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日下実男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日下 実男(くさか じつお、1926年3月20日 - 1979年9月11日[1])は、日本科学評論家科学読物作家、翻訳家

略歴

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愛知県安城市出身[1]。 1947年、東京大学理学部物理学科卒業[1]朝日新聞社に入り、科学記者、欧米特派員を経て、1969年退社[1]

日本宇宙飛行協会(副会長[2])、日本海洋学会などに所属し、科学評論家として活躍[1]

1961年、『ロケットよ土星をめざせ』で小学館児童文化賞佳作賞。

著書

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  • 海鷹丸周航記』(現代思潮社) 1953
  • 『ある未来の物語 海と人間と極と』(蒼樹社) 1955
  • 『火の矢 人工衛星物語』(光和堂) 1956
  • 『海のひみつ』(偕成社、絵とき百科20) 1956
  • 『海洋の秘密』(社会思想研究会出版部、現代教養文庫) 1957
  • 『世界の七ふしぎ』(大日本図書、ものがたり百科) 1957
  • 『私たちの宇宙』(朝日新聞社) 1957
  • 『すばらしい原子力』(偕成社、絵とき百科32) 1958
    • 『すばらしい原子力』(偕成社、絵ときシリーズ13) 1963
  • 『星と空間 無限への挑戦』(社会思想研究会出版部、現代教養文庫) 1958
  • 『科学の冒険者たち』(中島章作絵、講談社、少年少女世界科学冒険全集35) 1958
  • 『宇宙世紀の科学』(偕成社、図説文庫43) 1958
  • 『星への道ひらく』(三笠書房) 1959
  • 『驚異の科学・科学と発明』(偕成社、目で見る学習百科5) 1960
  • 『宇宙の進化』(文芸春秋新社) 1961
    • 『宇宙の進化』(文芸春秋新社) 1965
  • 『少年少女学習百科全集14』(畑中武夫, 伊藤展安共著、講談社) 1961
  • 『最新科学の驚異』(偕成社、少年少女図説シリーズ3) 1962
  • 『宇宙のふしぎ』(依光隆絵、偕成社、少年少女ものがたり百科9) 1962
  • 『地球物語 地球の生成から消滅まで』(早川書房、ハヤカワ・ライブラリー) 1962
  • 『世界のふしぎ』(偕成社、目で見る児童百科15) 1963
  • 『わたしたちの太陽系』(あかね書房、少年少女宇宙の科学2) 1964
  • 『衛星船宇宙をいく』(岩井泰三絵、講談社、少年少女世界の名著2) 1965
  • 『宇宙学入門』(社会思想社、現代教養文庫) 1967
  • 『人工衛星・宇宙ステーション』(岩崎書店、少年少女宇宙開発の科学5) 1968
  • 『宇宙のふしぎ』(古川晴男等監修、依光隆絵、偕成社、少年少女ものがたり百科9) 1968
  • 『地球の誕生と未来』(三晃書房、三晃新書1) 1968
  • 『天体と宇宙 宇宙の謎をさぐる』(偕成社、ジュニア博物館4) 1968
  • 『なぞとふしぎめぐり たのしいクイズつき』(石田武雄絵、偕成社、絵百科なぜとなに8) 1969
  • 『月へいくアポロ宇宙船』(田代三善絵、偕成社、少年少女ドキュメンタリー1) 1969
  • 『宇宙に挑む人間 - アポロから惑星へ』(文芸春秋) 1969
  • 『地球の誕生と死』(田代三善絵、ポプラ社、パイオニア・ブックス3) 1970
  • 『海をさぐる わたしがいどんだ海』(大日本図書、大日本ジュニア・ブックス ノンフィクション) 1970
  • 『日本の人工衛星』(ダイヤモンド社) 1971
  • 『宇宙への挑戦者 フォン・ブラウン』(岩井泰三絵、文研出版、文研児童読書館) 1971
  • 『大深海10.000メートルへ』 (中西立太絵、偕成社、少年少女ドキュメンタリー10) 1971
  • 『10人の科学者』(酒井光男絵、実業之日本社、世界の10人シリーズ1) 1972
  • 『流星群のひみつ』(小松崎茂絵、講談社、少年少女講談社文庫) 1972
  • 『世界のふしぎ なぞの正体をさぐる』(石田武雄絵、大日本図書、ワールド・ブック5) 1972
  • 『世界は一つ 船の旅四九〇〇〇キロ』(梁川剛一絵、大日本図書、ワールド・ブック7) 1972
  • 『なぜなに ロボットと未来のくらし』(監修、小学館、なぜなに学習図鑑14) 1972
  • 『月より火星へ 宇宙へいどむ人間の記録』(佐川京子絵、旺文社、旺文社ジュニア図書館) 1973
  • 『絵ときSF もしもの世界』(学習研究社、学研カラー版ジュニアチャンピオンコース) 1973
    • 『絵ときSF もしもの世界』(復刊ドットコム、学研カラー版ジュニアチャンピオンコース) 2017
  • 『なぜなに空とぶ円盤のふしぎ』(監修、相島敏夫著、小学館、なぜなに学習図鑑21) 1973
  • 『太陽のひみつ』(武部本一郎絵、文研出版、文研科学の読み物) 1974
  • 『新・海洋の秘密』(社会思想社、現代教養文庫) 1975
  • 『大氷河期 日本人は生き残れるか?』(朝日ソノラマ) 1976
  • 『絵とき21世紀 大予言! 未来をさぐる』(田平真穂子共著、学習研究社、ジュニアチャンピオンコース) 1976
  • 『海洋文明学入門 海に広がる生活』(社会思想社、現代教養文庫) 1976
  • 『大異変! 地球SOS』(福島正実共著、学習研究社、ユアコースシリーズ) 1976
  • 『新・宇宙の進化 第1部 (進化する惑星) 』(文芸春秋) 1977
  • 『新・宇宙の進化 第2部 (衝突する天体) 』(文芸春秋) 1978
  • 『水の惑星99の謎 : 海と生命の宇宙船』(産報、Sanpô books) 1977
  • ブラック・ホール99の謎 : 大宇宙の神秘を解くカギか』(サンポウジャーナル、サンポウ・ブックス) 1978
  • 『驚異の大深海 かぎりなき暗黒世界への旅立ち』(サンポウジャーナル、サンポウ・ブックス) 1978
  • 『大宇宙への設計』(東海大学出版会) 1978
  • 『宇宙学入門 続』(社会思想社、現代教養文庫) 1978
  • 『宇宙観史 人類と宇宙の5000年』(東海大学出版会、東海科学選書) 1980

翻訳

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  • 『宇宙への設計』(ヘルマン・オーベルトみすず書房、現代科学叢書49) 1958
  • 『ビーブ海底探検記 / 宇宙への旅』(オーベルト・ビーブ、依光隆絵、偕成社、少年少女世界の名著9) 1963
  • われらをめぐる海』(レイチェル・カースン、早川書房、ハヤカワ・ライブラリ) 1965、のちハヤカワ文庫NF 1977
  • 『世界の海底に挑む』(ジャック=イヴ・クストー、朝日新聞社) 1966
  • 『百年後の世界』(ワシリエフ・グーシチェフ編著、依光隆絵、偕成社、少年少女世界のノンフィクション14) 1966
  • ジェミニよ永遠に ある宇宙飛行士の遺稿』(ヴァージル・ガス・グリソム、早川書房、ハヤカワ・ノンフィクション) 1968
  • ロウソクの科学』(ファラデー、旺文社文庫) 1969
  • 『深海探検記 珍奇な魚と生物』(ウィリアム・ビービ、社会思想社、現代教養文庫) 1970
  • 『宇宙時代の地球儀』(S・カール・ハーシュ、岩淵慶造画、学習研究社、少年少女科学読物3) 1971
  • 『海とわたしたち』(レイチェル・カースン、岡野謙二等絵、学習研究社、少年少女科学読物7) 1972
  • 『大いなる一歩 アポロ11号全記録』(ニール・アームストロング, マイケル・コリンズ, エドウィン・E.オルドリン Jr、早川書房) 1973
  • 『わが銀河の発見』(チャールズ・A・ホイットニー、立風書房) 1974
  • 『海洋の神秘』(カール・プロウヤン、集英社、図説 探検の世界史2) 1975
  • 『宇宙へのとびら』(C・キルミスター、田平真穂子共訳、TBSブリタニカ、ワールド・サイエンス) 1976
  • 『惑星と生命』(P・H・A・スニース、TBSブリタニカ、ワールド・サイエンス) 1976
  • 『スーパーシップ 巨大タンカーと瀕死の海』(ノエル・モスタート、早川書房、ハヤカワ・ノンフィクション) 1976
    • 『巨大タンカー』(ノエル・モスタート、早川書房、ハヤカワ文庫NF) 1983
  • 『太平洋の航跡』(ジョン・ギルバート、集英社、図説 探検の世界史14) 1976
  • 『アジモフ博士の極地論』(アイザック・アジモフ、田平真穂子共訳、文化放送関発センター出版部) 1977
  • 『アジモフ博士の新地球論』(アイザック・アジモフ、田平真穂子共訳、文化放送開発センター出版部) 1978
    • 『アシモフ博士の新地球論』(アイザック・アシモフ、田平真穂子共訳、法政大学出版局) 1988
  • 『宇宙のカタストロフィ』(G・L・ヴァーシュウァ、ダイヤモンド社、サイエンスブックス) 1979
  • 『気象の陰謀』(インパクト・ティーム、早川書房、ハヤカワ文庫NF) 1983

脚注

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  1. ^ a b c d e 日外アソシエーツ現代人物情報
  2. ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus