北鯖江駅
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北鯖江駅 | |
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東口駅舎(2024年8月) | |
きたさばえ Kita-Sabae | |
◄鯖江 (3.2 km) (4.7 km) 大土呂► | |
所在地 | 福井県鯖江市下河端町61 |
所属事業者 | ハピラインふくい |
所属路線 | ■ハピラインふくい線 |
キロ程 |
43.5 km(敦賀起点) 米原から89.4 km |
電報略号 | キサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
514人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1955年(昭和30年)5月1日[1][2] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
北鯖江駅(きたさばええき)は、福井県鯖江市下河端町にある[2]、ハピラインふくいハピラインふくい線の駅である。
歴史
[編集]- 1955年(昭和30年)5月1日:国鉄北陸本線の鯖江駅 - 大土呂駅間に新設開業する(旅客駅)[1][2]。
- 1971年(昭和46年)3月25日:荷物の取扱を廃止する[3]。駅員無配置駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[5]。
- 2018年(平成30年)9月15日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[6][7][8][9][10][11]。
- 2024年(令和6年)3月16日:北陸新幹線の金沢駅 - 敦賀駅間開業に伴い、ハピラインふくいの駅となる[12][13][14]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線[2]を有する地上駅[1]。線路の東側に開業当初からの駅舎が残り、駅舎とホームは跨線橋で連絡している[2]。跨線橋は駅の裏にも延びており、その部分は「西口」とされている。
無人駅(北陸新幹線敦賀延伸まではJR西日本金沢支社の福井地域鉄道部管理)であるが[2]、ハピラインふくいへの転換前は福井県内で唯一「名誉駅長」(駅近隣に在住する国鉄・JRの退職者が対象)をJR西日本金沢支社が委嘱していた[15]。駅舎に隣接してトイレが設置されている[2]。一部がかさ上げされているホーム上の待合室にICカードチャージに対応した自動券売機がある(駅舎の中にはない)。
駅舎側と「西口」側の2か所にICカード専用の簡易改札機が設置されている[6][10]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■ハピラインふくい線 | 上り | 武生・敦賀方面[16] |
2 | 下り | 福井・金沢方面[16] |
-
駅舎(東口・JR西日本時代)
-
JR西日本時代の西口、ICカード用の改札機が設置されている。
利用状況
[編集]「福井県統計年鑑[17]」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は514人である[18]。
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 363 |
1998年 | 371 |
1999年 | 365 |
2000年 | 416 |
2001年 | 412 |
2002年 | 401 |
2003年 | 367 |
2004年 | 355 |
2005年 | 363 |
2006年 | 367 |
2007年 | 365 |
2008年 | 406 |
2009年 | 401 |
2010年 | 411 |
2011年 | 428 |
2012年 | 424 |
2013年 | 449 |
2014年 | 471 |
2015年 | 467 |
2016年 | 477 |
2017年 | 518 |
2018年 | 526 |
2019年 | 514 |
駅周辺
[編集]駅舎のある東側は住宅地で、小さなロータリーがつく。西側は下記の工場などが立ち並ぶ。両側とも駐輪場と駐車場(有料)があるが、駐車場は西側のほうが広い。
- 東部工業団地
- 北陸自動車道 北鯖江パーキングエリア
- 福井県動物愛護センター
- アル・プラザ鯖江
バス路線
[編集]- 東口
- 西口
福井鉄道(福鉄バス)とつつじバスが乗り入れている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 川島 2010, p. 55.
- ^ a b c d e f g 朝日 2012, p. 23.
- ^ “日本国有鉄道公示第118号”. 官報. (1971年3月24日)
- ^ 「通報 ●北陸本線田村駅ほか7駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年3月24日、4面。
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、133頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 『9月15日「ICOCA」を福井県内のJR北陸本線(新疋田駅〜牛ノ谷駅)に導入します! 〜北陸と近畿がICOCAでつながる〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道金沢支社、2018年5月30日。オリジナルの2019年5月28日時点におけるアーカイブ 。2020年9月13日閲覧。
- ^ “JR西日本「ICOCA」9/15エリア一体化、近畿から北陸・岡山も利用OK”. マイナビニュース (2018年5月30日). 2021年9月24日閲覧。
- ^ “イコカ福井県内導入は9月15日 福井駅と敦賀駅は先行で自動改札”. 福井新聞ONLINE (2018年5月31日). 2018年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月4日閲覧。
- ^ “JR西、福井でイコカ導入 9月15日から北陸線19駅”. 日本経済新聞. (2018年5月31日) 2021年9月24日閲覧。
- ^ a b “福井もICOCAで行こか JR西、9月15日から19駅に導入”. 産経ニュース. (2018年6月4日) 2021年9月24日閲覧。
- ^ “福井県内のJR線でICカード切符「ICOCA」運用開始 早朝購入組の姿も”. 福井経済新聞 (2018年9月15日). 2021年9月24日閲覧。
- ^ “新社名「ハピラインふくい」 並行在来線三セク会社 福井の60代男性考案”. 中日新聞Web. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。 2022年4月10日閲覧。
- ^ “並行在来線運営会社は「ハピラインふくい」 知事らが記者会見”. 朝日新聞デジタル. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。 2022年4月10日閲覧。
- ^ “並行在来線の役割転換、特急中心から「県民の足」へ…「パターンダイヤ」も検討”. 読売新聞オンライン. (2022年4月9日). オリジナルの2022年4月9日時点におけるアーカイブ。 2022年4月10日閲覧。
- ^ “85歳名誉駅長、笑顔も発車オーライ JR北陸線北鯖江駅「地域盛り上げたい」”. 福井新聞ONLINE. (2020年7月20日). オリジナルの2020年8月11日時点におけるアーカイブ。 2021年9月24日閲覧。
- ^ a b “北鯖江駅|時刻表”. 2024年3月28日閲覧。
- ^ 福井県統計年鑑
- ^ “8.駅別JR貨客輸送状況(1日平均)” (XIS). 福井県. 2021年3月29日閲覧。
参考文献
[編集]- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8。
- 『週刊JR全駅・全車両基地18 北陸本線②(森本~米原) 越美北線』朝日新聞出版、2012年12月9日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 北鯖江駅 - ハピラインふくい