[go: up one dir, main page]

コンテンツにスキップ

市棚駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
市棚駅
駅入口のトイレ(2007年10月)
いちたな
Ichitana
宗太郎* (7.5 km)
(4.7 km) 北川
地図
所在地 宮崎県延岡市北川町川内名[1]
北緯32度43分41.98秒 東経131度42分36.95秒 / 北緯32.7283278度 東経131.7102639度 / 32.7283278; 131.7102639座標: 北緯32度43分41.98秒 東経131度42分36.95秒 / 北緯32.7283278度 東経131.7102639度 / 32.7283278; 131.7102639
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 日豊本線
キロ程 238.5 km(小倉起点)
電報略号 チタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
13人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1923年大正12年)7月1日[1]
備考 無人駅[1]
*この間に大分支社宮崎支社との境界あり(大分県側の最後のトンネル第四宗太郎トンネルと大分県・宮崎県の県境をまたぐ橋梁の間にある)。
テンプレートを表示

市棚駅(いちたなえき)は、宮崎県延岡市北川町川内名にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線である[1]

起点(小倉駅)側から見て、宮崎県内に所在する最初の駅である[1]。また、当駅と宗太郎駅との間には大分県と宮崎県の県境と共に、JR九州の大分支社宮崎支社との支社境界も存在し、駅単位では当駅から宮崎支社管轄エリアに入る形となる。

かつては475系717系キハ220形を使用した延岡方面からの折り返し列車や、延岡-佐伯間の列車が設定されていた。2018年3月17日ダイヤ改正以降は、787系特急電車4両編成(先頭1両のみ乗車可)を使用した普通列車が上り2本、下り1本のみ発着する。

宮崎県では最東端かつ最北端の駅であり、青春18きっぷを使用した旅行では本数の極端な少なさと運行時間帯により難所として有名な宗太郎越え区間に位置する駅でもある。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線のホームを有する地上駅[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。

無人駅で駅舎はなく、2003年(平成15年)にかつて駅舎のあった場所に木造の便所が建てられている[1]。また、簡素ながらも接近放送がある。

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
1 日豊本線 上り 佐伯方面
2 下り (特急・貨物の通過のみ)
3 延岡方面

利用状況

[編集]

近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1996年 34
1997年 28
1998年 22
1999年 18
2000年 17
2001年 15
2002年 13
2003年 15
2004年 21
2005年 20
2006年 21
2007年 23
2008年 20
2009年 19
2010年 15
2011年 14
2012年 12
2013年 16
2014年 16
2015年 13

駅周辺

[編集]

駅の裏に国道10号があり駅前は旧道である。国道10号沿いには商店がある[1]。近隣を流れる清流、小川(こかわ)はホタル観賞でも有名。

  • 市棚簡易郵便局
  • 鏡山展望所
  • 鏡山パラグライダーテイクオフ場

隣の駅

[編集]
九州旅客鉄道(JR九州)
日豊本線
宗太郎駅 - 市棚駅 - 北川駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 44号 宮崎駅・都城駅・志布志駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月23日、21頁。 
  2. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、756頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ “日本国有鉄道公示第682号”. 官報. (1972年3月29日) 
  4. ^ “通報 ●日豊本線下ノ江駅ほか7駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1972年3月29日) 
  5. ^ 台風第18号による被害状況について(第1報)” (PDF). 国土交通省 (2017年9月18日). 2017年9月19日閲覧。
  6. ^ “JR代行バス運行 利用者、早期復旧願う”. 大分合同新聞: p. 11(夕刊). (2017年9月19日). オリジナルの2017年9月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170919093501/http://oita-press.co.jp/1010000000/2017/09/19/130716395 2017年9月23日閲覧。 
  7. ^ 台風第18号による被害状況について(第4報)』(pdf)(プレスリリース)国土交通省、2017年9月20日。オリジナルの2017年9月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20170922193949/http://www.mlit.go.jp/common/001202496.pdf2017年9月24日閲覧 
  8. ^ 日豊本線・豊肥本線の運転計画について(お知らせ)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年9月20日). 2017年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月20日閲覧。
  9. ^ 日豊本線・豊肥本線の運転計画について(お知らせ)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年9月25日). 2017年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月25日閲覧。
  10. ^ JR九州が組織強化へ 名称変更し「宮崎支社」発足”. 宮崎 NEWS WEB. NHK (2022年4月1日). 2022年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月1日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]