[go: up one dir, main page]

コンテンツにスキップ

SHACHI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2024年8月1日 (木) 07:00; Setta karakusa (会話 | 投稿記録) による版 (参加作品)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
SHACHI
心斎橋火影 2017年12月17日
基本情報
出身地 日本の旗 日本 東京
ジャンル パンク
ロック
活動期間 1994年 - 2010年
2015年 -
公式サイト shachi-web.com
メンバー TAKE (ギターボーカル
HIDETA(ベースボーカル
KAITA(ドラムスコーラス

SHACHI(シャチ)は、1994年に結成された静岡県磐田市出身のパンクロックバンド。 2010年12月に解散するも、2015年1月より活動再開。 2024年結成30周年を迎える。

メンバー

[編集]

現在のメンバー

[編集]
1975年9月17日生まれ。サングラスとリストバンドがトレードマーク。好きなものは芋焼酎と釣り。INDIES ROCK RADIOにてラジオパーソナリティを務める。[1]
1975年7月27日生まれ。ステージでは首元にバンダナを巻いている事が多い。HIDETA名義でアコースティックギターでのソロ活動もしている。甘い物担当。
1986年1月11日生まれ。サポート期間を経て2024年1月より正式加入。(元ONE'S TRUTH、GENERAL HEAD MOUNTAIN) 得意料理は鶏の唐揚げ。

過去のメンバー

[編集]

来歴

[編集]

1994年に、メンバー達の地元である静岡県磐田市で結成された。

結成後、1年足らずでヤマハの「TEENS' MUSIC FESTIVAL」に出場し、全国大会オーディエンス賞受賞[2]という経歴のパンクバンドである。

このときの受賞曲「ゴミ」が、TAKEの運営するDUSTBOX RECORDSの名前の由来となっている。当初は東京を中心とするライブ活動を行なっていたが、ハンサム兄弟らの所属していたリアス式海岸レーベルから初アルバムをリリースした2000年に初の全国ツアーを行なって以降、2005年までツアーバンドとして全国を回り、青春パンクブームの一翼を担った。2007年には、渋谷CLUB QUATTROで行なわれた1000回記念単独ライブの模様がDVDとしてリリースされた。

DUSTBOX RECORDSは、SABOTENのファーストアルバムを全国流通で再発し、セカンドアルバムをリリースするなど、TAKEの注目したバンドをリリースするレーベルである。SHACHI作品は、2003年以降、元トランキ・リナライズド・レコードのMUSHAxKUSHA(高知)と共に立ち上げたUn-do レーベルの名義でリリースされている。

2010年12月23日、ENDING ROLL 渋谷CLUB QUATTROにて解散。16年の活動の幕を閉じる。 その後、2015年1月1日元旦に再始動。

2024年結成から30周年を迎え、全国35か所ツアーを発表。

概要

[編集]

タイプの異なったツインボーカルがそれぞれが作った曲を自分で歌うという珍しいスタイルをとっている。主にTAKEは初期パンクに影響されたノリのいい曲、HIDETAはポップなロックを作ることが多いが、歌詞においてはどちらの曲も、ひたすら前向きであるという共通点がある。

名前の由来

[編集]

公式サイトによると、SHACHIという名前は、という音楽シーンの中で、クジラのような大物のバンドも喰べてしまう、また、見た目は可愛くて触りやすいが、牙をむいたら怖い(外見は触りやすいが、歌詞の中身にも手を抜かない)という意味合いで付けられたという。

エピソード

[編集]
  • HIDETAとTAKEの不仲説が度々浮上するがそんな事はないらしい。
  • 解散後、また一緒にやろうと声をかけたのはTAKEであり、HIDETAはすごく嫌で最初は断ったとインタビューで語っているが、最後には「あれよあれよという間にTAKEの誘いに引き込まれていきました。」と言っている[3]
  • 1997年新宿ANTI-KNOCKで開催した第1回イベントから始まり、第30回まで行われた自主企画「Where is my Dr.Martens?」は、SHACHIオリジナル・イベントのタイトルであり、"Dr.Martens=パンク・スピリッツ"に置き換え、何度も自分たちのパンク魂を確認するという意味を持ったものである。その後、2008年に開催したライヴ1,000本目記念のワンマン・イベント「Get the Martens」を節目にして一度終止符を打ったが、再始動後の2018年1月16日、下北沢SHELTER公演の搬出時に、TAKEがステージ用に使用していたDr.Martensのブーツを紛失してしまったことがきっかけにより、10年ぶりに再び「Where is my Dr.Martens?」を復活させ、2018年7月よりワンマンツアーを行うことを発表した[4][5]

メディア

[編集]
  • 静岡県磐田市 地域みっちゃく生活情報誌®わたいろくらぶ 2018年3月号Vol.08 表紙 & INTERVIEW掲載[6]
  • FMルピナス86.0MHz番組表 2023年1月-3月号表紙(INDIES ROCK RADIO)
  • Bollocks No.073 - 2024年5月31日発売 "30GROWING UP"インタビュー掲載[7]

ラジオ

[編集]
  • INDIES ROCK RADIO - SHACHIのTAKEと篠原優依が送るインディーズバンドのためのトークバラエティ番組!毎週水曜日深夜0:00~放送(初回放送2022年6月15日)FMルピナス86.0MHz[8][9]

ディスコグラフィー

[編集]

シングル

[編集]
  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2004年01月20日 a baited cat may grow as fierce as a lion FECD-0024 Un-do Label
オリコン最高39位、登場回数5回
2nd 2010年09月02日 CURTAIN CALL FECD-0117 Un-do Label
3rd 2015年04月16日 Sail Into The New World SHACHI-0001 ※2015年4月16日の公演でのみ限定販売
4th 2018年07月01日 ヒマワリ SHACHI-0002 ※2018年7月の東名阪ワンマンツアーの会場から販売を開始
5th 2021年01月27日 LATESTPUNK FECD-0168

アルバム

[編集]
  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2004年06月02日 EAGLE FLY FECD-0035 Un-do Label
オリコン最高33位、登場回数5回
2nd 2008年07月02日 STARLAND EXPRESS FECD-0091 Un-do Label
オリコン最高165位
3rd 2009年09月02日 FINE FIELD FECD-0111 オリコン最高137位

ミニアルバム

[編集]
  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1st 2000年10月12日 power of life IFRD-0004 INFINITE RECORDS
2nd 2001年07月18日 keep my mind IFRD-0011 INFINITE RECORDS
3rd 2002年06月10日 BASE RUNNING IFRD-0025 INFINITE RECORDS
オリコン最高35位、登場回数4回
4th 2003年05月08日 Wolfist FECD-0008 Un-do Label
オリコン最高19位、登場回数7回
5th 2005年06月02日 THE PRESIC FECD-0054 Un-do Label
6th 2016年10月05日 Viva La Youth FECD-0154 Un-do Label[10]
オリコン最高121位[11]
7th 2024年04月21日 30GROWING UP FECD-0176 Un-do Label[12]
※ライブ会場、通販のみ限定販売

スプリット

[編集]
  発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
with pOOPERsCOOPERcENTRE 1999年03月28日 犬御膳 BPL-006 BLACK PEPPER LABEL
with SMASH RAID 2002年04月24日 GO OUT!! MSRK-4835 魂 KON
with GOOD 4 NOTHING 2004年12月02日 Happy Rockin' Holly Fight!! FECD-0051 Un-do Label
with MUSHA×KUSHA 2007年03月21日 Un-do 2Man Show FECD-75D Un-do Label
with Pumpkin'Bus 2007年11月 TRIBUTE SPLIT(BEATLES COVER) I wanna hold your hand 詳細不明
with SABOTEN 2008年05月28日 AFRICAN MARTENS EXCR-1004 AFRICAN RECORDS

DVD

[編集]
発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
2006年03月08日 ALL OVER JAPAN LIVE 2005 DDBZ-1017 SHACHIとGOOD 4 NOTHINGのドキュメンタリー たかだ書房
2006年08月09日 V/A ALL MIXED UP!2 ZYBV-1001 Eleven-Thirtyeight Co.,Ltd.
2007年03月21日 UN-DO TWO MAN SHOW FECD-0075D Un-do Label
2007年08月10日 Get the Dr.Martens!!-1,000th Anniversary- FECD-0080D Un-do Label[13]
2013年12月 ENDINGROLL FECD-0140D Un-do Label
2021年01月27日 LATESTPUNK DVD SHACHI-001D Un-do Label

参加作品

[編集]
発売日 タイトル 規格品番 収録曲 備考
1999年04月10日 Smile Smile EXBC-0040 BLACK PEPPER LABEL
1999年11月22日 脳味噌ドガーン! IFRD-0001 リアス式海岸レーベル
2001年04月18日 V/A JUNK IFRD-0009 DUSTBOX RECORDS
2002年04月08日 JUNK2 IFRD-22 DUSTBOX RECORDS
2002年09月18日 PUNK ROCK CAMP!! RUCI-2003 imc records
2003年03月12日 Punk JukeBox 2 SKYR-0063 オリコン最高125位、登場回数7回
2003年03月15日 THE 青春PUNK/ROCK STCR-22 オリコン最高50位、登場回数15回
2003年07月10日 GREEN DAYS KIDS-13004 オリコン最高143位、登場回数3回
2003年08月10日 歌舞伎 BPL-001 BLACK PEPPER LABEL
2004年04月28日 Un-do the right thing FECD-0030 Un-do Label
2006年08月09日 ALL MIXED UP! 2 ZYBV-1001 DVD
2007年07月11日 PUNKER SHOT 5 SKYR-0092 SKY RECORDS
2009年04月15日 ...OUT OF THIS WORLD 4 SURCD-008 オリコン初登場68位、登場回数3回
2016年7月20日 VA ONE FOR PiNE OFP-1001 JUiCY RECORDS[14]

ミュージックビデオ

[編集]
監督 曲名 備考
TAKE Gypsy
不明 孤高の花
不明 誇憧
不明 All for One
不明 never mind
HIDETA メリー・イエロー
不明 worry
不明 FORWARD
不明 スタートライン
TAKE ワンモアタイム
TAKE SINGIN' SWINGIN' ALL DEAR RUDIES [10]
不明 ヒマワリ
不明 クサルナフサグナ
不明 Deeproot

外部リンク

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ INDIES ROCK RADIO インディーズバンドのためのトークバラエティ番組!毎週水曜日 深夜24時~ FMルピナスから世界へ発信!”. INDIES ROCK RADIO. 2024年7月25日閲覧。
  2. ^ TEENS' MUSIC FESTIVAL '95 全国大会(財団法人ヤマハ音楽振興会)
  3. ^ 衝撃の復活を遂げたSHACHIのインタビュー”. 激ロック (2016年10月6日). 2016年10月19日閲覧。
  4. ^ SHACHI、自主企画"Where is my Dr.Martens?"10年ぶり復活!7月東名阪ワンマン・ツアー発表!”. 激ロック (2018年4月1日). 2018年4月3日閲覧。
  5. ^ SHACHI、自主企画『Where is my Dr.Martens?』を東名阪で開催決定”. music.jpニュース (2018年4月1日). 2018年4月3日閲覧。
  6. ^ 静岡県磐田市地域みっちゃく生活情報誌®わたいろくらぶ 表紙&INTERVIEW掲載”. わたいろくらぶ (2018年2月25日). 2018年2月28日閲覧。
  7. ^ Bollocks|PUNK ROCK ISSUE Bollocks "30GROWING UP"インタビュー掲載”. ボロックス (2024年5月31日). 2024年7月25日閲覧。
  8. ^ FMルピナスで9月14日(水)インディーズバンドのためのトークバラエティ番組『Indies Rock Radio』今回のオススメインディーズアーティスト紹介1rec.record(ワンレックレコード)”. DreamNews (2022年9月12日). 2023年2月14日閲覧。
  9. ^ ラジオ番組”INDIES ROCK RADIO”を始めました!”. takepunks not dead (2022年6月15日). 2023年2月14日閲覧。
  10. ^ a b SHACHI、新作リリース&レコ発ライブのゲスト発表”. 音楽ナタリー (2016年9月30日). 2016年10月19日閲覧。
  11. ^ SHACHI-ORICON STYLE ミュージック
  12. ^ 結成30周年を迎えたパンクロック・バンド”SHACHI”、ニュー・アルバム『30GROWING UP』4月リリース決定!全国ツアーの開催も”. パンクロイド (2024年1月31日). 2024年7月25日閲覧。
  13. ^ 人気パンク・バンド、SHACHIがライヴDVD「Get the Dr.Martens!!」を8月10日にリリース”. TOWER RECORDS ONLINEニュース (2007年7月16日). 2018年4月3日閲覧。
  14. ^ VA ONE FOR PiNE