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日本クラシック音楽コンクール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本クラシック音楽コンクール(にほんクラシックおんがくコンクール)は、日本クラシック音楽協会が1991年から主催しているクラシック音楽のソロのコンクール。通称「クラコン」と呼ばれる。

特色

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  • 国内のコンクールの中では初の自由曲制を採用しており、予選会・本選会・全国大会通して自分の得意な曲、好きな曲で参加することができるのが最大の特徴。
  • 予選会は日本全国(47都道府県)のホールで開催しており、居住地に関係なく出場会場を選ぶことができる(複数会場参加可能)。
  • 全国大会において全ての部の第3位以上の入賞者は「入賞者披露演奏会に出演依頼」がある(チケットノルマなし)。
  • 入賞者披露演奏会では独奏またはピアノ部門、ヴァイオリン部門、声楽部門の第2位以上、前記以外の部門の第1位の入賞者はオーケストラと協演することができる。
  • 主要楽器すべての部門を毎年開催しており、部門内でも幼児、小学校低学年(1・2年生)、小学校中学年(3・4年生)、小学校高学年(5・6年生)、中学校、高校、大学(大学院)、一般の各部がある。
  • 台湾の音符田商社と提携しており、音符田商社が主催する招待演奏(交流会)に入賞者の中から数名招待されることがある。

審査部門・部

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主要楽器すべての部門を毎年開催している。

各部門にはそれぞれ、幼児、小学校低学年(1・2年生)、小学校中学年(3・4年生)、小学校高学年(5・6年生)、中学校、高校、大学(大学院)、一般の各部がある。

部門

開催部門の同属楽器(ピッコロバスクラリネットフリューゲルホルンなど)でも参加が可能である。

参加曲目

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予選会・本選会・全国大会を通して自由曲で参加することができる。

別の作曲家の曲目を複数組み合わせて演奏することができ、楽章・組曲・変奏曲を抜粋して演奏することもできる。

審査

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本コンクールは、予選会・本選会・全国大会からなる。予選会は日本全国(47都道府県)で開催しており、居住地に関係なく全会場の中から選ぶことができる(複数会場出場可能)。

参加した会場のいずれか1ヶ所の合格で通過となり、次の選考会に進むことができる。

採点方法は点数制

審査方法
予選・本選・全国大会ともに点数制
  • 予選   70点以上で合格。予選としての到達度を審査。
  • 本選   80点以上で合格。全国大会へ出場するレベルに達しているかを審査。
  • 全国大会 86点以上で入賞(グランプリ、第1位~第5位)点数に対して入賞順位を決定。

表彰

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全国大会でグランプリ、第1位~第3位に入賞した場合、

副賞として高校・大学・一般の部は賞金、幼児・小学校・中学校の部は記念品、「入賞者披露演奏会への出演依頼」がある。

独奏またはピアノ部門、ヴァイオリン部門、声楽部門の第2位以上、前記以外の部門の第1位の入賞者はオーケストラと協演することができる。(各部に準ずる)

表彰
予選 合格証、本選の出場資格
本選 賞状(優秀賞)、全国大会の出場資格
全国大会 第1位 90点 賞状、副賞

第2位 89点 賞状、副賞

第3位 88点 賞状、副賞

第4位 87点 賞状

第5位 86点 賞状

歴史

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  • 1991年 日本クラシック音楽家協会を設立。日本クラシック音楽コンクールの予選、本選を東京、大阪、愛知、長野で開催、参加者150名  
  • 1992年 全国大会を開始。北海道、宮城、福岡を増設 
  • 1995年 審査会場を17都市で開催、参加者2,000名 
  • 1998年 日本クラシック音楽協会として名称を変更 
  • 2000年 審査会場を34都市で開催、参加者5,600名 
  • 2005年 審査会場を全都道府県で開催、参加者7,850名
  • 2008年 一般社団法人として協会を設立、台湾の音符田商社と提携を結ぶ
  • 2010年 記念行事として「世界クラシック2010」を日台で開催
  • 2011年 ガラコンサートにて入賞者で編成したオーケストラとの協演を開始
  • 2012年 参加者10,000名を超える
  • 2014年 幼児の部を新設。ピアノ部門、声楽部門のみ男女別の審査となる
  • 2016年 参加者13,000名を超える
  • 2017年 アンサンブル部門を新設
  • 2018年 室内楽部門を新設
  • 2019年 ハープ部門を新設
  • 2022年 アンサンブル部門、室内楽部門を終了

外部リンク

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