木曜組曲
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『木曜組曲』(もくようくみきょく)は、恩田陸の小説。1999年11月に徳間書店から単行本が刊行され、2002年9月に徳間文庫から文庫版が刊行された。
2002年に映画化された。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
4年前に謎の薬物死を遂げた女流作家・重松時子。彼女を偲んで毎年5人の女たちが時子の館に集っていた。しかし、今年は謎の花束が届いたことにより、いつもと雰囲気が変わってしまった。そして、彼女たちは時子の死について自らの推理を語りだす。
映画
[編集]2002年10月12日公開。光和インターナショナル制作。
キャスト
[編集]- 塩谷絵里子(ノンフィクションライター):鈴木京香
- 静子の母の妹の娘(従姉妹)。親類ではあるが、時子との血の繋がりは無い。
- 川渕静子(出版プロダクション経営):原田美枝子
- 時子の異母姉妹。
- 林田尚美(ミステリー作家):富田靖子
- 時子の弟の娘(姪)。
- 杉本つかさ(純文学作家):西田尚美
- 時子のもう一人の姪。尚美の異母姉妹。
- 綾部えい子(ベテラン編集者):加藤登紀子
- 大手出版社のベテラン編集者。時子のデビュー当時からの担当。
- 重松時子(耽美派女流作家の巨匠):浅丘ルリ子
- 謎の毒物死を遂げる。
- 刑事 :竹中直人
スタッフ
[編集]他の作品との関連
[編集]登場人物、重松時子の執筆した小説の題名に『蛇と虹』があり、短編集『いのちのパレード』に同題名の作品が収録されている。