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吉野ヶ里町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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よしのがりちょう ウィキデータを編集
吉野ヶ里町
吉野ヶ里遺跡
地図
町役場位置
吉野ヶ里町旗 吉野ヶ里町章
吉野ヶ里町旗 吉野ヶ里町章
2006年11月13日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 佐賀県
神埼郡
市町村コード 41327-5
法人番号 5000020413275 ウィキデータを編集
面積 43.99km2
総人口 16,322[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 371人/km2
隣接自治体 神埼市三養基郡上峰町みやき町
福岡県福岡市那珂川市
町の木 さざんか
町の花 さくら
吉野ヶ里町役場
町長 伊東健吾
所在地 842-8501
佐賀県神埼郡吉野ヶ里町吉田321-2
北緯33度19分16秒 東経130度23分56秒 / 北緯33.32122度 東経130.39886度 / 33.32122; 130.39886座標: 北緯33度19分16秒 東経130度23分56秒 / 北緯33.32122度 東経130.39886度 / 33.32122; 130.39886
吉野ヶ里町役場
吉野ヶ里町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

吉野ヶ里町位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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吉野ヶ里町(よしのがりちょう)は、佐賀県東部に位置する。現在神埼郡に属する唯一の町である。

地理

地図
About OpenStreetMaps
Maps: terms of use
3 km
10
9
8
蛤岳
7
国道385号東脊振トンネル
6
長崎自動車道東脊振IC
5
4
陸上自衛隊目達原駐屯地
3
吉野ヶ里遺跡・歴史公園
2
吉野ヶ里公園駅
1
吉野ヶ里町の略地図
1
町役場
2
吉野ヶ里公園駅
3
吉野ヶ里遺跡・歴史公園
4
陸上自衛隊目達原駐屯地
5
佐賀東部中核工業団地
6
長崎自動車道東脊振IC
7
国道385号東脊振トンネル
8
蛤岳
9
千石山
10
権現山

佐賀県の東部、佐賀市から東へ約10km、福岡市から南へ約30kmの場所に位置している。町内を長崎本線国道34号長崎自動車道が東西に貫いている。町域は南北に細長く、中央部から南側は佐賀平野の北端部に含まれる平地であるが、長崎自動車道より北側の地域は脊振山地の南端部にあたる山がちな地形である。

地形

気候

隣接している自治体・行政区

佐賀県
福岡県

地名

地域 面積/km2 世帯[* 1] 人口[* 1] 旧町村 位置 町・字
三田川町 10.85 2917 8050 三田川町 立野[* 2]・田手・箱川・豆田・吉田
東脊振村 33.09 2561 8355 東脊振村 中央から北 石動・大曲・松隈・三津
43.94 5478 16405
  1. ^ a b 2010年10月1日
  2. ^ 1955年、豆田・吉田の錯綜地から発足

人口

吉野ヶ里町と全国の年齢別人口分布(2005年) 吉野ヶ里町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 吉野ヶ里町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
吉野ヶ里町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 13,864人
1975年(昭和50年) 14,330人
1980年(昭和55年) 14,506人
1985年(昭和60年) 14,911人
1990年(平成2年) 15,678人
1995年(平成7年) 15,631人
2000年(平成12年) 16,042人
2005年(平成17年) 16,100人
2010年(平成22年) 16,405人
2015年(平成27年) 16,411人
2020年(令和2年) 16,323人
総務省統計局 国勢調査より


歴史

1986年昭和61年)に現在の町域西部(旧三田川町~旧神埼町)の吉野ヶ里丘陵にある工場団地予定地から弥生時代環濠集落遺跡が発見され、吉野ヶ里遺跡と命名された。町名はこの吉野ヶ里遺跡に由来する。

近現代

行政

歴代町長

吉野ヶ里町(2006年-)歴代町長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
初-2 江頭正則 2006年4月16日 2014年4月15日
3 多良正裕 2014年4月16日 2018年4月15日
4 伊東健吾 2018年4月16日 現職

議会

  • 議会定数:12名[1]

町役場所在地

  • 三田川庁舎(旧三田川町役場):神埼郡吉野ヶ里町吉田321-2
  • 東脊振庁舎(旧東脊振村役場):神埼郡吉野ヶ里町三津777

県政

神埼市・神埼郡選挙区から選出される佐賀県議会議員の定数は2議席である。

国政・国の出先機関

出先機関

目達原駐屯地

警察

消防

産業

農業

工業

長崎自動車道東脊振インターチェンジが町の中央に位置し、又、九州自動車道鳥栖ジャンクションに近い地の利を活かし、製造業の誘致が図られている。

吉野ヶ里町に工場・事業所を置く企業

市外局番

  • 市外局番は全域が0952である。
  • 佐賀MA(市内局番52 - 53)
  • ただし、松隈小川内地区に関しては092(福岡MA)となる。

(交換局が、那珂川市からの接続となるため)

郵便局

金融機関

健康・福祉

統計はすべて2010年10月1日国勢調査のもの。

  • 平均年齢 : 42.52歳
    • 年少人口(0 - 14)割合:16.06%
    • 生産年齢人口(15 - 64)割合:64.04%
    • 老年人口(65 - )割合:19.90%

教育

中学校

小学校

幼稚園

  • 吉野ヶ里町立東脊振幼稚園
  • 三田川幼稚園
  • 吉野ヶ里こども園

保育所

交通

鉄道

吉野ヶ里公園駅
九州旅客鉄道(JR九州)

バス路線など

タクシー

吉野ヶ里観光タクシーが町内で営業している。

道路

高速道路

有料道路

一般国道

主要地方道

文化施設

  • 吉野ヶ里町吉野ヶ里駅公園コミュニティホール
  • 吉野ヶ里町町民憩いの家
  • 吉野ヶ里町東脊振村制100周年籾岳展望台・記念塔
  • 吉野ヶ里町東脊振運動公園
  • 吉野ヶ里町トム・ソーヤの森
  • 吉野ヶ里町立野地区学習等供用施設

スポーツ施設

  • 吉野ヶ里町三田川中央公園多目的広場
  • 吉野ヶ里町三田川武道館
  • 吉野ヶ里町三田川武道館
  • 吉野ヶ里町町民温水プール
  • 吉野ヶ里町三田川中央公園野球場
  • 吉野ヶ里町丸山球場
  • 吉野ヶ里町三田川中央公園テニスコート
  • 吉野ヶ里町東脊振運動公園テニスコート
  • 吉野ヶ里町町民三田川プール
  • 吉野ヶ里町児童体育館
  • 吉野ヶ里町三田川中央公園多目的広場

特産品

  • 栄西茶 - 緑茶栽培の発祥地と言い伝えられている、旧東脊振村でつくられたお茶(出所:吉野ヶ里町商工会公式ウェブサイト)。
  • 赤米 - 古代米の一種。古来は神事や宮廷料理で供されていたと言われている。吉野ヶ里遺跡周辺で作られている。現在は、地元中学校の生徒による赤米の田植え・稲刈りなども行われている。(出所:吉野ヶ里町商工会公式ウェブサイト)
  • やよいもち - 古代米の赤米を使って作られたもち。色は桜色で、中にはこしあんが入っている。もち米、小豆とも吉野ヶ里町産のものが使用されている。(出所:吉野ヶ里町商工会公式ウェブサイト)
  • いちごジャム - 吉野ヶ里町産のイチゴを使用したジャム。イチゴが採れる3月~5月までの期間限定商品。(出所:吉野ヶ里町商工会公式ウェブサイト)
  • 柿みそ - すりおろした柿の入った合わせ味噌。柿に含まれるビタミン等の成分が体に良く評判である。柿の甘味が味噌にまろやかさを加えており、珍味である。(出所:吉野ヶ里町商工会公式ウェブサイト)
  • さしみ蒟蒻

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名所・旧跡・観光スポット

  • 吉野ヶ里遺跡・吉野ヶ里歴史公園
  • 石塔院
  • 東妙寺
  • 長崎街道
  • 村制100周年記念塔
  • トムソーヤの森
  • 千石山サザンカ自生北限地(国の天然記念物
  • 九州自然歩道
  • 霊仙寺跡(茶栽培発祥の地)
  • 道の駅 吉野ヶ里 さざんか千坊館
  • 小川内(おがわち)の杉 - 山祗神社の神木。五ケ山ダム建設に伴い、200m余離れた高台に社殿と共に移設された[2]
  • 日吉神社(日吉城跡)
  • 田手畷の戦い
  • 田手川の戦い

祭事・催事

  • 吉野ヶ里夢ロマン軽トラ市(毎月第一日曜日)
  • 聖茶まつり(5月)
  • 兵庫祭り(蛤水道、5月)
  • 「夏」ふれあい祭り(8月)
  • 吉野ヶ里ふるさと炎まつり(10月下旬)
  • 竹ものがたり(11月)
  • 菜の花マーチ、春の「さざんか千坊館」祭り(3月)

吉野ヶ里町出身の有名人・著名人

  • 金剛敏彦 - 元十両力士
  • 中島輝士 - 元プロ野球選手
  • 大隈栄一 -「オークマ(株)国内工作機械製造メーカー 」創設者 (1870~1950)
  • 原貢 (1936~2014) - 元高校野球・大学野球監督。息子が巨人監督・原辰徳
  • 溝上たんぼ - お笑い芸人、新作のハーモニカ
  • KOSEI(八谷晃生)- ピアニスト、シンガーソングライター、アーティスト
  • 古賀紗理那 - バレーボール選手(NECレッドロケッツ)[3]

脚注

  1. ^ ○吉野ヶ里町議会の議員の定数を定める条例”. 2018年12月22日閲覧。
  2. ^ 福岡県五ケ山ダム建設事務所、「五ケ山ダムだより」、第27号、p.2「「小川内の杉」の移植が完了しました! (PDF) 」、2016年6月発行
  3. ^ "女子バレー古賀紗理那の攻撃が進化中 五輪延期「何かの意味がある」". 西日本スポーツ. 西日本新聞社. 20 September 2020. 2022年9月29日閲覧

外部リンク