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湘南港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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湘南港
湘南港の俯瞰

湘南港(しょうなんこう)は、湘南地方神奈川県藤沢市江の島にある、相模湾に面する地方港湾1964年昭和39年)に開催された東京オリンピックのヨット競技場として整備された。

神奈川県防災計画では、緊急物資受入港および防災拠点ヘリポートに指定されている。

概要

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施設

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ヨットハーバー施設(泊地を含む)

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商港施設

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  • 本船岸壁:2,000 トン級船舶が接岸可能な水深6 mの耐震岸壁、延長109 m
  • 船舶給水施設

交通施設

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  • 臨港道路附属駐車場:314台収容(駐車券発券機・自動料金徴収機付)11,499 m2

緑地

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  • 北緑地、南緑地(南防波堤遊歩道を含む)、東緑地、西緑地、中央緑地(センタープロムナードを含む)23,240 m2

港勢

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2007年の入港隻数は20隻、総トン数は3,543 トン[2]

沿革

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  • 1961年(昭和36年)5月1日:神奈川県小田原地方港湾修築事務所および神奈川県三崎港修築事務所が、神奈川県湘南港建設事務所(藤沢市江ノ島200-7)となる[3]
  • 1963年(昭和38年):湘南港を開設。
    • 12月:日本高速船株式会社(1981年に解散)が、湘南港 - 熱海 - 伊東を結ぶ水中翼船「わかしお丸」(後の「わかしお」)の定期運航を開始。
  • 1964年(昭和39年)8月18日:湘南港が完成。
  • 1965年(昭和40年):東海汽船が、湘南港 - 伊豆大島航路を就航。
  • 1968年(昭和43年):日本高速船株式会社が「わかしお」の定期運航を廃止。
  • 1970年(昭和45年)1月1日:港湾調査規則の乙種港湾の指定を受ける[5]
  • 1974年(昭和49年):東海汽船、湘南港 - 伊豆大島航路を廃止。
  • 1998年平成10年)9月:第53回国民体育大会(かながわ・ゆめ国体)のヨット競技会場となる。
  • 1999年(平成11年):湘南港にセンタープロムナードとサザエ島が完成。
  • 2003年(平成15年)11月:湘南港のあるべき姿検討懇話会が『湘南港(江の島ヨットハーバー)のあるべき姿』を提言。
  • 2016年(平成28年):土木学会選奨土木遺産に選ばれる[6]
  • 2024年令和6年)3月25日:「SHONAN江の島桟橋」開業式典。リビエラ逗子マリーナ逗子市)、葉山マリーナ(葉山町)などとの海上タクシーや貸し切りクルーズなどの拠点となる[7]

脚注

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  1. ^ 港湾の設置及び管理等に関する条例
  2. ^ 『平成19年国土交通省港湾調査年報』
  3. ^ 同年4月28日の神奈川県規則第36号
  4. ^ 同年10月1日の海上保安庁告示第214号
  5. ^ 同年7月14日の運輸省令第62号
  6. ^ 土木学会 平成28年度度選奨土木遺産 湘南港”. www.jsce.or.jp. 2022年6月9日閲覧。
  7. ^ 神奈川・湘南港に係留施設開業」『日本経済新聞』朝刊2024年3月26日(東京面)2024年4月13日閲覧

関連項目

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外部リンク

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