[go: up one dir, main page]

コンテンツにスキップ

JBoss

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。CharHigh (会話 | 投稿記録) による 2013年8月2日 (金) 17:44個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (概要)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

JBoss
開発元 Red Hat
初版 1999年 (25年前) (1999)
最新版
7.1.1.Final / 2012年3月9日 (12年前) (2012-03-09)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Java
対応OS クロスプラットフォーム
種別 アプリケーションサーバ
ライセンス GNU Lesser General Public License
公式サイト http://www.jboss.com/products/platforms/application/
テンプレートを表示

JBoss(ジェイボス)とは、Java EEアプリケーションサーバ、もしくはJavaによるオープンソースソフトウェア開発コミュニティ。40以上のさまざまなプロジェクトがありJBoss.orgコミュニティによって開発、運営されている。

概要

ユーザは各ソフトウェアをJBoss.orgのWebサイトよりダウンロードして自由に使うことが出来る。ライセンスはLGPL

JBossは、Marc Fleuryらによって、1999年EJBコンテナとして開発された。初めはEJBossという名前だったが、SUNのEJBの商標との権利問題で、現在のJBossという名前に変更された。

2006年、商用LinuxベンダであるレッドハットがJBoss Inc.を買収したことにより、現在はレッドハットがJBoss Inc.の業務を引き継ぐ形でJBossプロジェクトの運営を行っている。

2007年からはRed Hatによる各種コンポーネントの組み合わせに対する保証とエンタープライズレベルでの統合品質テストを検証したJBossソフトウェアがJBoss Enterprise Middlewareとして提供されている。

オープンソースであるにもかかわらず商用サポートを受けることが出来ることと併せて、動作が他のJava EEアプリケーションサーバに比べて軽快であることから人気を博している。統合開発環境のEclipseとの連携を可能にするEclipseプラグインJBoss IDE(現在はJBoss Tools)の存在もJBossの人気を後押ししている。[要出典]

2008年2月には レッドハットから JBoss Enterprise SOA Platform として史上初のオープンソースによる本格的SOA製品群が提供され始めた。

プロジェクト

主なJBossプロジェクトとしては下記があげられる。

  • JBoss Application Server
  • JBoss Web
  • JBoss ESB
  • JBoss Messaging
  • JBoss jBPM
  • JBoss Transactions
  • JBoss Web Services
  • JBoss Tools
  • JBoss Cache
  • JGroups
  • Mobicents
  • Hibernate
  • JBoss RichFaces
  • JBoss Ajax4jsf
  • JBoss Portal
  • JBoss Seam
  • JBoss EJB3
  • JBoss AOP

導入事例

JBossは日本や世界のさまざまな企業で利用されている[1]

アメリカでは、マクドナルド、モトローラ、HP、MCI-WorldCom、Playboy.com、EA Games(Sims Online)、アメリカ政府機関、金融機関(銀行やヘッジファンド)などの企業で稼動実績がある。

注釈

  1. ^ JBoss導入事例

外部リンク