川北力
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川北 力(かわきた ちから、1954年10月15日 - )は、日本の官僚。大臣官房総括審議官、理財局長、国税庁長官を務めた。
来歴・人物
[編集]東京都出身[1]。麻布高等学校、東京大学法学部第2類(公法コース)を卒業[2]。1977年に大蔵省に入省(国際金融局総務課)[3][1]。1982年7月12日に園部税務署長[4]。この間に主税局税制第二課長補佐(消費税)[5]、大臣官房企画官兼主税局総務課、藤井大蔵大臣秘書官(事務担当)、主税局総務課企画官兼主税局税制第一課、主計局主計官(地方財政、大蔵担当)、野中・村岡両内閣官房長官秘書官(事務担当)、主計局主計官(運輸、郵政担当)などを務める。2000年7月に主計局主計官(総務課(企画担当))、2001年1月6日に財務省主計局主計官(総務課(企画担当))、同年7月に主税局税制第一課長、2002年7月に大臣官房総合政策課長、2004年7月に大臣官房文書課長、2005年7月に大阪国税局長、2007年7月に大臣官房審議官(主税局担当)、2008年7月4日に大臣官房総括審議官、2009年7月14日に理財局長を経て、2010年7月30日に国税庁長官に就任[1][6]。
2012年8月をもって退官し、同年10月から2014年9月までに一橋大学大学院法学研究科で教授を務めた[7]。
2013年6月に伊藤忠商事取締役に就任し、2019年6月にはコナミホールディングス監査役に就任し、2021年6月から特別顧問を務めている[8][9][10]。
脚注
[編集]- ^ a b c 興信データ株式會社 2009, か196頁.
- ^ 『東大人名録 官公庁編』1992年発行、47頁
- ^ 『大蔵省名鑑 1997年版』時評社、1996年12月、58頁
- ^ “人事異動 内閣”. 『官報 第16635号』 (1982年7月13日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ 『職員録 昭和63年版 上巻』大蔵省印刷局、1987年発行、498頁
- ^ 国税庁長官に川北氏就任へ2010年 7月23日 日本経済新聞
- ^ 特別顧問プロフィール | コナミグループ株式会社
- ^ 人事、伊藤忠商事2013年 4月17日 日本経済新聞
- ^ 人事、コナミホールディングス2019年 5月28日 日本経済新聞
- ^ 人事、コナミホールディングス2021年 5月13日 日本経済新聞
- ^ 『官報』号外259号、令和6年11月5日
参考文献
[編集]- 興信データ株式會社『人事興信録 第45版 上』興信データ、2009年。