吉田大八 (映画監督)
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よしだ だいはち 吉田 大八 | |||||||||||||||
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生年月日 | 1963年10月2日(61歳) | ||||||||||||||
出生地 | 日本 | ||||||||||||||
職業 | 映画監督 | ||||||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、ミュージック・ビデオ、舞台 | ||||||||||||||
活動期間 | 1987年 - | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
映画 『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』 『パーマネント野ばら』 『桐島、部活やめるってよ』 『紙の月』 『美しい星』 『羊の木』 『騙し絵の牙』 | |||||||||||||||
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吉田 大八(よしだ だいはち、1963年10月2日[1] - )は、日本の映画監督、CMディレクター。鹿児島県出身[1]。2013年、『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀作品賞を始め各賞を受賞[2]。
経歴
[編集]ラ・サール高等学校[要出典]、早稲田大学第一文学部卒業[3]。高校までは音楽をやっていて映画はあまり関心がなかったが[4]、上京後に観た『爆裂都市 BURST CITY』で映画にはまり[4][5]、大学4年間で映画を観まくり、『仁義なき戦い』や『太陽を盗んだ男』などに感銘を受けた[4][6]。
1987年にCM制作会社のティー・ワイ・オーに入社[3]。以降、20年間CMディレクターとして数百本のテレビCMを手掛け[4][7]、様々な広告賞を受賞している。テレビCM以外には、ミュージック・ビデオやテレビドラマ、ショートムービーなども演出しており、2007年には、初の長編劇場用映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』を監督し、同年の第60回カンヌ国際映画祭の批評家週間部門に招待され話題となる。
2013年、『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀作品賞を始め各賞を受賞[7]。同作は初動こそ振るわなかったものの、鑑賞者による口コミの広がりにより6か月以上に及ぶ異例のロングラン上映となった。
2017年に「僕そのものの考え方を半分くらい作った」と語る程、自身の創作に多大な影響を受けていたミュージシャン平沢進と対談を行う[8]。
作品
[編集]映画
[編集]- 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年、ファントム・フィルム)- 監督・脚本
- クヒオ大佐(2009年、ショウゲート)- 監督・脚本
- パーマネント野ばら(2010年、ショウゲート)- 監督
- 桐島、部活やめるってよ(2012年、ショウゲート)- 監督・脚本
- 紙の月(2014年、松竹)- 監督
- 美しい星(2017年、ギャガ)- 監督・脚本
- 羊の木(2018年2月3日公開、アスミック・エース)[9] - 監督
- 騙し絵の牙(2021年3月26日公開、松竹)[10] - 監督・脚本
- No Return(2021年7月14日配信、Amazon Music) - 監督・脚本[11]
- 敵(2025年1月17日公開予定、ハピネットファントム・スタジオ/ギークピクチュアズ)- 監督・脚本[12]
舞台
[編集]ショートムービー
[編集]- 男の子はみんな飛行機が好き(出演:三浦友和)*『SO-RUN MOVIE ソーラン・ムービー』の中の1編
- dolce 実況ホテル/2つの教室/カリスマ写真家
- ミツワ(出演:板尾創路、樋口可南子、市川実日子、中村獅童)
テレビドラマ
[編集]PV
[編集]映画祭実績
[編集]- 男の子はみんな飛行機が好き
- ショートショートフィルムフェスティバル2002 招待上映
- 第6回水戸短編映像祭 招待上映
- TJSFF トロント日本短編映画祭(カナダ/2004)
- クレルモンフェラン国際短編映画祭(フランス/2005年)
- プラネット映画祭05
- ドレスデン・アニメーション&短編国際映画祭(ドイツ/2005年)
- THE JAPANESE FILM SEASON(ロンドン/2005年)
- 「dolce 実況ホテル/2つの教室/カリスマ写真家」
- クレルモン=フェラン国際短編映画祭 参加(フランス/2003年)
- 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
- カンヌ国際映画祭 "批評家週間"
- カルロヴィヴァリ国際映画祭 Another View部門
- 釜山国際映画祭 A Window On Asian Cinema部門
- ワルシャワ国際映画祭 Free Spirit Competition部門 大賞受賞
- "2Morrow" 国際映画祭(モスクワ)コンペティション部門
- AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)International Feature Competition部門
- パーマネント野ばら
- プチョン国際ファンタスティック映画祭NETPAC賞(アジア最優秀映画賞)
- 紙の月
- 第27回東京国際映画祭観客賞
- 敵
- 第37回東京国際映画祭東京グランプリ/東京都知事賞、最優秀監督賞
受賞歴
[編集]- 第34回ヨコハマ映画祭
作品賞および監督賞(『桐島、部活やめるってよ』)
- 第67回毎日映画コンクール日本映画優秀賞および監督賞(『桐島、部活やめるってよ』)[14]
- 第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞及び最優秀監督賞(『桐島、部活やめるってよ』)
- 第38回日本アカデミー賞優秀監督賞(『紙の月』)[15]
- 第27回東京国際映画祭観客賞(『紙の月』)
- 第37回東京国際映画祭東京グランプリ/東京都知事賞、最優秀監督賞(『敵』)[16]
脚注
[編集]- ^ a b “吉田大八のプロフィール・画像・写真”. WEBザテレビジョン. KADOKAWA. 2022年12月24日閲覧。
- ^ 岸田智 (2014年10月16日). “吉田大八監督は勘違い女の映画ばかり撮っている?”. シネマトゥデイ. 2014年10月16日閲覧。
- ^ a b “吉田大八 プロフィール”. 映画24区スクール 2018年6月16日閲覧。
- ^ a b c d 塩田時敏「『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』監督・吉田大八インタビュー 『シニカルでブラックで"笑える"映画に…』」『シナリオ』2007年8月号、日本シナリオ作家協会、52 - 57頁。
- ^ 映画『紙の月』監督 吉田 大八さん - Creative Village
- ^ 吉田大八インタビュー - HogaHolic | ホウガホリック
- ^ a b 岸田智 (2014年10月16日). “吉田大八監督は勘違い女の映画ばかり撮っている?”. シネマトゥデイ. 2014年10月16日閲覧。
- ^ CDジャーナル 2017年5月号
- ^ “錦戸亮主演×吉田大八監督「羊の木」映画化!共演に木村文乃、松田龍平、市川実日子”. 映画ナタリー. (2016年9月23日) 2016年9月23日閲覧。
- ^ “大泉洋主演×吉田大八監督のタッグで『騙し絵の牙』映画化決定 共演に松岡茉優、佐藤浩市”. Real Sound (株式会社blueprint). (2019年10月30日) 2019年11月13日閲覧。
- ^ “吉田大八×錦戸亮ら4組、Amazon Musicが短編映画と音楽の新プロジェクト始動”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2021年7月7日) 2022年8月12日閲覧。
- ^ "長塚京三主演×吉田大八監督で筒井康隆の小説『敵』映画化 共演に瀧内公美、河合優実ら". Real Sound. blueprint. 14 September 2024. 2024年9月14日閲覧。
- ^ “リリー・フランキーと吉田大八がドラマでタッグ、小林聡美と岡田将生も出演”. 映画ナタリー. 株式会社ナターシャ (2019年2月21日). 2019年2月21日閲覧。
- ^ 鈴木隆; 広瀬登 (2013年1月18日). “毎日映画コンクール:大賞は「終の信託」”. 毎日jp. 毎日新聞社. pp. 1-2. 2013年1月18日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 第38回日本アカデミー賞最優秀賞発表!、日本アカデミー賞公式サイト、2015年1月16日閲覧。
- ^ “吉田大八×長塚京三「敵」TIFFで3冠、トニー・レオン「大好きな映画を見つけられた」”. 映画ナタリー. 株式会社ナターシャ (2024年11月6日). 2024年11月7日閲覧。
外部リンク
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