鉄工業
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | 東鉄、TOTETSU |
本社所在地 |
日本 〒160-8589 東京都新宿区信濃町34JR信濃町ビル4階 |
設立 |
1943年(昭和18年)7月7日 (東京鐵道工業株式会社) |
業種 | 建設業 |
法人番号 | 6011101014147 |
事業内容 | 土木、建築、線路及び電気工事の施工 他 |
代表者 | 代表取締役社長 前川忠生 |
資本金 | 28億1,000万円 |
売上高 |
連結:1,246億6100万円 (2023年3月期) |
営業利益 |
連結:90億7000万円 (2023年3月期) |
純利益 |
連結:79億500万円 (2023年3月期) |
総資産 |
連結:1,497億円 (2023年3月期) |
従業員数 |
連結:1,856名 (2022年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 東日本旅客鉄道株式会社 10.3% |
主要子会社 | 主要関係会社参照 |
外部リンク | https://www.totetsu.co.jp/ |
東鉄工業株式会社(とうてつこうぎょう、英: TOTETSU KOGYO CO., LTD.)は、東京都新宿区信濃町に本社を置く建設会社(ゼネコン)である[1]。創業時の経緯から鉄道工事に強みを持ち、現在はJR東日本とつながりが深い。JR東日本パートナー会社であり、中堅ゼネコンである。JPX日経中小型株指数の構成銘柄の一つ[2]。
概要
[編集]1943年(昭和18年)に鉄道の輸送力確保を目的に、当時の鉄道省の指示で国策会社として設立された。戦後は鉄道以外の工事にも進出し、2013年(平成25年)には創業70年を迎える。
線路・土木・建築・環境の4事業のなかで、線路事業では、JR東日本管内の線路メンテナンスの約3割を担うなど、国内最大規模である。また、メンテナンスだけでなく新幹線、高速道路、マンションなどの工事でも多くの施工実績がある。
大型保線機械 | 台数(台) |
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マルチプルタイタンパー | 16 |
バラストレギュレター | 11 |
軌道モーターカー | 37 |
ロータリーモーターカー(除雪用モーターカー) | 22 |
レール削正車 | 12 |
新幹線確認車 | 5 |
マルチトロ | 35 |
大株主であり最大顧客でもあるJR東日本からは、線路の保守以外にも鉄道の安全・安定輸送に係る鉄道施設の工事を受注している。 バブル崩壊後の建設不況の中で、財務体質の強化や不採算工事の排除などの経営改革を行い、2009年3月期から4期連続で有利子負債ゼロを達成するなど安定した財務内容を誇る。 (2012年3月期各種経営指標:経営事項審査経営状況Y評点=1,334点 土木一式総合評定値(P)=1781点 自己資本比率=58.1% )
沿革
[編集]- 1943年(昭和18年)7月 - 当時の鉄道省の要請により、鉄道の保持・強化を目的として関東地方の鉄道工事業者が企業合同し、国策会社東京鐵道工業株式会社として設立。
- 1949年(昭和24年)10月 - 建設業法により建設大臣登録(イ)第146号の登録を完了。
- 1952年(昭和27年)7月 - 商号を東鉄工業株式会社に変更。
- 1962年(昭和37年)11月 - 株式を東京証券取引所市場第二部に上場。
- 1963年(昭和38年)8月 - 本店を東京都新宿区市谷砂土原町2丁目7番地に移転。
- 1971年(昭和46年)10月 - 宅地建物取引業法により宅地建物取引業者として免許取得。
- 1972年(昭和47年)10月 - 株式を東京証券取引所市場第一部に上場。
- 1974年(昭和49年)3月 - 建設業法の改正により、建設大臣許可を受ける。
- 1983年(昭和58年)6月 - 東鉄工業作業員宿舎放火殺人事件で従業員2名が中核派テロの犠牲になる。
- 2004年(平成16年)6月 - 八王子支店、新潟支店を設置。環境関連事業を事業目的に追加。
- 2005年(平成17年)
- 1月 - 本社を現在地に移転。
- 10月 - 子会社7社を東鉄機工株式会社、東鉄メンテナンス工事株式会社、東鉄創建株式会社の3社に再編。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 4月 - 東鉄研修センターを東鉄技術学園に改称。
- 10月 - 鉄道安全推進本部を設置、9本部制に再編。
- 2009年(平成21年)4月 - 環境事業本部を環境本部に改称し、3ヶ年中期経営計画スタート。
- 2015年(平成27年)- IR優良企業賞を受賞。
事業所
[編集]- 本社
- 東京都新宿区信濃町34JR信濃町ビル4階
- 支店・営業所
- 東京土木支店(東京都豊島区駒込1-8-11 トーコー駒込ビル3階)
- 東京線路支店(東京都豊島区駒込1-8-11 トーコー駒込ビル4階)
- 東京建築支店(東京都豊島区駒込1-8-11 トーコー駒込ビル5階)
- 八王子支店(東京都八王子市旭町12-4 日本生命八王子ビル3階)
- 横浜支店(神奈川県横浜市西区平沼1-40-26 JR東日本横浜支社ビル)
- 千葉支店(千葉県千葉市中央区弁天2-23-1)
- 水戸支店(茨城県水戸市宮町2-7-7)
- 埼玉支店(埼玉県さいたま市大宮区桜木町4-247 OSビル6階)
- 東北支店(宮城県仙台市青葉区中央3-10-19 仙台KYビル4階)
- 高崎支店(群馬県高崎市東町172-9)
- 新潟支店(新潟県新潟市中央区天神尾1-29-13)
- 東鉄総合研修センター(茨城県つくばみらい市紫峰ヶ丘2-1)
- 福島営業所(福島県福島市早稲町6番3号 高徳 第8ビル2階)
- 盛岡営業所(岩手県盛岡市中央通3丁目3番2号 菱和ビル3階 3-B号室)
- 仙北営業所(宮城県東松島市矢本字上河戸177-23)
- 長野営業所(長野県塩尻市大門521 JR塩尻総合事務所2階)
主要関係会社
[編集]- 連結子会社
- 東鉄機工株式会社
- 東鉄メンテナンス工事株式会社
- 東鉄創建株式会社
- 興和化成株式会社
- 持分法適用関連会社
- 株式会社ジェイテック
- 株式会社全溶
- 株式会社日本線路技術
脚注
[編集]- ^ (財)建設経済研究所 『2009年3月期(2008年度)主要建設会社決算分析』(2009年6月23日)
- ^ “JPX日経中小型株指数構成銘柄一覧 (2021年9月30日時点)” (PDF). jpx.co.jp (2021年10月4日). 2021年10月8日閲覧。
関連項目
[編集]- 仙建工業 - JR東日本が主要株主
- 第一建設工業 - JR東日本が主要株主
- 名工建設 - JR東海が筆頭株主
- 大鉄工業 - JR西日本が筆頭株主
- 広成建設 - JR西日本が筆頭株主
- 九鉄工業 - JR九州(JR九州建設グループホールディングス)が筆頭株主
- 三軌建設 - JR九州(JR九州建設グループホールディングス)が筆頭株主
- 札建工業 - JR北海道が主要株主
- 日本の企業一覧 (建設)
- 東京ヤクルトスワローズ - オフィシャルスポンサーを務めるプロ野球球団。コラボレーションにより「東鉄工業presents燕の下の力持ち賞」を2019年から2023年まで企画していた。