札内岳
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札内岳 | |
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十勝幌尻岳より望見する札内岳 | |
標高 | 1,895.6 m |
所在地 |
日本 北海道十勝総合振興局帯広市・ 河西郡中札内村 |
位置 | 北緯42度41分38秒 東経142度47分48秒 / 北緯42.69389度 東経142.79667度座標: 北緯42度41分38秒 東経142度47分48秒 / 北緯42.69389度 東経142.79667度 |
山系 | 日高山脈 |
初登頂 | 井田清(1927年) |
札内岳の位置 | |
プロジェクト 山 |
札内岳(さつないだけ)は、北海道帯広市と河西郡中札内村とにまたがる標高1,895 m[1][2]の山である。日高山脈襟裳十勝国立公園に含まれる。また、北海道の百名山に選ばれている。
日高山脈北部主稜線上のエサオマントッタベツ岳から東に派生する支稜線上に位置し、ピパイロ岳からカムイエクウチカウシ山とピラミッド峰を札内川越しにぐるりと見渡すことができる展望の良い山である[3]。東面に底の崩れたカールを抱いている。山頂には三等三角点(点名「札内岳」)[4]が設置されている。
山名はアイヌ語で「Sat(乾く)nay(川)」を意味し、この山が札内川の源流となっていることに由来する[5]
登山ルート
[編集]整備された登山道はなく、登頂には戸蔦別川の支流・ピリカペタヌ沢川を遡行することになる。それほど困難ではない沢である[6]が一般向けではない。戸蔦別川とピリカペタヌ沢川の合流点に山小屋(避難小屋)の戸蔦別川ヒュッテがあり、ベースキャンプとして利用されている。
近隣の山
[編集]- 十勝幌尻岳 (1,846 m)
- エサオマントッタベツ岳 (1,869 m)
- カムイエクウチカウシ山 (1,979.4 m)
- 岩内岳 (1,497.7 m)
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カムイエクウチカウシ山からの札内岳と十勝幌尻岳
脚注
[編集]- ^ “標高値を改定する山岳一覧 資料2”. 国土地理院 2014年3月26日閲覧。
- ^ GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は1,896 mであった。
- ^ 梅沢俊、菅原靖彦『北海道夏山ガイド4 日高山脈の山々』北海道新聞社、2007年
- ^ 国土地理院 基準点成果等閲覧サービス
- ^ 北道邦彦『アイヌ語地名で旅する北海道』朝日新聞社、2008年、61頁。
- ^ 日本山岳会『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、2005年