FIFAの新しい会長にインファンティノUEFA事務局長が選ばれる
表示
【2016年2月27日】
2016年2月26日にFIFA(国際サッカー連盟)の会長選が行われ、欧州サッカー連盟のインファンティノ事務局長(en:Gianni Infantino)がほかの4人の候補を抑え、初めての当選を果たした[1]。
この会長選は1回目の投票において、当選に必要となる3分の2の票を獲得できなかったため、2回目の投票でインファンティノ氏が必要な過半数を獲得、インファンティノ氏が初めての当選を果たし、会長の座を手にした[1]。
新しく会長になったインファンティノ氏は、スピーチの中で「ここにいる全員とFIFAの新たな時代を作るために働きたい。世界のサッカーは悲しい時間と危機に直面したがそれは終わりだ。透明性と経営力を向上させて再建をすすめ、このスポーツを前進させていきたい」と決意を新たにした[2]。
インファンティノ氏は本職が弁護士で、2000年に欧州サッカー連盟に入り、その後、2009年に欧州サッカー連盟の事務局長に就任し、今回の会長選ではこのインファンティノ氏の擁立を欧州サッカー連盟が決定し、立候補していた[1]。
また、2月26日に行われたFIFAの総会では任期制限の導入や理事会の再編などを盛り込んだ規約の改正を決定、今後は、この45歳のFIFAの新しい会長であるインファンティノ氏が組織改革を推し進め、FIFAの建て直しができるかが焦点となっている[3]。
情報源
[編集]- ↑ 1.0 1.1 1.2 チューリヒ=原克彦 『FIFA新会長に欧州連盟のインファンティノ氏』 — 日本経済新聞社, 2016年2月27日
- ↑ 『FIFA新会長にインファンティーノ氏』 — 日本放送協会, 2016年2月27日
- ↑ 『45歳弁護士インファンティノ氏をFIFA会長選出』 — 日刊スポーツ, 2016年2月27日