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この項目では、日本語の音節および仮名について説明しています。漢字の部首については「子部」をご覧ください。 |
こ、コは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第2行第5段(か行お段)に位置する。清音の他、濁音(ご、ゴ)を持つ。また、話し手によっては、文節のはじめ以外で、子音が鼻音化した鼻濁音を用いる。鼻濁音は濁音と意味上の差異はない。
概要
こ に関わる諸事項
- コの字というと、片仮名のコの字形を指す。すなわち、直線を2カ所で直角に同方向に曲げた形である。
- ゴは、書体名において、ゴシック体やそれに似た書体であることを表す(ゴナ、新ゴなど)。
- "○○こ" の "こ" は小さいものを表す接尾語。古来日本から伝わった(鎌倉・室町時代あたりから、例=うんこ、ちんこ)。
- 日本の鉄道車両の記号「コ」は、
- 重量22.5t未満の小型ボギー車に分類される客車を表す。
- 貨車のうちコンテナ車を表す。
- 事業用貨車のうち衡量車(現在の検重車)を表す。
- 貨車のうち大小いくつかの大きさが存在する車種において小型の方を表す。
- 「ご」は、「お」と同様に、日本語の丁寧表現として使われる接頭辞。ご飯、ご利用などや、ご覧になる、といった表現など。
関連項目