[go: up one dir, main page]

コンテンツにスキップ

diorama

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yakumo 0209 (会話 | 投稿記録) による 2020年12月11日 (金) 00:06個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (文法がおかしい)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

『diorama』
米津玄師スタジオ・アルバム
リリース
録音 2010年 - 2012年
ジャンル J-POP
オルタナティヴ・ロック
時間
レーベル BALLOOM
プロデュース 米津玄師
チャート最高順位
米津玄師 アルバム 年表
diorama
(2012年)
YANKEE
2014年
ミュージックビデオ
「ゴーゴー幽霊船」 - YouTube
「vivi」 - YouTube
「恋と病熱」 - YouTube
テンプレートを表示
映像外部リンク
『diorama』 クロスフェード

diorama』(ジオラマ)は、2012年5月16日にリリースされた、日本ミュージシャン米津玄師の1枚目のオリジナルアルバム。発売元はインディーズレーベルのBALLOOM。ハチの名義を用いてボーカロイドで楽曲制作を行ってきた米津にとって、本人名義でのデビュー作である。

背景

米津はハチとしてボーカロイドを用い、主にニコニコ動画において多数の楽曲を発表してきた。「結ンデ開イテ羅刹ト骸」「マトリョシカ」「パンダヒーロー」を始めとする楽曲は息の長い人気を得ていたが、初音ミクのポップアイコンたる性質に人気を依存している状況から脱するために、ボーカロイドを封印した本作「diorama」が制作されるに至った[1]

アルバムタイトル「diorama」とは、立体模型を表すフランス語をルーツに持つ外来語である。アルバムのジャケットワーク、イメージイラスト、ミュージックビデオのイラストレーションなどのビジュアルデザインは米津が自ら手がけており、すべてが一貫してシャープペンシルのみで描かれている[2]。ジャケットワークには、背中に一つの町を乗せたナマズが描かれており、これは江戸時代のナマズ画から踏襲されている[3]

ゴーゴー幽霊船」「vivi」「恋と病熱」はすべてイラスト動画としてリリースされた。「ゴーゴー幽霊船」は2012年3月21日iTunesで発売された。[4]「vivi」はDWANGOで2012年4月26日限定で着うたフルとして配信された。[5]

DVDが付属しており、「恋と病熱」のアニメーションミュージックビデオが収録されている。

2020年8月5日、各定額制音楽配信サービスにて配信が開始された[6]

収録曲

CD
全作曲・編曲: 米津玄師。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「街」 米津玄師
2.「ゴーゴー幽霊船」 米津玄師
3.「駄菓子屋商売」 米津玄師
4.「caribou」 米津玄師
5.「あめふり婦人」 米津玄師
6.「ディスコバルーン」 米津玄師
7.「vivi」 米津玄師
8.「トイパトリオット」 米津玄師
9.「恋と病熱」 米津玄師
10.「Black Sheep」 米津玄師
11.「乾涸びたバスひとつ」 米津玄師
12.「首なし閑古鳥」 米津玄師
13.「心像放映」 米津玄師
14.「抄本」 米津玄師
合計時間:
DVD
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「恋と病熱」(ミュージックビデオ)  

チャート

チャート 最高順位
Billboard JAPANインディーズ・アルバム&シングル・セールス・チャート「Top Independent Albums and Singles」[7] 1
オリコン週間アルバムチャート[8] 6
オリコン月間アルバムチャート 10

クレジット

  • 飴尾 – ディレクター「恋と病熱」のPV
  • うつした – ディレクター「恋と病熱」のPV
  • gaph –アートディレクション、デザイン
  • タスク – ディレクター「恋と病熱」のPV
  • 滝口“Tucky”博達 – マスタリングエンジニア
  • チョボ六 – ディレクター「恋と病熱」のPV
  • 米津玄師 – 楽器・歌詞・作曲・アレンジ・イラスト(ブックレット・PV「ゴーゴー幽霊船」「vivi」)・ミックス・ヴォーカル

[9]

発売日一覧

国/地域 リリース日 規格 ラベル コード
日本 2012年5月16日 (2012-05-16) CD+DVD Balloom DGLA-10016/B
2012年6月2日 (2012-06-02)[10] レンタルCD+DVD
世界 2012年6月8日 (2012-06-08)[11] 音楽配信

脚注

  1. ^ “米津玄師 インタビュー”. HMV&BOOKS onlineニュース (Lawson Entertainment). (2012年5月9日). https://www.hmv.co.jp/news/article/1205090012/ 2018年11月17日閲覧。 
  2. ^ “米津玄師1stアルバム「diorama」インタビュー”. 音楽ナタリー (ナターシャ). https://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi/page/2 2018年11月16日閲覧。 
  3. ^ “米津玄師『diorama』”. TOWER RECORDS ONLINE (Tower Records Japan). (2010年5月5日). https://tower.jp/article/interview/2012/05/05/TOWER342-2 2018年11月17日閲覧。 
  4. ^ ゴーゴー幽霊船 - Single”. iTunes. 2013年10月6日閲覧。
  5. ^ 4/26限定!米津玄師プレゼント企画”. Nico Nico Info. Excite News (2012年4月26日). 2013年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。September 27, 2013 2013年10月6日閲覧。
  6. ^ “米津玄師、サブスク解禁! ハチ名義の作品を含む全楽曲が聴き放題に”. PHILE WEB. (2020年8月5日). https://www.phileweb.com/sp/news/hobby/202008/05/3565.html 2020年8月5日閲覧。 
  7. ^ Top Independent Albums and Singles” (Japanese). Billboard Japan (May 28, 2012). 2013年10月6日閲覧。
  8. ^ 「diorama」 米津玄師”. Oricon. 2013年10月6日閲覧。
  9. ^ diorama (Media notes). 東京: BALLOOM. 2012. {{cite AV media notes2}}: 不明な引数|artist=は無視されます。(もしかして:|others=) (説明)
  10. ^ diorama/米津玄師”. TSUTAYA. 2013年10月6日閲覧。
  11. ^ 米津玄師アルバム「diorama」iTSで世界配信スタート”. ナタリー (2012年6月8日). 2013年10月6日閲覧。